オイルエレメント交換は必要ない?リスクと重要性を深堀り解説

オイルエレメントを交換するべき? お役立ち情報
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ディーラーでオイルエレメントの交換を勧められても、「本当に必要なのか」と迷うことはありませんか?

費用や手間を考えると、つい後回しにしてしまいたくなる気持ちもよくわかります。

しかし、特に不具合を感じないからといって放置していると、思わぬトラブルを招く可能性もあります。

そこで本記事では、オイルエレメントの基本的な役割から、交換しないことで起こりうるリスク、そして適切な交換タイミングまでをわかりやすく解説していきます。

さらに、交換をしない人の意見や、交換が必要とされる具体的な状況についても取り上げていますので、納得のうえで判断できるようになります。

メンテナンスのコストを抑えつつ、愛車を長く快適に乗り続けるためのヒントが満載です。

オイルエレメントの交換をすべきかどうか迷っている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

記事のポイント
  • オイルエレメント交換の必要性と理由が明確になる
  • 適切な交換タイミングや目安を理解できる
  • 交換しないリスクとその影響を把握できる
  • 自分で交換する手順と道具を知ることができる
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  1. オイルエレメント交換は必要ないのか考察
    1. 車のオイルエレメントとは
    2. オイルエレメント交換が必要ない人の意見
      1. オイル交換と同時に済む
      2. 交換費用や手間がもったいない
      3. 交換サイクルが長いと思っている
      4. オイル品質が良くなったと信じている
      5. 走行距離が少ないから必要ない
    3. オイルエレメントを交換しないリスク
      1. エンジン内部の汚れが蓄積する
      2. エンジンの性能が低下する
      3. 燃費が悪化する
      4. エンジンの寿命が短くなる
      5. 最終的な修理費用が高くなる
    4. オイルエレメント交換のタイミング
      1. オイル交換時に一緒に交換
      2. 約5,000~10,000kmごとに交換
      3. メーカーの推奨交換時期を守る
      4. オイルが汚れたと感じたとき
      5. 長距離走行後にチェックする
    5. オイルエレメント交換を自分で行う方法
      1. 必要な道具を揃える
      2. エンジンを温める
      3. オイルパンをセットしてオイルを抜く
      4. 古いオイルエレメントを取り外す
      5. 新しいエレメントを取り付けてオイルを注ぐ
  2. オイルエレメント交換は必要ないかの気になる点
    1. オイルエレメントの交換時期が過ぎたらどうなる?
    2. オイルエレメント交換を2年に1回では駄目?
    3. オイルエレメント交換を3回に1回でも大丈夫?
    4. オイルエレメント交換費用の相場はどのくらい?
    5. オイルエレメントの交換距離目安は?
    6. 軽自動車だとオイルエレメントの交換時期も変わる?
    7. 購入してから一度もエレメント交換しないとどうなる?
    8. オイルエレメント交換で苦労した体験談
    9. オイルエレメント交換は必要ないの総括

オイルエレメント交換は必要ないのか考察

オイルエレメント交換は必要ないのか考察

「オイルエレメントは交換しなくても大丈夫」と思っていませんか?

実際、交換のタイミングや必要性には意見が分かれるところです。

この記事では、オイルエレメントの役割や交換の重要性について、わかりやすく解説します。

  • 車のオイルエレメントとは
  • オイルエレメント交換が必要ない人の意見
  • オイルエレメントを交換しないリスク
  • オイルエレメント交換のタイミング
  • オイルエレメント交換を自分で行う方法
  • オイルエレメント交換で苦労した体験談

車のオイルエレメントとは

オイルエレメントとは、エンジンオイルの中に含まれるゴミや金属片、汚れを取り除くフィルターのことです。

エンジンの内部は金属同士がこすれ合うため、どうしても摩耗による小さな金属くずや燃焼によるカスが発生します。

こうした汚れがオイルに混ざったまま循環すると、エンジンの調子が悪くなり、最悪の場合は故障の原因にもなります。

そこで活躍するのがオイルエレメントです。

フィルターとして働き、エンジンオイルを常にきれいな状態に保ちます。

新品のオイルを入れても、オイルエレメントが古いままだと、すぐに汚れてしまい、オイル本来の働きができなくなることもあります。

だからこそ、オイル交換だけでなく、オイルエレメントの状態にも目を向けることが大切なのです。

オイルエレメント交換が必要ない人の意見

オイルエレメント交換が必要ない人の意見

オイルエレメントの交換については、ディーラーや整備士からすすめられても「本当に今、必要なのか?」と疑問に感じる人も少なくありません。

ここでは「交換は必要ない」と考える人たちの主な理由を紹介します。

オイル交換と同時に済む

「どうせオイルを交換するなら、エレメントも一緒にやればいい」という考え方をする人もいます。

確かに、オイル交換時に同時に作業すれば、時間も手間も一度で済むため効率的です。

そのため、あえてエレメントだけを別のタイミングで交換する必要はないという意見になります。

特に軽自動車の場合、交換作業自体が比較的シンプルで費用もそこまで高くないため、次のオイル交換のタイミングまで待つという選択をする人もいるのです。

交換費用や手間がもったいない

オイルエレメントの交換にかかる費用や手間を「もったいない」と感じる人もいます。

実際、エレメントの部品代は1,000円前後、工賃を含めても数千円ですが、これが定期的にかかるとなると負担に感じることもあります。

また、自分で交換できない場合は車を預ける必要があり、時間も取られてしまいます。

そうしたコストや手間を考えると、「今はまだ必要ない」「次回でいい」と判断するケースがあるのです。

交換サイクルが長いと思っている

「オイルエレメントはそんなに頻繁に交換しなくてもいい」と考える人も多いです。

中には、エレメントは2回に1回、もしくはそれ以上の頻度でいいと信じている人もいます。

実際、エレメントの寿命はオイルより長いという情報もあるため、それを根拠に交換を先延ばしにすることがあります。

ただし、使用環境や走行距離によって汚れ具合は異なるため、一概に長持ちするとは限らないのが現実です。

オイル品質が良くなったと信じている

「最近のエンジンオイルは性能がいいから、フィルター交換なんて不要では?」と考える人もいます。

現代の高性能オイルは汚れにくく、酸化しにくいものが増えています。

そのため、オイル自体が劣化しにくい分、エレメントの汚れも少ないと判断し、交換を省略しても問題ないと思い込むケースがあります。

しかし、どれだけオイルの質が良くても、エンジン内で発生する不純物までは防げないことを理解する必要があります。

走行距離が少ないから必要ない

「普段あまり車に乗らないから、エレメントはまだきれいなはず」と思っている人も多いです。

特に近所の買い物や週末の短距離運転が中心の場合、走行距離が年間数千キロに満たないこともあります。

こうした状況では、「エレメントが汚れるほど使っていない」という判断をして、交換を見送る傾向があります。

しかし、車は走らなくてもエンジンをかけるだけで汚れが出るため、距離だけでは判断できないのが実際のところです。

オイルエレメントを交換しないリスク

オイルエレメントを交換しないリスク

「交換しなくても今のところ問題ないから大丈夫」と思っていると、思わぬトラブルを招く可能性があります。

オイルエレメントを交換しないまま放置すると、エンジンにさまざまな悪影響が出てしまいます。

以下でそのリスクについて詳しく解説します。

エンジン内部の汚れが蓄積する

オイルエレメントが古くなり、ろ過能力が落ちると、エンジン内部に不純物やゴミがどんどん溜まっていきます。

金属くずやカーボン、ホコリなどがエンジン内部を循環し続けることで、部品同士が余計に摩耗したり、油路が詰まったりする危険があります。

一見目立たない変化ですが、じわじわとエンジンの健康をむしばんでいくため、早めの対応が重要です。

エンジンの性能が低下する

汚れたオイルが循環する状態が続くと、エンジンの動きがスムーズでなくなり、本来のパワーやトルクが発揮されにくくなります。

加速が鈍くなったり、エンジン音が大きくなったりといった違和感を覚えるかもしれません。

特に軽自動車は排気量が小さいため、エンジン性能の変化が体感しやすく、少しの劣化でも運転に支障が出る可能性があります。

燃費が悪化する

オイルが汚れているとエンジンの抵抗が増え、効率よく動かなくなります。

その結果、燃料消費が増えてしまい、燃費が落ちてしまうのです。

「ガソリン代が最近高くなったな」と感じたとき、実はオイルエレメントの劣化が影響していることもあります。

こまめに交換しておけば防げるだけに、見過ごせないポイントです。

エンジンの寿命が短くなる

オイルエレメントを交換しない状態が続くと、エンジンに常に負担がかかる状態になります。

これが長期間続くと、部品の摩耗が進み、最終的にはエンジン自体の寿命が短くなってしまいます。

エンジンは車の心臓とも言える存在です。

しっかりメンテナンスしていれば10年以上持つものですが、手入れを怠ると早期に不具合を起こしてしまう可能性もあるのです。

最終的な修理費用が高くなる

エレメント交換を怠ることで生じたエンジントラブルを修理するには、多額の費用がかかることがあります。

たとえばエンジン内部の清掃や部品交換、ひどい場合にはエンジン載せ替えという高額修理が必要になることも。

数千円のエレメント交換を惜しんだ結果、数十万円の出費になることも珍しくありません。

長期的に見れば、定期的な交換のほうが断然コストを抑えられるのです。

オイルエレメント交換のタイミング

オイルエレメント交換のタイミング

「いつオイルエレメントを交換すればいいの?」と迷う方は多いはずです。

エンジンの状態を保つためには、適切なタイミングでの交換が欠かせません。

ここでは、エレメントを交換すべき代表的なタイミングを紹介します。

オイル交換時に一緒に交換

最も一般的でおすすめなのが、エンジンオイルを交換するタイミングで、オイルエレメントも一緒に交換する方法です。

オイルだけを新しくしても、古いエレメントを使い続けるとすぐに汚れてしまいます。

せっかくの新しいオイルが無駄になる可能性もあるため、両方同時に交換することで、エンジンをきれいな状態に保てます。

作業も一度で済むため、整備の効率も良くなります。

約5,000~10,000kmごとに交換

走行距離を目安にするなら、5,000kmから10,000kmごとの交換が一般的な基準です。

この範囲内であれば、エンジン内の汚れも過度にたまることなく、オイルとエレメントの性能を保つことができます。

ただし、使用環境や車種によっては劣化が早まることもあるため、自分の運転スタイルに合わせて判断することが大切です。

特に軽自動車の場合、エンジンの負担が大きくなりやすいため、早めの交換が安心です。

メーカーの推奨交換時期を守る

もっとも確実な目安は、自動車メーカーや車種ごとに設定されている推奨交換時期を守ることです。

取扱説明書には、オイルエレメントの適正な交換タイミングが明記されているので、まずはそれを確認しましょう。

メーカーの基準は、膨大なテスト結果をもとに決められているため信頼性が高く、車の寿命を延ばすうえでも重要な指針となります。

オイルが汚れたと感じたとき

オイルの色やにおいが気になったときも、エレメント交換を考えるべきタイミングです。

本来のエンジンオイルは透明な琥珀色をしていますが、使っていくうちに黒く濁り、粘り気や焦げたようなにおいが出てくることがあります。

これはエレメントが汚れをろ過しきれず、オイルに不純物が混ざっている証拠です。

このような変化に気づいたら、すぐに点検・交換を検討しましょう。

長距離走行後にチェックする

高速道路を使った旅行や、長時間の運転をしたあとも、オイルエレメントの状態を確認する良いタイミングです。

長距離を走るとエンジンの負担が増え、オイルも多く循環するため、エレメントのろ過能力が一気に落ちる可能性があります。

特に高温状態での運転が続いた場合は、オイルの劣化も早まるため、帰宅後や数日以内に一度チェックしておくと安心です。

オイルエレメント交換を自分で行う方法

オイルエレメント交換を自分で行う方法

車のメンテナンスに少しでも興味があるなら、オイルエレメントの交換は自分でもチャレンジできる作業です。

手順さえ守ればそれほど難しくありません。

ここでは、必要な準備から交換の流れまで、初心者にもわかりやすく説明します。

必要な道具を揃える

まずは交換に必要な道具を用意してください。

主に必要なのは、以下の5つです。

  • オイルフィルターレンチ(エレメントを外す専用工具)
  • 新しいオイルエレメント
  • エンジンオイル
  • オイルパン(古いオイルを受ける容器)
  • 軍手やウエス(手や車体を汚さないため)

これらはカー用品店やホームセンターで購入できます。

車種によってエレメントの形状が違うため、適合品かどうか必ず確認しましょう。

エンジンを温める

冷えたエンジンではオイルが粘って抜けにくくなるため、作業前に5〜10分ほどアイドリングしてエンジンを温めておきましょう。

これにより、オイルが柔らかくなりスムーズに排出されます。

ただし、エンジンが熱くなりすぎると火傷の原因になるので、温めすぎには注意してください。

軽く温まった状態がベストです。

オイルパンをセットしてオイルを抜く

車の下にもぐり、オイルパンの下に受け皿(オイルパン)をセットします。

次に、ドレンボルト(オイルを抜くための栓)をスパナで緩めて外すと、エンジンオイルが勢いよく流れ出ます。

このとき、手や服にオイルがかからないように注意しましょう。

すべて抜けきるまで数分ほど放置します。古いオイルは自治体のルールに従って処分してください。

古いオイルエレメントを取り外す

オイルが抜けきったら、次に古いエレメントを外します。

オイルフィルターレンチを使って反時計回りに回せば、比較的簡単に外せます。

ただし、手が滑りやすくなっているため、軍手や滑り止め付き手袋を着用するのがおすすめです。

エレメントを外したあと、取り付け部のゴムパッキンが残っていないか確認しましょう。

残っていると新しいエレメントがうまく装着できません。

新しいエレメントを取り付けてオイルを注ぐ

新しいエレメントを取り付ける前に、ゴムパッキン部分に新しいオイルを軽く塗っておくと、密着性が良くなり外れにくくなります。

手でしっかり締めたら、ドレンボルトも元通り締めておきます。

その後、新しいエンジンオイルを上から注ぎ入れます。

オイル量は車種によって異なるので、取扱説明書を確認して適量を注いでください。

最後にエンジンをかけ、オイル漏れがないかをチェックすれば完了です。

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オイルエレメント交換は必要ないかの気になる点

オイルエレメント交換は必要ないかの気になる点

「本当にオイルエレメントってそんなに頻繁に交換しなきゃいけないの?」と感じる方も多いはずです。

ここでは、交換時期が遅れた場合の影響や、間隔を空けすぎたときのリスクについて詳しく解説します。

交換の必要性に納得できるよう、よくある疑問を一つひとつ丁寧に解き明かしていきます。

  • オイルエレメントの交換時期が過ぎたらどうなる?
  • オイルエレメント交換を2年に1回では駄目?
  • オイルエレメント交換を3回に1回でも大丈夫?
  • オイルエレメント交換費用の相場はどのくらい?
  • オイルエレメントの交換距離目安は?
  • 軽自動車だとオイルエレメントの交換時期も変わる?
  • 購入してから一度もエレメント交換しないとどうなる?

オイルエレメントの交換時期が過ぎたらどうなる?

オイルエレメントの交換時期を過ぎても、すぐに車が動かなくなるわけではありません。

しかし、目に見えないところでエンジン内部の汚れは着実に蓄積していきます。

エレメントが汚れきると、ろ過能力が落ち、オイルがエンジン内の金属くずやカーボンなどの不純物を含んだまま循環し続けることになります。

これにより、エンジンの摩耗が進み、燃費が悪化したり、エンジン音がうるさくなったりすることも。

最終的にはエンジンの性能低下や故障につながるため、推奨時期を守ることが大切です。

交換のタイミングを軽視すると、結果的に高額な修理費用を払う羽目になる可能性もあります。

オイルエレメント交換を2年に1回では駄目?

オイルエレメント交換を2年に1回では駄目?

2年に1回という交換ペースは、一般的な使用状況ではかなり間隔が空きすぎています。

車にあまり乗らない方でも、オイルは時間とともに劣化していきますし、それに合わせてエレメントも汚れやすくなります。

特に短距離走行が多い場合、エンジンは温まりきらず、不完全燃焼による汚れが多く発生するため、かえってエレメントへの負担が増します。

そのため、たとえ年間走行距離が少なくても、最低でも1年に1回、またはオイル交換のタイミングに合わせてエレメントも交換するのが安心です。

「あまり走ってないから大丈夫」と油断して放置すると、知らぬ間にエンジン内部がダメージを受けている可能性があるのです。

オイルエレメント交換を3回に1回でも大丈夫?

オイルエレメント交換を3回に1回でも大丈夫?

「オイル交換のたびにエレメントも交換するのはもったいない」と感じて、3回に1回だけ交換している方もいるかもしれません。

確かに一見すると合理的な方法に思えるかもしれませんが、実際にはおすすめできません。

なぜなら、新しいオイルを入れても、汚れたエレメントがそのオイルをすぐに再汚染してしまい、オイルの効果が半減してしまうからです。

結果としてエンジン内部の保護性能が落ち、摩耗や不調を招きやすくなります。

エレメントは部品としては安価なうえ、交換作業もオイルと同時に行えば効率的です。

コストパフォーマンスとエンジン保護の両面を考えると、毎回交換する方が長期的には得策だと言えるでしょう。

オイルエレメント交換費用の相場はどのくらい?

オイルエレメント交換費用の相場はどのくらい?

オイルエレメントの交換にかかる費用は、部品代と工賃を合わせておおよそ1,500円〜3,000円程度が一般的です。

部品代はエレメントの種類や車種によって異なり、軽自動車用であれば1,000円前後と比較的安価です。

工賃はディーラーや整備工場で若干異なりますが、1,000円〜2,000円程度が相場です。

オイル交換と同時に頼むと、まとめて作業してくれるため工賃が割安になるケースもあります。

自分で交換すれば部品代だけで済みますが、工具や廃油処理の手間を考えると、プロに任せた方が安心という人も多いでしょう。

頻繁にかかるコストではないため、エンジン保護のためにも惜しまないのが賢明です。

オイルエレメントの交換距離目安は?

オイルエレメントの交換距離目安は?

オイルエレメントの交換目安は、おおよそ5,000km〜10,000kmごととされています。

これは車の使い方やエンジンの種類、オイルの種類によっても変わってきます。

たとえば、街乗りが中心で短距離を頻繁に走るような使い方をしている場合、エンジン内部の汚れが溜まりやすいため、より短いスパンでの交換が望ましいとされます。

一方、高速道路を中心に長距離を安定して走るような場合は、やや長めのサイクルでも問題ないことも。

とはいえ、安全を考えればオイル交換と同じタイミングでの交換がベストです。

エンジンを長持ちさせるには、走行距離に応じた定期的な点検と交換が重要です。

軽自動車だとオイルエレメントの交換時期も変わる?

軽自動車だとオイルエレメントの交換時期も変わる?

軽自動車も普通車と同様に、定期的なオイルエレメントの交換が必要です。

むしろ軽自動車はエンジンの排気量が小さく、エンジンにかかる負荷が大きくなりやすいため、エレメントの汚れも進行しやすい傾向があります。

街乗りが中心で信号の多いルートをよく走る人は、エンジンの始動・停止が頻繁で汚れが溜まりやすくなるため注意が必要です。

そのため、軽自動車こそオイル交換のタイミングでエレメントもセットで交換するのが理想的です。

車種によってはエレメントのサイズが小さいため、ろ過能力も限られています。

長持ちさせたいなら、交換時期を甘く見ないことが大切です。

購入してから一度もエレメント交換しないとどうなる?

購入してから一度もエレメント交換しないとどうなる?

新車購入から一度もオイルエレメントを交換していないと、エンジン内部には徐々に不純物が溜まっていきます。

オイルのろ過機能が働かなくなると、金属片やカーボンなどがオイル内に混ざったまま循環し、エンジンの摩耗を加速させます。

その結果、エンジン音が大きくなったり、加速が鈍くなったりと性能が落ち始めるでしょう。

最悪の場合、内部部品が破損し、高額な修理が必要になることもあります。

「まだ大丈夫」と放置していると、気付かないうちにエンジンが深刻なダメージを受けている可能性があるのです。

購入後は定期的なメンテナンスを欠かさず行い、エンジンを良好な状態に保つことが大切です。

オイルエレメント交換で苦労した体験談

オイルエレメント交換で苦労した体験談

筆者がはじめてオイルエレメントの交換に挑戦したのは、軽自動車を購入して2年目のことでした。

ディーラーに頼むと費用がかさむと思い、自分で交換しようと決意。

しかし、いざ作業を始めてみると、思っていた以上にエレメントが固く締まっており、レンチを使ってもびくともしません。

手が汚れるのを気にせず格闘すること30分、ようやく外せたときは達成感より疲労感が勝っていました。

さらに、新しいエレメントの取り付け角度がわからず、焦って何度もやり直す羽目に。

最終的にはなんとか完了しましたが、時間も手間も想像以上。

それ以降は、費用はかかってもプロに任せた方が安心だと実感しています。

自分でやるのは簡単そうで、意外と難しい作業でした。

オイルエレメント交換は必要ないの総括

記事のポイントをまとめます。

  • オイルエレメントはエンジン内部を清潔に保つ重要な部品
  • 交換を怠るとエンジン性能が低下し、燃費も悪化する
  • 走行距離が少なくても汚れは蓄積されるため油断は禁物
  • オイルエレメントはオイル交換と同時の交換が推奨される
  • 約5,000〜10,000kmごとが一般的な交換目安
  • 軽自動車はエンジン負荷が大きく交換頻度に注意が必要
  • 交換費用は1,500〜3,000円程度でコスパは高い
  • 自分での交換は可能だが慣れないと苦労することがある
  • メーカーの推奨交換時期を守ることが長持ちの秘訣
  • 交換を怠ると高額な修理費につながるリスクがある
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