中古車販売店で滅多にお目にかかれない、スズキのスペーシアカスタムZ。
通常のスペーシアと比べて高級感があり、軽自動車では見たこともないような迫力があります。
スペーシアカスタムZは、スズキがかつて販売していたスペーシアシリーズの中でも、特に個性的で限られた期間のみ登場した特別仕様車です。
販売台数が少なく、市場でも希少性が高いため、購入を検討する方にとって慎重な情報収集が求められるでしょう。
そこで本記事では、スペーシアカスタムZの魅力や特徴、注意点などを徹底的に解説しています。
販売当時の背景や装備内容、ユーザー評価、中古で選ぶ際のポイントまで幅広くカバーしているので、購入を検討中の方にとって役立つ情報が満載です。
スペーシアカスタムZのことが気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
- スペーシアカスタムZの希少性と魅力が理解できる
- 他モデルとの違いが明確になり選びやすくなる
- 中古購入時のチェックポイントがわかる
- 自分に合うモデルかどうか判断できる
なぜスペーシアカスタムZは希少なのか考察

スズキ・スペーシアカスタムZは、一部の車好きや中古車市場で「希少モデル」として知られています。
なぜここまで珍しいとされるのか、その理由を詳しく探っていきましょう。
- スペーシアカスタムZが希少だと言われる理由
- スペーシアカスタムZの主な装備
- スペーシアカスタムZハイブリッドの特徴
- スペーシアカスタムZのユーザー評価
- スペーシアカスタムZが生産終了した理由は?
- スペーシアカスタムZターボの見分け方は?
スペーシアカスタムZが希少だと言われる理由
スペーシアカスタムZが「希少車」と呼ばれる背景には、いくつかの具体的な要因があります。
そのどれもが、クルマ選びで個性や価値を重視する人にとって魅力となるでしょう。
販売期間が短い
スペーシアカスタムZは2016年12月から2017年12月という、わずか1年間しか販売されていませんでした。
多くの軽自動車が数年単位で販売される中、これは極めて短い期間です。
短期間の販売だったことで、流通している車両の数が限られており、中古市場でも見かける機会は少なめです。
「知る人ぞ知るモデル」となっており、それが逆に魅力と感じる人も少なくありません。
販売台数が少ない
販売期間が短かっただけでなく、スペーシアカスタムZは販売台数自体も控えめでした。
一部のディーラーでは入荷すらなかった地域もあり、全国的に流通数が限られていたのです。
多くの台数が市場に出なかったことで、今では「探してもなかなか出会えない」存在になっています。
この希少性が、マニアやこだわり派の購入意欲をかき立てる理由のひとつです。
個性的なデザイン
スペーシアカスタムZは、当時のスズキ車の中でも特にインパクトのあるフロントマスクが特徴でした。
縦型に伸びたグリルや力強いラインのデザインは、一般的な軽自動車とは一線を画しています。
その個性ゆえに好みが分かれ、万人受けしなかったことが結果的に販売台数の少なさにもつながりました。
しかし、他と違うものを求める人にとっては大きな魅力となります。
モデルチェンジの影響
スペーシアカスタムZが販売終了となった大きな理由のひとつが、スペーシアのフルモデルチェンジです。
2017年に次世代モデルのスペーシアが登場し、それに伴ってZのラインナップが整理されました。
短命に終わった理由がネガティブな要因ではないため、性能や品質に疑問を持つ必要はありません。
むしろタイミングの問題で惜しまれつつ終了したことが、希少価値を高めています。
中古市場で高値
スペーシアカスタムZは現在、中古市場でも比較的高値で取引されています。
これは台数が少なく、状態の良い車両が限られているためです。
特に人気のカラーやターボ仕様、低走行距離のものはプレミア価格が付くこともあります。
「普通の軽とは違う」価値を理解する人に選ばれている証といえるでしょう。
スペーシアカスタムZの主な装備

スペーシアカスタムZは、見た目の迫力だけでなく、使い勝手や安全面でも魅力的な装備がそろっています。
日常の運転を快適にし、所有する満足感を高めてくれるポイントを紹介します。
ブラックメッキバックドアガーニッシュ
リアビューに高級感を与えるブラックメッキ仕様のバックドアガーニッシュは、カスタムZならではの特別な装備です。
シンプルなボディカラーに映えるブラックのアクセントが、全体の引き締まった印象を演出します。
上質さと個性を両立したデザインで、後ろ姿にも手を抜かないこだわりが感じられます。
両側パワースライドドア
スペーシアカスタムZには、両側に電動のスライドドアが標準装備されています。
ボタンひとつで開閉できるため、買い物帰りで手がふさがっているときや、子どもを乗せる場面でもとても便利です。
狭い駐車場でもドアの開け閉めに困ることが少なく、実用性の高さが魅力です。
LEDフロントフォグランプ
暗い道や悪天候時でも安心して運転できる、LEDフロントフォグランプを装備。
明るく広範囲を照らしてくれるため、夜間や雨の日の視認性を大きく高めてくれます。
デザイン面でもシャープな印象を与え、フロントマスクをより引き締めてくれる存在です。
14インチアルミホイール
足元にはスタイリッシュな14インチのアルミホイールを採用しています。
※カスタムターボZだと15インチタイヤ&アルミホイールになります。
軽やかでスポーティーな印象を与えるデザインは、全体のバランスをより引き立ててくれます。
スチールホイールに比べて軽量で、燃費の向上や乗り心地にも好影響を与える実用的な装備です。
防眩式ルームミラー
夜間走行時に後続車のライトがまぶしく感じる場面を防ぐ「防眩式ルームミラー」も搭載。
自動で反射を調整してくれるため、ドライバーの目の負担を軽減し、安全な運転をサポートします。
細かい部分ですが、快適さを左右する大切な装備といえます。
スペーシアカスタムZハイブリッドの特徴

スペーシアカスタムZは、ハイブリッドシステムを搭載したことで燃費性能が高く、静かで快適な走行を実現しています。
ガソリン車とは異なる魅力を持ち、日々の運転がより楽しく、経済的になるような工夫が随所に詰め込まれています。
マイルドハイブリッド搭載
スペーシアカスタムZには、Sエネチャージの名称で「マイルドハイブリッド」が備わっています。
これは、ガソリンエンジンに加えて、モーター機能付きの発電機(ISG)がエンジンをアシストする仕組みです。
発進や加速時にモーターがサポートしてくれるため、燃費の向上や静かな走りに貢献します。
フルハイブリッドほど複雑ではなく、手軽にハイブリッドの良さを実感できるのが特徴です。
発進がスムーズで静か
マイルドハイブリッドの恩恵により、発進時の動きがとてもスムーズです。
信号待ちからのスタートでも、エンジン音が控えめで、静かに走り出します。
加速時もギクシャク感がなく、軽自動車とは思えないほどの上質な乗り心地を感じられます。
渋滞や街中での頻繁な発進・停止がストレスになりにくく、毎日の運転が快適になります。
バッテリー残量が見える
スペーシアカスタムZは、ハイブリッドシステムのバッテリー残量をメーター内で確認することができます。
これにより、モーターのアシスト状況や回生ブレーキの効果などが視覚的にわかりやすくなっています。
エネルギーの流れが見えることで、エコドライブの意識が高まり、自然と燃費の良い運転につながります。
クルマと対話しているような感覚を楽しめるのも、ハイブリッド車ならではの魅力です。
維持費が安くて扱いやすい
マイルドハイブリッドは、構造がシンプルでバッテリーも小型なため、整備費用や維持費が比較的安く済みます。
燃費が良いためガソリン代の節約にもなり、長く乗るほどその恩恵を実感できます。
また、エンジンとモーターの連携が自然なので、運転の仕方を変える必要もなく、誰でも扱いやすいのが魅力です。
初めてハイブリッド車に乗る人にも安心しておすすめできます。
ターボモデルにも設定あり
スペーシアカスタムZには、マイルドハイブリッドに加え、力強い走りができるターボモデルも用意されています。
高速道路での合流や坂道の走行でも余裕のある加速が可能で、パワー不足を感じることがありません。
それでいてハイブリッドならではの低燃費も実現しているため、性能と経済性のバランスが取れた一台です。
走りを重視する人にも満足できる、隠れた実力派モデルと言えるでしょう。
スペーシアカスタムZのユーザー評価

スペーシアカスタムZは希少性だけでなく、実際に所有しているユーザーの評価でも注目を集めています。
実際の声からは、このモデルが持つ魅力と課題の両面が浮き彫りになります。
良い評価
スペーシアカスタムZのユーザーからは、外観のデザインに対する高い評価が特に目立ちます。
フロントマスクの迫力や個性的なルックスに惹かれて購入を決めたという声が多く、「他の軽と差がつく」「かっこよくて所有感がある」と好評です。
また、装備の充実ぶりにも満足している人が多く、クルーズコントロールやLEDライト、電動スライドドアなど、軽とは思えない装備に感動する声も聞かれます。
ハイブリッドの静かでスムーズな走行性能や、燃費の良さを挙げる人も多く、日常の足としての使い勝手も非常に良いと評価されています。
「長く乗り続けたい」「他の車に乗り換える気がしない」といった声もあり、愛着を持って大事にされている車であることがよくわかります。
辛口評価
一方で、辛口な意見もいくつか見られます。
最も多いのは、乗り心地の硬さやロードノイズの大きさに関する指摘です。
特に荒れた路面では振動を拾いやすく、静粛性を期待していた人にとっては気になる点となっているようです。
また、ターボモデルでないグレードでは加速力に物足りなさを感じるという声もあり、高速道路での走行時にパワー不足を実感する人もいます。
収納スペースの使い勝手や、細かい部分の質感に対して「価格の割にチープ」と感じる人も少なくありません。
全体としては満足度が高いものの、あくまで軽自動車としての限界を理解した上で選ぶ必要があるというリアルな意見が目立ちます。
スペーシアカスタムZが生産終了した理由は?

スペーシアカスタムZは、2016年12月に登場しながらも、わずか約1年後の2017年12月には生産が終了しました。
その背景には、スズキがスペーシアシリーズ全体をフルモデルチェンジしたという事情があります。
新型スペーシアはプラットフォームの刷新により軽量化や安全性能が向上し、より高効率なハイブリッド技術も導入されました。
これにより、旧型であるカスタムZは役割を終え、新型モデルにバトンタッチする形となったのです。
また、カスタムZは「スペーシアカスタム」の派生モデルだったため、もともと期間限定の販売が想定されていた可能性もあります。
結果的に、販売台数が限られたことが希少価値につながり、今では知る人ぞ知るレアな存在となっています。
スペーシアカスタムZターボの見分け方は?

スペーシアカスタムZには、自然吸気(NA)モデルとターボモデルの2種類が存在しています。
パッと見では違いがわかりにくいのですが、いくつかのポイントで見分けることができます。
まず、外観でのわかりやすい特徴としては「ターボ」エンブレムの有無が挙げられます。
リアゲート付近に「T」マークや「TURBO」の表示があることが多く、それが目印になります。
また、内装に目を向けると、ターボモデルにはパドルシフトが装備されているケースがあり、スポーティな走りを意識した装備が加えられています。
走行性能も明らかに違い、アクセルを踏み込んだときの加速力が大きく、坂道や高速道路でも力強く走れるのが特徴です。
スペーシアカスタムZは希少?賢い選び方

スペーシアカスタムZは、ただ珍しいだけでなく「選ぶ理由のある1台」です。
ここでは、標準モデルとの違いや、カスタムZがどんな人に向いているのかを詳しく解説します。
希少だからといって安易に選ぶのではなく、自分に合った価値あるクルマかどうかを見極めていきましょう。
- 標準のスペーシアとカスタムZの違いを知る
- スペーシアカスタムZが向いている人
- スペーシアカスタムZにおすすめの内装パーツ
- スペーシアカスタムZを中古で買うポイント
- スペーシアカスタムZの買取相場はどのくらい?
- スペーシアカスタムZは希少だと思った話
標準のスペーシアとカスタムZの違いを知る
スペーシアカスタムZは、通常のスペーシアとは異なるコンセプトで作られた特別なモデルです。
その違いを知ることで、自分に本当に合ったクルマ選びができるようになります。
デザイン
スペーシアカスタムZの最大の特徴の一つが、そのフロントマスクです。
標準のスペーシアが丸みのある親しみやすいデザインなのに対し、カスタムZは直線を基調としたシャープで精悍なフロントフェイスが特徴です。
メッキパーツも多く使われており、より高級感や男性的な印象を与える仕上がりになっています。
見た目にこだわりたい人には、大きな魅力となるポイントです。
内装の質感
カスタムZは、内装にもこだわりが見られます。
ダークカラーを基調としたインテリアで、標準モデルよりも落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
シート表皮やインパネまわりの素材感も、質感の高いものが使われており、大人向けの空間づくりが徹底されています。
運転席に座った瞬間に感じる「ちょっと上質な軽自動車」としての違いが、所有感を満たしてくれます。
装備の充実度
装備面でも、スペーシアカスタムZは一歩リードしています。
LEDヘッドライト、両側電動スライドドア、クルーズコントロール、シートヒーターなど、快適性と安全性を高める機能が標準で搭載されていることが多いです。
同年代の軽自動車と比較しても、装備の充実ぶりはトップクラスといえます。
中古車であっても、装備がしっかりしているため、買ってすぐに満足できる仕様になっています。
価格帯
新車当時の価格は、標準のスペーシアよりもやや高めに設定されていました。
その分装備や質感に違いがあるため、価格差にはしっかりと理由があります。
中古車市場でも、状態の良いスペーシアカスタムZは高値で取引される傾向があり、人気と希少性のバランスが取れた価格帯と言えるでしょう。
コスパよりも「満足度」を重視した選び方が求められます。
ターゲット層
標準のスペーシアはファミリー向けの柔らかいデザインが特徴ですが、カスタムZはどちらかというと大人の男性を意識したモデルです。
スタイリッシュな外観と上質な内装、そして充実した装備は、「軽でもこだわりたい」というユーザーにぴったりです。
特に30代〜50代の男性ユーザーからの支持が高く、実用性だけでなく、所有する満足感を求める人に向いています。
スペーシアカスタムZが向いている人

スペーシアカスタムZは、ただの軽自動車では満足できない人にこそおすすめです。
特に、個性や快適性、経済性を重視する人にとっては、非常に魅力的な選択肢となります。
ここでは、どんな人にこの車がぴったりなのか、具体的に紹介していきます。
他人と被らない車に乗りたい人
スペーシアカスタムZは販売期間が短かったこともあり、街中で見かける機会が少ないモデルです。
そのため、周りと同じ車に乗りたくないという人には大きなメリットとなります。
個性的でスタイリッシュなフロントフェイスは、一目で他とは違う存在感を放ちます。
「人と違うクルマに乗りたい」「目立ちすぎずに個性を出したい」といったニーズにしっかり応えてくれます。
軽でも高級感を求める人
スペーシアカスタムZは、内外装ともに高級感のある仕上がりが魅力です。
メッキパーツやLEDヘッドライト、落ち着いたカラーのインテリアなど、全体的に上質な印象を受けます。
「軽だからチープ」というイメージを覆すほどの質感があり、ドライバーに特別な満足感を与えてくれます。
軽自動車でもラグジュアリーな雰囲気を楽しみたい人には最適な1台です。
燃費と実用性を両立させたい人
スペーシアカスタムZは、マイルドハイブリッドを採用しており、軽自動車の中でも燃費性能に優れています。
日常の買い物や通勤などでの使用において、ガソリン代を抑えつつも快適な走りを楽しめる点が特徴です。
さらに、スライドドアや広い室内空間など、ファミリーカーとしての使いやすさも備えています。
燃費も良くて、実用性も高い。そんな両立を求める人にぴったりです。
中古でも充実した車がほしい人
中古車選びで重視したいのは、「価格以上の満足感」です。
スペーシアカスタムZは、発売当初から装備が充実していたため、中古でも便利な機能がしっかり揃っています。
例えば、両側電動スライドドアやシートヒーター、クルーズコントロールなど、快適装備が標準で搭載されているケースが多いです。
中古でも妥協したくない人にとって、価格と価値のバランスが非常に良いモデルです。
長く乗ることを前提に選びたい人
スペーシアカスタムZは、設計自体がしっかりしており、長期間の使用にも十分耐えられる信頼性を持っています。
ハイブリッド技術により燃費も抑えられるため、長く乗っても維持費がかさみにくいのが魅力です。
また、デザインや装備に古さを感じさせにくいため、年数が経っても満足して乗り続けられる1台です。
「一度買ったら長く使いたい」と考える人には、理想的な軽自動車と言えるでしょう。
スペーシアカスタムZにおすすめの内装パーツ

スペーシアカスタムZは元々の内装も質感が高く魅力的ですが、内装パーツを追加することでさらに快適性や高級感をアップさせることができます。
今回は、特におすすめしたい5つのパーツをご紹介します。
毎日のドライブをもっと楽しく、快適にするためのアイテムばかりです。
シートカバー
シートカバーは、見た目の印象を大きく変えるだけでなく、シートの保護にも役立ちます。
スペーシアカスタムZに合う本革調や高品質なファブリック製のカバーを選べば、高級感がさらに増します。
小さなお子さんがいる家庭や、ペットを乗せることがある人にとっても、汚れ防止の観点から非常に有効です。
簡単に取り付けられるタイプも多く、手軽にドレスアップできるアイテムです。
フロアマット
車内の足元をしっかり守るフロアマットも、内装の印象を左右する重要なパーツです。
スペーシアカスタムZ専用設計のフロアマットを選べば、フィット感も抜群でズレにくく快適に使えます。
汚れや水分を吸収してくれる素材のものや、防水タイプなど用途に合わせて選べる点も魅力です。
デザイン性の高いものを選べば、室内空間の印象がグッと引き締まります。
ハンドルカバー
ハンドルカバーは、手に触れる部分の質感を高め、運転の快適性にも直結するアイテムです。
レザー調やステッチ入りのものを選べば、見た目にも高級感があり、内装全体の雰囲気がワンランクアップします。
また、夏は熱くなりすぎず、冬は冷たくなりにくい素材のものを選ぶことで、季節を問わず快適にハンドル操作が可能です。
手軽に交換できるのも嬉しいポイントです。
LEDルームランプ
ルームランプをLEDに交換すると、室内の明るさが一気に変わります。
白くシャープな光で、夜間でも見やすく、車内の印象も現代的になります。
純正の電球よりも消費電力が少なく、長寿命なのもLEDの大きなメリットです。
ドレスアップ目的だけでなく、実用性を重視する人にもおすすめのカスタムポイントです。
コンソールボックス
軽自動車は収納スペースが限られがちですが、コンソールボックスを追加することで収納力が一気にアップします。
小物やスマホ、ドリンクなどをすっきり整理でき、車内のごちゃつきを防げます。
肘置きとしても使えるタイプを選べば、長距離ドライブでの快適性も向上します。
スペーシアカスタムZ専用のデザインなら、内装との一体感も損なわずスマートに設置できます。
スペーシアカスタムZを中古で買うポイント

スペーシアカスタムZを中古で購入する際は、ただ安さだけに目を向けるのではなく、長く安心して乗るためのチェックポイントを押さえることが大切です。
ここでは、後悔しないために確認しておきたい5つのポイントを解説します。
購入前に一度確認しておくことで、満足度の高い1台に出会える確率がグッと高まります。
年式と型式を確認
スペーシアカスタムZは、2016年12月から2017年12月までのわずか1年間しか販売されていません。
そのため、中古市場ではこの期間に該当する年式の車両のみが対象になります。
また、型式が「MK42S」となっているかも確認しておきましょう。
年式や型式を正しく把握しておくことで、装備や仕様の違い、流通している台数などの背景を理解しやすくなります。
内装・装備の確認
スペーシアカスタムZは装備が充実していることで知られていますが、中古車の場合はグレードやオプションによって内容が異なることがあります。
シートヒーターや両側電動スライドドア、クルーズコントロールなどがしっかり備わっているか、実車を見て確認しましょう。
また、内装の状態も重要なポイントです。
目立つ汚れや傷がないか、前オーナーの使い方の痕跡が残っていないかなどを丁寧にチェックしましょう。
走行距離に注目
走行距離は中古車のコンディションを見極める大事な指標です。
スペーシアカスタムZは比較的新しい車種なので、平均的には3万km~6万km程度のものが多く出回っています。
ただし、年式に対して走行距離が極端に少ない場合や多すぎる場合は、使用状況や整備履歴をよく確認することが必要です。
定期的なオイル交換や点検がされていれば、10万km近い車両でも安心して乗れるケースもあります。
修復歴の有無
中古車選びで最も注意すべき点のひとつが「修復歴の有無」です。
スペーシアカスタムZのような軽自動車でも、事故車やフレームにダメージがある車両は避けるべきです。
購入前には必ず車両情報を確認し、信頼できる販売店で整備記録や点検履歴をチェックしましょう。
軽微な修理なら問題ない場合もありますが、走行性能や安全性に影響が出るレベルの修復歴は大きなリスクとなります。
相場と希少性を比較
スペーシアカスタムZは流通台数が少ないため、他の軽自動車と比べて価格が高めに設定されていることもあります。
そのため、「この価格が妥当か?」を判断するには、相場と希少性のバランスを見ることが大切です。
年式・装備・走行距離などが条件に合っていれば、多少高くても価値ある買い物になります。
複数の車両を比較しながら、自分にとっての納得感を持てる価格帯を見極めましょう。
スペーシアカスタムZの買取相場はどのくらい?

スペーシアカスタムZの買取相場は、年式やグレード、走行距離、そして車両の状態によって大きく変動します。
しかし、一般的に中古市場での流通量が少なく希少性が高いため、同年式の軽自動車と比べても高値が付きやすい傾向にあります。
おおよその目安として、走行距離が少ないターボモデルの場合、80万円〜110万円前後での買取事例もあるようです。
NAモデルでも状態が良ければ60万円以上になるケースもあり、年式の割に価値が落ちにくいのが特徴です。
特に、フルノーマルで大きな傷や修復歴がない車両は、買取店や中古車業者からの評価が高くなります。
スペーシアカスタムZを手放す際には、複数の業者で査定を比較するのがおすすめです。
スペーシアカスタムZは希少だと思った話

筆者がスペーシアカスタムZに初めて出会ったのは、外出先での中古車販売店でした。
暇つぶしに立ち寄っただけのつもりが、ひときわ存在感のある1台が目に留まったのです。
店員に話を聞いてみると、「スペーシアカスタムZ」という特別仕様車で、販売期間が1年ほどと非常に短く、中古市場でもめったに出回らない希少なモデルだということがわかりました。
確かにデザインも独特で、フロントマスクの迫力や高級感のある内装が、他の軽とは一線を画していました。
ただ、あまりにレアな存在ゆえに「ちょっと試乗してみようかな」という気軽な気持ちでは動けず、話を聞いただけでその日は帰ることに。
自宅に帰ってからカーセンサーで検索すると、数十台しかヒットしません。
本当に希少な車であり、試しに乗せてもらえばよかったと後悔しました。
それでも、あの独特のスタイルと希少性が強く印象に残り、「もし次に出会う機会があれば、今度は試乗したい」と思った次第です。
スペーシアカスタムZは希少の総括
記事のポイントをまとめます。
- スペーシアカスタムZは販売期間が1年と非常に短い
- 中古市場での流通台数が少なく希少性が高い
- フロントデザインが独特で存在感がある
- 主な装備にLEDヘッドライトや電動スライドドアを搭載
- マイルドハイブリッド搭載で低燃費と快適性を両立
- ターボモデルもありパワーと燃費のバランスが良い
- 生産終了はモデル統合によるもので品質問題ではない
- 他人と被りたくないユーザーに特に人気
- 中古で購入する際は年式・装備・修復歴の確認が重要
- カスタムパーツで内装を自分好みにアレンジ可能

