運転中や駐車時に、サイドミラーから「ウィーン…」「ガガガ…」と異音がしていませんか?
ミラーを調整したり折りたたんだりするたびに異音が続くと、故障の前兆ではないかと心配になりますよね。
サイドミラーのモーター音が気になっても、「どこを修理すればいいのかわからない」「費用がどれくらいかかるのか不安」といった理由で、そのままにしてしまう人は多いです。
しかし、異音の原因によってはモーターや配線のトラブルが関係しており、最悪の場合、ミラーが動かなくなったり、バッテリーに負担をかけたりすることもあります。
そこで本記事では、サイドミラーのモーター音の主な原因と、それを止めるための具体的な対処法を詳しく解説します。
軽自動車を含む幅広い車種に対応した内容となっているため、ご自身の愛車に当てはまる対策がきっと見つかるはずです。
サイドミラーの異音が気になる場合は、早めに原因を突き止め、適切な対策を講じましょう。
- サイドミラーのモーター音の原因と対処法が分かる
- 自分でできるメンテナンス方法を具体的に学べる
- 修理や交換にかかる費用の目安を把握できる
- 修理を依頼すべきタイミングや選択肢を理解できる
サイドミラーのモーター音を止める状況

サイドミラーから発生するモーター音は、気になりだすと運転中もストレスになるものです。
特に、軽自動車は静粛性が高く、異音が目立ちやすい傾向があります。
モーター音の原因を特定し、適切に対処することで快適なドライブが可能になります。
ここでは、サイドミラーのモーター音が発生する原因を詳しく解説します。
- サイドミラーからモーター音がする原因
- サイドミラーのモーター音が空回りする原因
- サイドミラーの異音を放置するリスク
- サイドミラーのモーター音がうるさいのは故障?
- サイドミラーのモーター音はヒューズ交換で直る?
- サイドミラー開閉時にガタガタ音がするのはなぜ?
サイドミラーからモーター音がする原因
サイドミラーから聞こえるモーター音には、さまざまな要因が考えられます。
一般的には、ミラーの調整機構や折りたたみ機能に関連したモーターの作動音ですが、異常が発生している場合もあります。
ここでは、主な原因を詳しく見ていきましょう。
ミラー調整モーターの作動音
サイドミラーの角度を調整する際、内部にある小型モーターが作動します。
このモーターが正常に動いている場合でも、ウィーンという作動音が発生することがあります。
特に、古い車両や使用頻度の高いミラーでは、ギアの摩耗や潤滑不足によって音が大きくなることがあります。
ただし、調整後すぐに音が止まる場合は故障ではなく正常な動作音です。
もし調整していないのに異音が続く場合は、スイッチの誤作動や配線トラブルの可能性も考えられます。
ミラーモーターの劣化や故障
長年使用していると、ミラー内部のモーターが劣化し、異音を発することがあります。
特に、モーター内部のギアが摩耗すると、ギシギシとした音が発生することがあります。
また、内部の配線が劣化すると電圧が安定せず、モーターの動作が不安定になり、異音の原因になります。
こうした場合は、ミラーユニットごと交換することで解決できますが、修理費用がかかるため早めの診断が重要です。
折りたたみモーターの異常
電動格納式のサイドミラーを備えた車両では、折りたたみ機能を担当するモーターにも異常が発生することがあります。
スムーズに動かず、ガタガタと振動する場合や、作動音が普段よりも大きくなる場合は、内部のギアやモーターに問題がある可能性が高いです。
特に寒冷地では、低温や凍結によってモーターの動作が鈍くなり、異音が発生しやすくなります。
頻繁に異常音がする場合は、ミラーの可動部をチェックし、必要に応じて修理や交換を検討しましょう。
ミラー可動部の詰まりや凍結
サイドミラーの可動部には、小さなゴミやホコリが溜まりやすく、それが原因で異音が発生することがあります。
また、冬場に水分が凍結すると、モーターに負荷がかかり通常よりも大きな音がすることがあります。
可動部の詰まりが疑われる場合は、ミラーの隙間を掃除し、凍結が原因の場合は温水や解氷スプレーを使用することで解決できます。
定期的な清掃を心がけることで、異音を防ぐことが可能です。
スイッチの故障や誤作動
サイドミラーの調整スイッチが故障していると、意図しないタイミングでモーターが動き続けることがあります。
スイッチ内部の接触不良が原因で、ミラーが動かないのにモーター音だけが鳴り続けることもあります。
また、配線のショートや断線によって、スイッチが正常に作動しない場合もあります。
こうした場合は、スイッチの交換や配線の修理が必要になります。早めに異常を特定し、適切な対応を行うことが重要です。
サイドミラーのモーター音が空回りする原因

サイドミラーのモーター音が聞こえるのに、ミラーが正常に動かない場合は「空回り」が発生している可能性があります。
空回りは、モーター自体は作動しているものの、力が伝わらずミラーが動かない状態を指します。
この症状はギアの摩耗や異物の詰まり、配線トラブルなど、さまざまな原因によって引き起こされます。
ここでは、空回りの主な原因を詳しく解説します。
ギアの摩耗や破損
サイドミラーのモーターは、小型のギアを使って動作を制御しています。
しかし、長年の使用や頻繁な開閉により、ギアが摩耗したり破損したりすることがあります。
特にプラスチック製のギアは劣化しやすく、削れたり欠けたりすると、モーターが回転しても力が伝わらず、ミラーが動かなくなります。
ギアの摩耗が進むと、カラカラとした異音が発生し、やがて完全に動かなくなることもあります。
この場合、ギアの交換が必要になりますが、部品単体での交換が難しい場合は、ミラーユニットごと交換するのが一般的です。
モーターのトルク不足
モーターには一定のトルク(回転する力)が必要ですが、経年劣化や電圧の低下によってトルクが不足すると、ミラーを動かせなくなることがあります。
特に寒冷地では、低温の影響でモーターの性能が落ち、一時的にトルク不足が発生しやすくなります。
また、長年使用したモーターは内部の磁力が弱まり、回転力が落ちることもあります。
トルク不足が原因の場合は、バッテリーの状態を確認し、必要に応じてモーターを交換することで解決できます。
ミラーのズレや外れ
サイドミラーは、可動部のわずかなズレによって空回りを引き起こすことがあります。
例えば、強風や衝撃でミラーがわずかに外れると、モーターが正常に作動してもミラーが動かなくなることがあります。
また、ミラー内部の固定部品が緩んでいる場合も、回転力がうまく伝わらず、空回りのような症状が発生します。
この場合は、一度ミラーを手で軽く押し込んで正しい位置に戻すか、固定部品を締め直すことで改善することがあります。
異物詰まりや凍結
ミラーの可動部にホコリや砂、小さなゴミが溜まると、ギアやモーターの動きを妨げることがあります。
特に、長期間メンテナンスをしていない車では、内部に異物が蓄積しやすくなります。
また、冬場には水分が凍結してミラーが固まり、モーターが回転してもミラーが動かないことがあります。
異物が原因の場合は、ミラーの隙間を掃除し、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
凍結が原因の場合は、温水や解氷スプレーを使って氷を溶かすことで解決できます。
配線の断線や接触不良
サイドミラーのモーターは、電源供給を受けて作動していますが、配線が断線していたり接触不良を起こしていたりすると、十分な電力が供給されず空回りすることがあります。
特に、振動や経年劣化によって配線の接続部分が緩んでいる場合、モーターが不安定になり、異音が発生することがあります。
この場合は、配線の状態を確認し、必要に応じて修理や交換を行うことで問題を解決できます。
サイドミラーの異音を放置するリスク

サイドミラーのモーター音が気になっていても、「動いているから大丈夫」と放置してしまうと、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
異音は車の不調のサインであり、早めに対処しなければ修理費が高額になるだけでなく、安全性にも影響を及ぼすことがあります。
ここでは、サイドミラーの異音を放置することで起こりうるリスクについて詳しく解説します。
モーターの完全故障
異音の原因がモーターの劣化やギアの摩耗である場合、そのまま使用を続けることで負荷がかかり、最終的にはモーターが完全に故障してしまう可能性があります。
モーターが動かなくなると、サイドミラーの調整や格納ができなくなり、走行時の視界確保が難しくなります。
特に、車庫入れや狭い道路での運転に支障をきたし、安全性が低下する恐れがあります。
異音が発生した時点で早めに点検・修理を行うことで、完全故障を防ぐことができます。
バッテリー上がりのリスク
サイドミラーのモーターに異常があると、スイッチがオフの状態でも電力を消費し続けることがあります。
特に、配線のショートやスイッチの誤作動が原因でモーターが動き続けると、不要な電力消費が発生し、バッテリーの消耗が早まります。
最悪の場合、バッテリー上がりを引き起こし、エンジンがかからなくなることもあります。
出先でバッテリーが上がると、JAFを呼ぶ手間や修理費がかかるため、異音が発生したら早めに点検することが大切です。
走行中の安全性低下
サイドミラーは車線変更や駐車時に周囲の状況を確認する重要な装備です。
しかし、モーターの異常によってミラーが正しく動作しないと、適切な視界が確保できず、事故のリスクが高まります。
例えば、ミラーの角度がずれて調整できない場合、後方確認が困難になり、追突や接触事故を引き起こす可能性があります。
異音が発生している場合は、早めに原因を特定し、修理を行うことが安全運転につながります。
配線ショートによる車両火災
モーターの異常が配線トラブルによるものである場合、ショートが発生して車両火災につながる危険性があります。
特に、古い車両や長期間メンテナンスをしていない場合、配線の被覆が劣化し、ショートしやすくなります。
配線がショートすると、発熱によって車内のプラスチック部分が溶けたり、最悪の場合、発火することもあります。
異音が続く場合は単なるモーターの劣化ではなく、電気系統の問題も疑い、速やかに点検を受けることが重要です。
修理費や交換費用の増加
異音の原因を放置すると、部品の摩耗や故障が進行し、結果的に修理費用が高額になるケースが多くなります。
例えば、初期の段階であれば簡単な調整や部品交換で済んだものが、放置することでモーターやギアが完全に破損し、ミラーユニット全体の交換が必要になることがあります。
また、異音の原因が配線トラブルの場合、修理が複雑になり工賃が高額になることもあります。
異音が発生したら早めに対処することで、余計な出費を防ぐことができます。
サイドミラーのモーター音がうるさいのは故障?

サイドミラーのモーター音が通常よりも大きくなった場合、必ずしも故障とは限りません。
まず考えられるのは、モーターの経年劣化や潤滑不足です。
サイドミラーの調整や折りたたみ機能には小型のモーターが使われており、使用回数が増えると内部のギアやベアリングが摩耗し、動作音が大きくなることがあります。
また、ホコリや汚れが可動部に溜まると、摩擦が増えて異音の原因になります。
冬場には低温の影響で潤滑剤が固まり、通常よりも大きな作動音がすることもあります。
これらのケースでは、ミラーの可動部を掃除したり、潤滑スプレーを使うことで改善できる可能性があります。
しかし、キーを抜いてもモーター音が止まらない場合や、異常な振動を伴う場合は、スイッチの誤作動や配線のショートが原因となっている可能性が高く、修理が必要です。
異音が続く場合は早めに点検し、必要に応じて部品の交換を検討しましょう。
サイドミラーのモーター音はヒューズ交換で直る?

サイドミラーのモーター音が鳴り続ける場合、ヒューズ交換で直る可能性はありますが、根本的な解決にはならないことが多いです。
ヒューズは電気の過剰な流れを防ぐ安全装置であり、サイドミラーのモーターに問題がある場合でも、直接的な原因とは限りません。
ただし、ヒューズが切れているとモーターが正常に作動せず、異音が発生することがあります。
この場合、車のヒューズボックスを確認し、該当するヒューズを交換することで改善するか試してみるとよいでしょう。
しかし、ヒューズが頻繁に切れる場合は、配線のショートやモーターの過負荷が原因になっている可能性があります。
このような場合、単にヒューズを交換するだけでは再発するため、電気系統の点検やモーターの修理を行う必要があります。
ヒューズ交換を試しても症状が改善しない場合は、専門の修理工場で診てもらうことをおすすめします。
サイドミラー開閉時にガタガタ音がするのはなぜ?

サイドミラーを開閉する際にガタガタとした異音がする場合、いくつかの原因が考えられます。
まず、内部のギアの摩耗や破損が挙げられます。
ミラーの折りたたみ機能は小型のギアを使って動作していますが、長年の使用によってギアが削れたり、歯が欠けたりすると、スムーズに動かずガタつくことがあります。
次に、ミラーの可動部に異物が詰まっている可能性もあります。
砂やホコリ、氷が可動部分に入り込むと、通常よりも抵抗が増し、ガタガタとした異音の原因になります。
特に冬場は凍結によって可動部が固まりやすく、無理に動かそうとするとモーターやギアに負担がかかります。
また、ミラーの固定部分が緩んでいると、開閉時に振動が発生し、異音が生じることがあります。
この場合は、一度ミラーを手で押し込んでしっかり固定されているか確認し、ネジやボルトが緩んでいる場合は締め直すと改善することがあります。
原因が不明な場合は、無理に動かさず、早めに修理を検討するのが安全です。
サイドミラーのモーター音を止める対処法

サイドミラーのモーター音が気になる場合、原因に応じた適切な対処を行うことで解決できる可能性があります。
異音の原因が軽度なものなら、自分で簡単に直せる場合もありますし、重度の故障なら修理や交換が必要になることもあります。
ここでは、サイドミラーの異音を止めるための具体的な対処法を紹介します。
- サイドミラーの異音の直し方
- サイドミラーのモーター音を修理する費用は?
- サイドミラーのモーター交換費用はどのらくい?
- ワゴンRのモーター音を止めるには?
- オートバックスでモーター音を止めてもらうのもあり
- サイドミラーのモーター音に困った体験談
サイドミラーの異音の直し方
サイドミラーの異音は、必ずしも故障とは限りません。
簡単なメンテナンスや調整を行うことで、異音を解消できる場合もあります。
ここでは、手軽に試せる対処法をいくつか紹介します。
ミラーを何度か動かす
サイドミラーのモーター音が異常に大きくなったり、動作がスムーズでなくなった場合、ミラーを何度か動かしてみるのが有効です。
ミラーの可動部分にゴミやホコリが溜まっていると、動作がスムーズにいかず、異音が発生することがあります。
手動またはスイッチでミラーを開閉することで、詰まりが解消される場合があります。
ただし、異音が激しくなる場合や動きが鈍いままの場合は、無理に動かさず、次のステップに進むことをおすすめします。
ミラーの隙間を掃除する
サイドミラーの可動部にゴミやホコリが溜まると、異音の原因になります。
特に、砂ぼこりが入り込んでいる場合、ギアやモーターに負担をかけ、動作時に異音を発生させることがあります。
ミラーの隙間をエアダスターや細いブラシを使って掃除すると、スムーズに動くようになることがあります。
また、濡れた布で外側を拭き取り、汚れの蓄積を防ぐことも効果的です。
定期的な掃除を心がけることで、異音の発生を未然に防ぐことができます。
潤滑スプレーを使う
可動部の摩擦が原因で異音が発生している場合、潤滑スプレーを使用することで改善できることがあります。
特に、寒い季節や長期間ミラーを動かしていない場合、潤滑不足が原因でギアの動きが悪くなり、異音が発生しやすくなります。
シリコンスプレーや専用の潤滑剤を可動部分に軽く吹きかけることで、スムーズな動作を取り戻せる可能性があります。
ただし、電子部品にかからないよう注意しながら、適量を使用することが重要です。
ヒューズを抜いてリセットする
サイドミラーのモーターが誤作動している場合、一度ヒューズを抜いてリセットすることで異音が解消されることがあります。
車のヒューズボックスを確認し、サイドミラーに関連するヒューズを取り外して数分待った後、再度装着することでシステムがリセットされ、正常に動作する可能性があります。
ただし、ヒューズが頻繁に切れる場合や、再装着後も異音が続く場合は、モーターや配線に問題がある可能性が高いため、専門業者に相談することをおすすめします。
ミラーモーターを交換する
上記の方法を試しても異音が解消されない場合、ミラーモーター自体の故障が原因である可能性があります。
特に、モーターの劣化やギアの摩耗が進行している場合、根本的な解決策としてミラーモーターの交換が必要になります。
交換作業は車種によって難易度が異なりますが、自分でできる場合もあれば、専門の修理業者に依頼する必要がある場合もあります。
費用は部品代と工賃を含めて1万円〜3万円程度が相場ですが、ディーラーで交換する場合はもう少し高額になることもあります。
異音が続く場合は早めに点検し、必要に応じて交換を検討しましょう。
サイドミラーのモーター音を修理する費用は?

サイドミラーのモーター音を修理する費用は、原因や修理方法によって異なります。
軽度な異音であれば、潤滑スプレーを使用するだけで解決することもあり、その場合の費用は1,000円程度で済みます。
しかし、スイッチや配線の接触不良が原因の場合、修理には5,000円〜15,000円ほどかかることが一般的です。
さらに、モーター自体が故障している場合は、部品の交換が必要になり、修理費用が大幅に上がる可能性があります。
また、修理を依頼する場所によっても費用は変わります。
ディーラーでの修理は信頼性が高いものの工賃が高めで、カー用品店や整備工場では比較的安く修理できる場合があります。
修理の必要があるかどうかを判断するためにも、まずは点検を受けることをおすすめします。
サイドミラーのモーター交換費用はどのくらい?

サイドミラーのモーターを交換する場合の費用は、車種や修理を依頼する場所によって異なります。
一般的に、部品代だけで5,000円〜20,000円ほどかかり、これに工賃が加わると、総額で10,000円〜30,000円程度になることが多いです。
軽自動車や一般的なコンパクトカーであれば比較的安価に交換できますが、高級車や輸入車の場合は専用部品が必要になり、費用が高額になるケースもあります。
また、ディーラーでの交換は純正部品を使用するため費用が高くなりがちですが、カー用品店や整備工場では社外品を使用することでコストを抑えられる場合があります。
異音が続く場合は、早めに修理を検討し、見積もりを取ることが重要です。
ワゴンRのモーター音を止めるには?

ワゴンRのサイドミラーから発生するモーター音を止めるには、まず原因を特定することが重要です。
ワゴンRは軽自動車の中でも人気のある車種であり、多くのオーナーがサイドミラーの異音に悩まされることがあります。
まず、ミラーの可動部分にホコリやゴミが溜まっていないかを確認し、エアダスターやブラシで掃除を行いましょう。
それでも異音が続く場合は、シリコンスプレーなどの潤滑剤を使用すると、ギアの摩擦が減少し、スムーズな動作を取り戻せる可能性があります。
さらに、ミラーの開閉を何度か繰り返して動作を安定させるのも効果的です。
それでも解決しない場合は、ヒューズを抜いてシステムをリセットする方法もあります。
ただし、モーター自体の劣化やギアの摩耗が原因の場合、最終的にはモーター交換が必要になる可能性もあります。
ワゴンRの部品は比較的入手しやすく、修理費用も抑えられる傾向にあるため、異音が続く場合は早めに修理や交換を検討するとよいでしょう。
オートバックスでモーター音を止めてもらうのもあり

サイドミラーのモーター音が気になる場合、カー用品店のオートバックスで点検・修理を依頼するのも一つの選択肢です。
オートバックスでは、サイドミラーの異音に対して簡単なメンテナンスから部品交換まで対応してくれる店舗が多く、ディーラーよりも比較的リーズナブルな価格で修理ができる場合があります。
例えば、潤滑スプレーを使用した調整や、ヒューズの点検、配線の確認など、基本的な点検作業は数千円程度で済むことが多いです。
一方で、モーター自体が故障している場合、部品交換が必要になるため、費用が1万円以上かかるケースもあります。
オートバックスでは店舗ごとに対応が異なるため、事前に電話などで相談し、対応可能かどうかを確認することをおすすめします。
特に、すぐに修理したい場合やディーラーに持ち込む時間がない場合は、オートバックスの利用を検討するとよいでしょう。
サイドミラーのモーター音に困った体験談

ある日、仕事帰りに車に乗り込んでサイドミラーを調整しようとしたとき、「ウィーン…」という妙な音が聞こえてきました。
最初は「こんな音だったかな?」と思いながらも気にせず運転していましたが、ミラーを動かすたびに音が大きくなるような気がしてきたのです。
特にドアミラーを格納するときは「ガガガ…」と異常な音が響き、明らかに何かがおかしいと感じました。
次の休日、ミラーをじっくり観察すると、開閉時にスムーズに動かず、途中で引っかかるような感覚があります。
ネットで調べてみると、潤滑スプレーを使うと改善する場合があるとのことだったので、さっそく試してみました。
シリコンスプレーをミラーの可動部に吹きかけてから何度か動かしてみると、最初よりはスムーズになったものの、完全に異音が消えることはありません。
最終的に、ディーラーで点検してもらったところ、モーターの劣化が原因であることが判明。
結局、モーター交換をすることになり、痛い出費になりました。
予想外の出費でしたが、ストレスなくミラーを動かせるようになり、安心して運転できるようになりました。
サイドミラーのモーター音を止めるの総括
記事のポイントをまとめます。
- サイドミラーのモーター音は経年劣化や異物の詰まりが原因で発生する
- 異音を放置するとモーターの完全故障やバッテリー負荷につながる
- ミラー調整時や開閉時に異音がする場合は早めの点検が必要
- 潤滑スプレーの使用やミラーの可動部清掃で改善することがある
- ヒューズのリセットでモーターの動作が正常に戻る場合もある
- モーターのトルク不足やギアの摩耗が空回り音の原因になることが多い
- オートバックスでは簡単な点検や修理が手軽な価格で受けられる
- ワゴンRを含む軽自動車は比較的安価にモーター交換が可能
- 修理費用は症状によって異なり、交換の場合は1万円以上かかる
- 異音を感じたら自分でできる対処法を試し、早めの修理を検討する