ナンバーフレームはいらない？なぜつける？必要性を徹底分析

ナンバーフレームをつけるべきか、つけないべきか、悩んでいませんか？

愛車のナンバープレートを保護し、見た目を引き締めるためにつける人もいれば、「不要では？」と考える人もいます。

実際、ネット上でも賛否が分かれており、どちらが正解なのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではナンバーフレームの必要性について詳しく考察し、つける派・つけない派の意見を比較しながら、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

ナンバーフレームが必要なのか不要なのかは、単なる好みの問題ではありません。

車検基準やメンテナンスの手間、コストなど、さまざまな要素を考慮する必要があるのです。

ナンバーフレームをつけるかどうかで悩んでいるなら、ぜひ最後までお読みください。

おすすめのナンバーフレーム5選

ナンバーフレームはいらない？必要性を考察

車のナンバープレートを装飾したり保護したりするために使われる「ナンバーフレーム」。

しかし、実際に装着するべきかどうかは意見が分かれています。

本記事では、ナンバーフレームの役割や賛否両論について掘り下げ、必要性を考察します。

ナンバーフレームとは

ナンバーフレームとは、自動車のナンバープレートの周囲を囲むフレーム状のパーツのことです。

主に金属製や樹脂製のものがあり、車のデザインを引き立てたり、ナンバープレートを保護したりする目的で使用されます。

メーカー純正のものから、カー用品店で購入できる社外品まで、さまざまなデザインや機能を持つナンバーフレームが販売されています。

特に、メッキ加工が施されたものやカーボン調のデザインのものは、高級感を演出するために人気があります。

一方で、シンプルなデザインのフレームはナンバープレートを目立たせず、すっきりとした印象を与えます。

ナンバーフレームを装着することで、ナンバープレートの角が傷つくのを防げるというメリットもありますが、一部のデザインは車検に適合しない可能性があるため、購入時には注意が必要です。

ナンバーフレームをつける派の意見

ナンバーフレームを装着するメリットを感じている人たちの意見を紹介します。

車の保護やデザイン性向上など、さまざまな理由から装着を推奨する声があるのです。

それぞれの主張を詳しく見ていきましょう。

車を傷や汚れから守りたい

ナンバープレートは道路を走行している間に泥はねやホコリ、飛び石などの影響を受けることがあります。

特に前後のバンパー周辺は汚れやすいため、ナンバーフレームを取り付けることで、プレート自体を保護できるのがメリットです。

また、洗車時にナンバープレートの縁に汚れが溜まりやすいですが、フレームがあることで掃除がしやすくなるという利点もあります。

ナンバープレートの見た目を長くきれいに保ちたい人には、ナンバーフレームの装着が有効です。

車検の基準を満たしたい

車検では、ナンバープレートの視認性が厳しくチェックされます。

特にプレートの表示が隠れたり、角度が変わると車検に通らない可能性があります。

そのため、車検対応のナンバーフレームを選ぶことで、基準を満たしながら装着できるのです。

また、一部のナンバーフレームには封印部分に対応したデザインがあり、後付けの際にも問題なく使用できます。

適切なフレームを選べば、車検時のトラブルを回避できるでしょう。

デザインの一部として

ナンバーフレームは、車のデザインを引き締めるアクセントとして活用できます。

特に高級車では、ディーラー純正のメッキフレームやカーボン調のフレームを装着することで、より洗練された印象を与えることが可能です。

また、スポーティーな車種では、フレームを付けることでフロント・リアのデザインに統一感を持たせることができます。

ナンバープレート単体では味気ないと感じる人にとって、ナンバーフレームは手軽にドレスアップできるアイテムといえるでしょう。

ナンバーの視認性向上

ナンバープレートの視認性を向上させるために、ナンバーフレームを活用するケースもあります。

特にフレームに反射素材や視認性を高めるデザインが施されているものは、夜間や悪天候時にナンバーが見やすくなる効果が期待できます。

警察の取り締まりや監視カメラでの識別にも影響を与える可能性があるため、安全性を重視する人にとっては重要なポイントになるでしょう。

視認性を考慮したフレームを選べば、より安心して運転できる環境を整えることができます。

ナンバープレートの安定性

ナンバープレートは通常、車体にネジで固定されていますが、振動や衝撃によってわずかに揺れることがあります。

特にオフロード走行をする場合や、車の振動が大きい車種では、ナンバープレートのぐらつきを防ぐためにフレームが役立ちます。

また、ナンバープレートがしっかり固定されることで、走行中の異音防止にもつながります。

ナンバー周りの安定性を求めるドライバーにとっては、ナンバーフレームの装着が有効な対策となるでしょう。

ナンバーフレームをつけない派の意見

ナンバーフレームを装着しないほうが良いと考える人も多くいます。

フレームなしの方がスッキリとした見た目になる、コストがかからない、メンテナンスの手間が省けるなど、さまざまな理由が挙げられます。

ここでは、ナンバーフレームをつけない派の意見について詳しく見ていきましょう。

つけると見た目が変わる

ナンバーフレートは車のデザインの一部であり、フレームを付けることでその印象が変わると感じる人もいます。

特に、車のボディカラーと異なるフレームを取り付けると、違和感を覚える場合があります。

また、メーカーが設計したオリジナルの外観を損なわないために、余計な装飾を加えたくないと考える人も少なくありません。

シンプルな見た目を重視するドライバーにとって、ナンバーフレームは不要なアイテムと捉えられることが多いのです。

必要性を感じない

ナンバーフレームはデザイン性や保護の役割を持っていますが、「そもそもナンバープレートを特別に守る必要がない」と考える人もいます。

ナンバープレート自体は金属製で耐久性があり、普通に使用していれば大きな問題が発生することは少ないため、フレームを付けなくても十分という意見です。

また、ディーラーでフレームなしの状態で納車されるケースも多く、そのままで使うのが一般的だと感じる人もいます。

そのままでも車検に通る

ナンバーフレームをつける理由の一つとして「車検の基準を満たすため」という意見がありますが、実際にはナンバープレートはそのままの状態でも車検に通る仕様になっています。

法律上、ナンバープレートの視認性が確保されていれば問題ないため、フレームがないことで不都合が生じることはほぼありません。

むしろ、フレームの形状によっては一部の文字が隠れてしまい、逆に車検で問題になる可能性があるため、つけないほうが無難だと考える人もいます。

余計なお金を使いたくない

ナンバーフレームは基本的にオプションパーツであり、購入には費用がかかります。

メーカー純正のフレームは数千円から、高級モデルでは1万円を超えるものもあります。

そのため、「ナンバープレートの周囲にフレームをつけるだけのためにお金をかけるのはもったいない」と感じる人も多いです。

また、フレームを購入するくらいなら、別のカスタマイズやメンテナンスにお金を回したいと考えるドライバーも少なくありません。

メンテナンスが必要になるから

ナンバーフレームをつけると、定期的なメンテナンスが必要になることがあります。

特に、金属製のフレームは雨や湿気で錆びる可能性があり、見た目が悪くなるだけでなく、ナンバープレート自体にも影響を与えることがあります。

また、フレームとナンバープレートの隙間に汚れが溜まりやすく、定期的に掃除をしないと見た目が悪くなることも。

こうした手間をかけたくない人にとって、ナンバーフレームをつけない選択肢は合理的といえるでしょう。

ナンバーフレームがダサいと言われる理由

ナンバーフレームをつけることに否定的な意見の中には、「ダサい」という印象を持つ人もいます。

見た目の好みは人それぞれですが、一部のドライバーにとってはナンバーフレームが余計な装飾に見えたり、車のデザインと合わなかったりすることが理由のようです。

ここでは、ナンバーフレームがダサいと言われる主な理由について解説します。

余計な装飾に見える

ナンバーフレームは本来、ナンバープレートを保護する目的で作られていますが、デザインによっては装飾が過剰に感じられることがあります。

特にメッキや装飾が施されたフレームは、シンプルな車体に対して浮いてしまい、悪目立ちすることがあります。

また、ナンバープレートそのものはシンプルなデザインのため、フレームがあることで違和感を覚える人も多いのです。

無駄な装飾を避けたいと考える人にとっては、ナンバーフレームは不要なアイテムに映ることがあります。

車の美しさを損なう

車はメーカーがデザインを細部まで計算して設計しており、ナンバープレートの位置や見え方もその一部です。

しかし、ナンバーフレームを取り付けることで、車本来のバランスが崩れてしまうと感じる人もいます。

特に、スポーツカーや高級車など、デザイン性が重視される車種では、ナンバーフレームが余計なパーツに見えてしまい、スタイリッシュな雰囲気を損なう可能性があります。

車の美しさを最大限に引き出したい人にとっては、フレームのないナンバープレートの方が好まれることが多いのです。

現代的でない印象

ナンバーフレームのデザインによっては、古臭い印象を与えてしまうことがあります。

特に、厚みのあるフレームや過剰な装飾が施されたものは、クラシックな車ならともかく、最新の車には合わないと感じることがあります。

また、一部の純正ナンバーフレームは90年代からほぼデザインが変わっていないものもあり、それが「時代遅れ」と感じられる要因のひとつになっています。

シンプルで洗練されたデザインが好まれる現代では、ナンバーフレームを付けない方がスタイリッシュに見えるという意見もあります。

目立ちすぎる

ナンバーフレームのデザインや素材によっては、ナンバープレートよりもフレームの方が目立ってしまうことがあります。

特に、光沢のあるメッキ仕上げやブランドロゴ入りのフレームは、ナンバーよりも目に入ってしまい、車全体のデザインに違和感を与えることがあります。

また、ボディカラーと異なる色のフレームを使うと、フレームだけが強調されてしまい、車のデザインと調和しにくくなることも。

ナンバープレートは車の機能的な部分であり、目立たせるものではないと考える人にとっては、ナンバーフレームの装着は避けるべきものとされています。

カスタマイズしづらくなる

車を自分好みにカスタマイズしたいと考える人にとって、ナンバーフレームの存在は制約になることがあります。

例えば、車全体のカラーコーディネートを考えたときに、フレームの色やデザインが邪魔になる場合があります。

また、一部のフレームは取り付け後の交換が面倒であり、カスタムの幅を狭めてしまう可能性も。

自由度の高いカスタマイズを好むドライバーにとって、ナンバーフレームは「余計なパーツ」として扱われることが多いのです。

ナンバーフレームを前だけつけるのは駄目？

ナンバーフレームは前後どちらにも装着可能ですが、「前だけつけるのは問題ないのか？」と疑問に思う人も多いでしょう。

結論から言えば、法律上は前だけ装着することに問題はありません。

しかし、見た目のバランスが崩れることや、フレームのデザインによっては視認性の問題が発生する可能性があるため、注意が必要です。

特に、フレームの厚みがあるものや、装飾が施されたものは、前方からの視認性を損なう恐れがあります。

また、車種によっては、前後のナンバープレートのサイズが異なるため、同じフレームが使用できない場合もあります。

さらに、リアのナンバープレートには「封印」と呼ばれる特殊な処理が施されており、フレームの取り付けが制限されることも。

前だけにフレームをつけるかどうかは、デザインや機能性を考慮して慎重に判断する必要があるでしょう。

ナンバーフレームの装着率は？

ナンバーフレームの装着率は約43%とされており、およそ半数のドライバーがフレームを使用していることがわかります。

出典：ナンバーフレームは定番アイテム？ 2021年の規制全面適用で知らずに違反の可能性も

この装着率の背景には、メーカー純正のフレームをそのまま使うケースや、ディーラーでオプションとして勧められるケースが多いことが影響しています。

また、ナンバーフレームを装着する人の多くは、「車のデザインを引き締めたい」「ナンバープレートを保護したい」といった理由で取り付けを選択しています。

一方で、装着しない派の人々は「見た目がスッキリする」「コストがかからない」「ナンバープレートそのままで十分」といった意見を持っています。

特に、近年ではシンプルなデザインが好まれる傾向にあり、フレームを付けないことで車のオリジナルのデザインを損なわないようにする考え方も広まっています。

今後、ナンバーフレームの装着率が変化するかどうかは、車のデザイントレンドや法規制の変化によって左右されるかもしれません。

ナンバーフレームの封印対応とは？

ナンバーフレームを装着する際に注意しなければならないのが、リアナンバープレートにある「封印」です。

封印とは、後部ナンバープレートの左上に取り付けられた金属製のキャップのことで、都道府県ごとに発行され、正式に登録された車両であることを証明する役割を持っています。

この封印を勝手に取り外すことは法律で禁止されており、違反すると罰則を受ける可能性があります。

そのため、ナンバーフレームを装着する際には、封印を考慮したデザインのものを選ぶ必要があります。

最近では、封印部分を避けて装着できる専用フレームが販売されており、これを使用することで封印に影響を与えずに取り付けることが可能です。

また、一部のフレームは封印対応と記載されていても、厚みや形状によって取り付けが難しい場合があるため、事前に車種との適合を確認することが大切です。

ナンバーフレームはいらない？つける際の考え方

ナンバーフレームをつけるべきかどうかは、個人の価値観や車の用途によって異なります。

一部のドライバーは、見た目の変化やメンテナンスの手間を理由にフレーム不要と考えますが、逆に「車を保護したい」「デザインを引き締めたい」といった理由で積極的に取り付ける人もいます。

ここでは、ナンバーフレームが向いている人の特徴を紹介し、フレームをつけるメリットについて詳しく解説していきます。

ナンバーフレームが向いている人

ナンバーフレームは、単なる装飾ではなく、機能面でも一定のメリットがあります。

特に、車のデザインにこだわる人や、ナンバープレートを保護したい人にとっては有効なアイテムといえます。

また、メーカー純正のナンバーフレームを装着することで、統一感のある外観を演出することも可能です。

ここでは、ナンバーフレームが特に向いている人の特徴について詳しく見ていきましょう。

車の外観にアクセントを加えたい人

車のデザインにこだわる人にとって、ナンバーフレームは外観を引き締める重要なアクセサリーです。

特に、メッキ加工やカーボン調のフレームを選ぶことで、高級感を演出できます。

また、車体のカラーに合わせたフレームを装着することで、より統一感のあるデザインに仕上げることも可能です。

ナンバープレート単体だと無機質な印象になりがちですが、フレームを加えることでワンポイントのアクセントとなり、車の個性を引き立てることができます。

車を保護したい人

ナンバーフレームには、ナンバープレートを傷や汚れから守る役割もあります。

特に、走行中に飛び石や泥はねが発生しやすい環境では、ナンバープレートの劣化を防ぐために有効です。

また、駐車場での接触や洗車時の擦れによるダメージも軽減できます。

ナンバープレート自体は交換が可能ですが、傷がつくと見た目が悪くなるため、日頃から保護を意識する人にはナンバーフレームの装着が向いているでしょう。

車検を安心して通したい人

一部のナンバーフレームは、ナンバープレートの視認性を確保しつつ、車検基準を満たすように設計されています。

特に、メーカー純正のフレームや、車検対応を明記している製品を選べば、フレームをつけたままでも問題なく車検を通過できます。

ナンバープレートの角度や視認性に厳しい基準が設けられているため、フレームをつける際には、法律に適合したものを選ぶことが重要です。

車検時に余計な手間をかけたくない人は、適合品のフレームを選んでおくと安心です。

ブランドやロゴをアピールしたい人

ナンバーフレームの中には、自動車メーカーやディーラーのロゴが入ったものもあります。

こうしたフレームをつけることで、車のブランドイメージを強調できるため、メーカー純正品にこだわる人には特におすすめです。

また、カスタムパーツブランドのロゴ入りフレームを装着すれば、チューニングやドレスアップの一環として、より個性的な車に仕上げることができます。

特に、スポーツカーや高級車のオーナーは、ブランドをアピールするためにナンバーフレームを活用することが多いです。

保守的な選択をしたい人

ナンバーフレームをつけることは、必ずしも目立つカスタムではありませんが、一定の保護機能やデザイン性を考慮すると、無難で安定した選択肢となります。

特に、新車を購入したばかりの人や、車の外観を長くきれいに保ちたいと考える人には適しています。

フレームをつけることで、ナンバープレートの劣化を防ぎつつ、シンプルながらも上品な印象を与えることができるため、慎重に車を管理したい人には向いているアイテムといえるでしょう。

ナンバーフレームを後付けする方法

ナンバーフレームを後付けするのは、それほど難しい作業ではありません。

特別な工具も必要なく、初心者でも比較的簡単に取り付けが可能です。

ただし、ナンバープレートは車両の識別に関わる重要な部分のため、正しく取り付けることが大切です。

ここでは、ナンバーフレームの後付け方法を手順ごとに詳しく解説します。

必要な道具を準備する

ナンバーフレームを取り付けるためには、基本的な工具と部品が必要です。

一般的に、以下のアイテムを準備しておくとスムーズに作業が進みます。

• プラスドライバー（ナンバープレートのネジを外すため）
• ナンバーフレーム本体（車種に適合するものを選ぶ）
• 適合するネジ（フレームによっては長さの異なるものが必要）
• ウエスやクロス（プレートや車体を傷つけないため）
• 手袋（作業中に手を保護するため）

これらを事前に用意し、作業中に必要なものがすぐに取り出せるようにしておきましょう。

ナンバープレートを取り外す

まず、ナンバープレートを固定しているネジを外します。

多くの車ではプラスドライバーを使用すれば簡単に取り外せますが、軽自動車や一部の車種では封印が施されている場合があります。

後部ナンバープレートの封印がある車両では、勝手に外すと違法となるため、封印を取り外す必要がある場合は、陸運局やディーラーに相談しましょう。

前面のナンバープレートは比較的簡単に取り外せるため、慎重にネジを回してプレートを外し、フレームをセットする準備を整えます。

ナンバーフレームをセットする

ナンバープレートを取り外したら、フレームをセットします。

フレームの形状によっては、プレートの裏側に固定するタイプや、前面をカバーするタイプがありますので、説明書をよく確認しましょう。

プレートとフレームの間にゴミや汚れが挟まらないよう、ウエスなどで拭き取ることも重要です。

位置がずれないように慎重にセットし、見た目が均等になるよう調整してください。

ネジでフレームを固定する

フレームをセットしたら、ナンバープレートと一緒にネジで固定します。

このとき、ネジがしっかり締まっているか確認しながら作業を進めましょう。

強く締めすぎるとナンバープレートが歪んでしまう可能性があるため、適度な力加減で締め付けることが大切です。

また、ネジの種類によっては車検に適合しないものもあるため、純正のネジや車検対応品を使用するようにしましょう。

取り付け後の確認

ナンバーフレームを取り付けた後は、しっかりと固定されているか確認します。

以下のポイントをチェックしておきましょう。

• フレームがずれていないか（プレートとフレームが平行であるか）
• ネジがしっかり締まっているか（緩みがないか）
• ナンバーの視認性が確保されているか（フレームが文字や番号を隠していないか）
• 走行中に外れる心配がないか（手で軽く揺らしてみて固定されているか）

特に、ナンバーの視認性は法律で定められているため、フレームが文字や番号を覆っていないかを慎重にチェックしましょう。

問題がなければ、ナンバーフレームの取り付けは完了です。

おすすめのナンバーフレーム5選

ナンバーフレームにはさまざまな種類があり、見た目や機能性によって選ぶことができます。

ここでは、特に人気のある5種類のナンバーフレームを紹介します。

それぞれの特徴を理解し、自分の車に合ったフレームを選びましょう。

メッキのナンバーフレーム

メッキ仕上げのナンバーフレームは、高級感のある輝きを持ち、車全体の印象を引き締めます。

特に、シルバーやクロームメッキのフレームは、高級車やスポーツカーとの相性が良く、フロントフェイスにアクセントを加えることができます。

耐久性にも優れており、サビに強いステンレス製のものを選べば長期間美しさを保てます。

ただし、安価なメッキフレームは時間が経つと表面が劣化しやすいため、購入時には品質を確認することが重要です。

カーボンのナンバーフレーム

カーボン素材のナンバーフレームは、スポーティなデザインを求める人に人気があります。

カーボン独特の編み込み模様がスタイリッシュな印象を与え、軽量かつ高強度というメリットもあります。

また、傷がつきにくく、耐久性が高いため、長期間使用しても劣化しにくいのが特徴です。

カーボンパーツを多用した車と組み合わせることで、統一感のあるカスタムが可能になります。

ただし、本物のカーボンフレームは価格が高めなので、予算に応じて選ぶとよいでしょう。

ロゴ入りナンバーフレーム

メーカーやブランドのロゴが入ったナンバーフレームは、車のブランドイメージを強調したい人に最適です。

純正アクセサリーとして販売されているものもあり、車種専用設計のためフィット感が抜群です。

また、カーディーラーやカスタムショップで販売されるオリジナルロゴ入りフレームもあり、愛車の個性を引き立てることができます。

ただし、ロゴが大きすぎるとナンバーの視認性に影響を与える可能性があるため、適切なデザインのものを選ぶことが重要です。

字光式ナンバーフレーム

字光式ナンバーフレームは、夜間でもナンバープレートが明るく光る仕様になっており、視認性が向上します。

特に、トラックやタクシーなど業務用車両に多く使用されていますが、個人の車でも装着可能です。

LEDを使用したタイプが主流で、消費電力が少なく、長寿命なのが特徴です。

また、カスタムとして取り入れることで、独特の存在感を演出できます。

ただし、取り付けには電源の接続が必要となるため、DIYでの装着が難しい場合は専門業者に依頼するとよいでしょう。

小さく見えるナンバーフレーム

ナンバープレートの外枠が強調されることで、ナンバー自体が小さく見えるデザインのフレームもあります。

これは、ナンバーの大きさが気になる人や、車のデザインとバランスを取りたい人におすすめです。

特に、軽自動車の黄色ナンバーを目立たなくする目的で利用されることが多く、ブラックやダークカラーのフレームを選ぶと、より控えめな印象になります。

ただし、ナンバーの視認性を損なうようなデザインは違法となる可能性があるため、車検対応のものを選ぶことが重要です。

レクサスのナンバーフレームなしはダサい？

レクサスのナンバーフレームの有無については、賛否が分かれる意見があります。

一部のオーナーは「フレームがないとナンバープレートが浮いて見えてしまい、車全体のデザインと調和しない」と考えています。

特に、レクサスのような高級車はデザイン性が重視されているため、純正フレームを装着することでフロントフェイスが引き締まり、統一感が生まれるという意見もあります。

一方で、「ナンバーフレームをつけると、装飾が増えて逆にダサく見える」との声もあります。

レクサスはシンプルで洗練されたデザインが魅力のブランドであり、無駄な装飾を排除することで美しさを際立たせることができます。

特にスポーティなモデルでは、ナンバーフレームなしの方がスッキリとした印象になり、車本来のフォルムを楽しめるという意見もあります。

結局のところ、ナンバーフレームの有無が「ダサい」と感じるかどうかは、個人の好みや車種による部分が大きいです。

レクサスの純正フレームには高級感のあるデザインが採用されているため、純正品を装着することで品位を損なわずにナンバープレートを引き立てることができるでしょう。

軽自動車にナンバーフレームは必要？

軽自動車のナンバーフレームの必要性については、実用性と見た目の両面から考えることができます。

まず、実用性の面では、ナンバーフレームを装着することでナンバープレートの傷や汚れを防ぐことができます。

特に、リアプレートは泥はねやホコリが付きやすいため、フレームをつけることで汚れを軽減できるメリットがあります。

また、車検対応のフレームを選べば、ナンバーの固定がより安定し、外れるリスクを減らすことも可能です。

一方で、軽自動車のナンバープレートは黄色（または白）で目立ちやすく、そのままの状態では車のデザインと合わないと感じる人もいます。

そのため、黒やメッキ加工されたフレームをつけることで、ナンバーの主張を抑え、車全体のデザインに溶け込ませることができます。

最近では、軽自動車向けにナンバーフレームを装着する人が増えており、車のカスタムの一環として取り入れるケースも少なくありません。

軽自動車にナンバーフレームをつけるかどうかは、個々の価値観や目的次第といえます。

ナンバープレートを保護したい人や、見た目をスッキリさせたい人にはフレームの装着が有効ですが、特に必要性を感じない場合はそのままでも問題なく使用できるでしょう。

ナンバーフレームをつけた友人の話

先日、車好きの友人と話していると、「ナンバーフレームをつけてみたんだけど、思った以上に良かったよ」と言うので、詳しく話を聞いてみました。

最初は「ナンバーフレームなんてなくてもいい」と思っていたそうです。

しかし、新車を購入した際にディーラーから「フレームをつけるとナンバープレートが傷つきにくくなりますよ」と勧められ、試しに装着してみることにしたのだとか。

結果として、ナンバー周りの汚れが減り、洗車の手間が少し楽になったと感じたそうです。

また、見た目の変化にも満足している様子でした。

「もともとシンプルな車だったんだけど、フレームをつけたらフロント周りが締まって、ちょっと高級感が増した気がする」とのこと。

特にメッキタイプのフレームを選んだことで、ナンバーの白さと対比になり、スタイリッシュな印象になったと喜んでいました。

ただし、デメリットもあるようです。

「フレームをつけると、どうしても定期的な手入れが必要になるんだよね」とも話していました。

最終的に、「多少の手間はかかるけど、ナンバーをきれいに保ちつつ、見た目の印象を変えられるなら悪くない」とのこと。

筆者自身はまだフレームをしていませんが、こういう話を聞くと、試しにつけてみるのもアリかもしれないと考えさせられました。

ナンバーフレームはいらないの総括

記事のポイントをまとめます。

• ナンバーフレームはナンバープレートの保護やデザイン性向上に役立つ
• つける派は傷や汚れ防止、車検基準のクリアをメリットに挙げる
• つけない派は見た目の変化やコスト、メンテナンスの手間を理由にする
• ナンバーフレームは種類が多く、素材やデザインで印象が変わる
• 「ナンバーフレームはダサい」との意見もあり、装着に慎重な人もいる
• 一部の車種では、前後どちらかだけつけると不自然になる場合がある
• ナンバーフレームの装着率は約43%で、意外とつけている人は多い
• 封印対応のフレームを選ばないと、リア側の装着が難しくなることがある
• メンテナンスを怠ると汚れが溜まり、ナンバープレートが傷む可能性がある
• 車種や用途によってナンバーフレームの必要性は大きく異なる