ダイハツ・ネイキッドは、個性的なデザインとタフな雰囲気で人気のある軽自動車です。
しかし、年式が古くなりつつあることもあり、購入を検討する際には欠点も把握しておく必要があります。
「せっかく買ったのに、思っていたのと違った…」そんな後悔を避けるためにも、事前にデメリットをしっかり理解しておきたいものです。
特に中古車として購入する場合、年式による劣化やメンテナンスの重要性を見落とすと、維持費やトラブルが増えてしまう可能性もあります。
そこで本記事では、ネイキッドの主な欠点を詳しく解説し、それらをどのようにカバーできるのか具体的な対策も紹介します。
特に、「ネイキッドの欠点が気になる」「購入前にデメリットを確認したい」と考えている方に向けて、分かりやすくまとめました。
購入後に後悔しないためにも、ぜひ最後まで読んで、ネイキッドの魅力と注意点をしっかり押さえてください。
- ダイハツネイキッドの主な欠点を詳しく理解できる
- 欠点をカバーするための対策方法が分かる
- 中古車購入時に注意すべきポイントが明確になる
- リフトアップなどのカスタマイズに関する注意点が分かる
ダイハツネイキッドの欠点と気になる点

ダイハツネイキッドは、その個性的なデザインとタフな見た目から根強い人気を誇る軽自動車です。
しかし、年式が古くなるにつれ、購入を検討する際には欠点も気になるポイントとなります。
ここでは、ネイキッドの主な欠点について詳しく解説し、購入前にしっかりと把握できるようにします。
- ダイハツネイキッドの主な欠点
- 加速しないと言われるワケ
- ダイハツネイキッドの新型はいつ販売された?
- ダイハツネイキッドはいつ復活する?
- ダイハツネイキッドは寿命はどのくらい?
- ダイハツネイキッドのリコール情報は?
ダイハツネイキッドの主な欠点
ダイハツネイキッドには独自の魅力がある一方で、いくつかの欠点も存在します。
特に長年の使用による影響や設計上の特徴が、快適性や使い勝手に影響を与えることがあります。
ここでは、代表的な欠点を紹介し、実際の使用感について詳しく説明します。
燃費が悪い
ダイハツネイキッドの燃費は、軽自動車としてはあまり優秀とは言えません。
特に街乗りが中心の環境では、リッター12〜15km程度に落ち込むこともあります。
車両のデザインが角ばっているため空気抵抗が大きく、高速道路では燃費がさらに悪化しやすい傾向にあります。
また、エンジンは比較的古い設計で、最新の軽自動車と比べると燃費性能に劣る点も否めません。
燃費を向上させるためには、定期的なメンテナンスやエコ運転を心掛ける必要があります。
乗り心地が硬め
ネイキッドはオフロードテイストのデザインが特徴的ですが、その影響もあり、サスペンションの設定がやや硬めです。
舗装路では路面の凹凸を拾いやすく、長距離移動では疲れを感じることもあります。
特に、軽自動車特有の車体の軽さも相まって、段差や悪路での突き上げ感が強くなりがちです。
これにより、快適な乗り心地を求める人には向かない可能性があります。
ただし、ショックアブソーバーを交換したり、タイヤの空気圧を適正にすることで多少の改善は可能です。
室内が狭い
ネイキッドの室内空間は、外観のデザインから想像するよりも狭く感じることがあります。
特に後部座席の足元スペースは限られており、大人が長時間乗るにはやや窮屈です。
また、車高がそこまで高くないため、背の高い人にとっては圧迫感を覚えるかもしれません。
さらに、インテリアのデザインがシンプルで機能的な反面、収納スペースが限られているため、荷物を多く積みたい人には不便に感じることもあります。
風の音が気になる
ネイキッドは四角いボディ形状が特徴ですが、その影響で走行中の風切り音が大きくなりやすいです。
特に高速道路では、ドアや窓の隙間から入る風の音が気になり、静粛性に優れた車に乗り慣れている人にはストレスを感じる要因となるでしょう。
また、エンジン音やタイヤのロードノイズもそれなりに車内に響くため、長時間のドライブでは会話やオーディオが聞き取りにくくなることがあります。
対策としては、ドアのシール材を追加するなどの防音対策を行うのが有効です。
収納が少し不便
ネイキッドの収納スペースは最低限のものしか用意されておらず、特にグローブボックスやドアポケットの容量が小さい点が気になります。
また、トランクスペースもコンパクトで、大きな荷物を積むには工夫が必要です。
リアシートを倒せばある程度の荷室を確保できますが、フルフラットにはならないため、使い勝手が完璧とは言えません。
アウトドアや旅行などで荷物を多く積む場合は、ルーフキャリアを活用するなどの対策が必要になるでしょう。
加速しないと言われるワケ

ダイハツネイキッドは、見た目のタフさとは裏腹に「加速しない」と言われることがあります。
これは、エンジンスペックや車体の設計が関係しており、走り出しや坂道での加速に影響を与えています。
ここでは、ネイキッドがなぜ加速性能に不満を持たれるのか、その理由を詳しく解説します。
エンジンパワーが控えめ
ネイキッドに搭載されているエンジンは、660ccの軽自動車規格に基づいたものです。
特にNA(自然吸気)エンジンの場合、最大出力は50馬力前後と控えめで、低速域のトルクも強くありません。
そのため、発進時や坂道ではパワー不足を感じることが多く、アクセルを深く踏まないとスムーズに加速できない場面が出てきます。
ターボモデルなら多少改善されますが、それでも現代の軽自動車と比較すると加速性能は物足りないと感じることがあるでしょう。
燃料関係のトラブル
ネイキッドは年式が古いため、燃料系統のトラブルが加速の悪さに影響することもあります。
特に、燃料ポンプやインジェクターが劣化すると、燃料供給が不安定になり、加速時に息つきするような症状が現れることがあります。
また、長年の使用によるカーボンの蓄積で、スロットルバルブやエンジン内部が汚れると、パワーが本来の性能を発揮できなくなることもあります。
定期的なメンテナンスや燃料添加剤の使用が、加速性能を維持するための重要なポイントです。
車体の重さ
ネイキッドは軽自動車の中でも車両重量が重めの部類に入ります。
特に、ボディ剛性を高めるために採用された頑丈なフレームや、アウトドア向けの装備が影響し、NAモデルでは加速が鈍くなりやすい傾向があります。
車重が重いことで、発進時や上り坂での負担が大きくなり、アクセルを踏んでもスムーズにスピードが上がりにくいと感じることがあるでしょう。
ターボモデルを選ぶか、軽量なホイールを装着することで、多少の改善が期待できます。
年式による影響
ネイキッドは1999年から2004年にかけて生産された車両であり、現在ではすべてのモデルが最低でも20年以上経過しています。
経年劣化によるエンジンの性能低下や、吸排気系統の詰まりが、加速の悪化を招くことがあります。
特に、長年適切なメンテナンスが行われていない車両では、燃焼効率の低下やエンジンレスポンスの鈍化が顕著になりやすいです。
購入を検討する際は、エンジンや吸排気系の整備状況をしっかりとチェックすることが重要です。
メンテナンス不足
ネイキッドの加速性能が悪いと感じる場合、単純にメンテナンス不足が原因であることも少なくありません。
例えば、エンジンオイルの劣化によるフリクション(摩擦)の増加や、スパークプラグの摩耗による着火不良が、加速の鈍さにつながることがあります。
また、エアクリーナーが詰まると空気の流入が制限され、燃焼効率が落ちるため、結果的にパワーが出にくくなります。
定期的な点検や消耗品の交換を行うことで、本来の加速性能を取り戻すことが可能です。
ダイハツネイキッドの新型はいつ販売された?

ダイハツネイキッドは1999年から2004年まで生産されましたが、その後フルモデルチェンジや後継モデルは登場していません。
つまり、新型ネイキッドはこれまで一度も販売されていないのです。
ダイハツはこの車を「遊び心のある軽自動車」として市場に投入しましたが、販売期間が短かったことから商業的な成功を収めたとは言い難い部分もあります。
そのため、当時のコンセプトを引き継いだ後継車種が発売されることはありませんでした。
ネイキッドに似たテイストを持つ軽自動車としては、スズキの「ハスラー」やダイハツの「タフト」などがありますが、完全な後継車種とは言えません。
現在ネイキッドを入手するには、中古車市場で探すしかなく、新型モデルの登場を期待する声はあるものの、公式な発表はされていません。
ダイハツネイキッドはいつ復活する?

ネイキッドの復活を望む声は根強くありますが、現時点でダイハツから復活に関する正式な発表はありません。
近年の軽自動車市場では、SUV風のデザインやアウトドア向けのモデルが人気を集めており、ネイキッドのような個性的なデザインの軽自動車も再び注目される可能性はあります。
しかし、現在ダイハツが力を入れているのは、タフトのような車種であり、ネイキッドのような「角ばったコンパクトSUVスタイル」の車両を再び展開するかどうかは不透明です。
また、最新の安全基準や環境規制に適合させるためには、大幅な設計変更が必要になるため、仮に復活するとしても全く新しいコンセプトの車になる可能性が高いでしょう。
ネイキッドのようなデザインを好む人は、カスタムやレストアを楽しみながら中古車を維持するのが現実的な選択肢となります。
ダイハツネイキッドの寿命はどのくらい?

ネイキッドの寿命は、使用状況やメンテナンスの頻度によって大きく異なります。
一般的に、軽自動車の寿命は10万〜15万kmとされていますが、適切な整備を行えば20万km以上走ることも可能です。
ネイキッドの場合、ボディ剛性が高く頑丈な作りになっているため、適切にメンテナンスすれば長期間乗り続けることができます。
ただし、年式が古いためエンジンや足回りの劣化は避けられません。
特に、タイミングベルトやエンジンマウント、ブッシュ類などの消耗品は定期的に交換する必要があります。
また、塗装の劣化や錆が発生しやすいため、ボディのメンテナンスも重要です。
中古で購入する場合は、過去の整備履歴をしっかり確認し、今後どのくらい維持できるかを見極めることが大切です。
ダイハツネイキッドのリコール情報は?

ダイハツネイキッドは、発売当時にいくつかのリコールが発生しており、主に電気配線に関する問題が指摘されました。
その一つが、原動機用電子制御装置の電気配線の取り回しに関するものです。
本来適切に配置されるべき電気配線が、燃料蒸発ガス制御弁の固定金具と接触してしまう恐れがありました。
そのまま使用を続けると、配線の被覆が損傷し、ショートを引き起こし、最悪の場合、エンジンが突然停止する危険性があったのです。
この問題を受け、ダイハツは対象車両の点検と修理を実施しました。
また、オプションのオーディオ配線の処理不良によるリコールも発生しています。
オーディオ中継用の電気配線の結合端子が適切に処理されておらず、車両の金属部分と接触することでショートを引き起こす可能性がありました。
ネイキッドのような年式の古い車両を中古で購入する際は、過去のリコール対象となった車両かどうかを確認し、すでに対策が施されているかをチェックすることが重要です。
リコール対応が完了していない場合は、ダイハツの販売店で修理の相談をすることをおすすめします。
出典:ミラ・ネイキッド・オプティ・ムーヴのリコールについて
出典:ムーヴ・ネイキッド・ミラ・オプティ・アトレーワゴン・アトレーセブン・テリオス・テリオス キッドのリコールについて
ダイハツネイキッドの欠点と購入ポイント

ダイハツネイキッドにはいくつかの欠点があるものの、そのユニークな魅力から今なお根強い人気を誇っています。
中古市場で購入を検討する際は、欠点を理解したうえで、その魅力を最大限に活かすポイントも押さえておくことが重要です。
特にネイキッドはデザイン性やカスタマイズ性の高さが魅力の一つ。
ここでは、ネイキッドならではの購入ポイントについて解説していきます。
- ネイキッドのかっこいい点を知る
- 欠点をカバーする方法や対策
- 内装を彩るカスタムパーツ5選
- 中古で購入する際のポイント
- リフトアップする際の注意点
- ダイハツネイキッドの試乗体験談
ネイキッドのかっこいい点を知る
ネイキッドは、その個性的なデザインや素材感、カスタマイズの自由度の高さが特徴的です。
他の軽自動車にはない無骨なスタイルが、多くのファンを魅了し続けています。
カラー展開やハンドリング性能にもこだわりがあり、ただの移動手段ではなく、乗る楽しさを感じられる一台です。
ここでは、ネイキッドのかっこいいポイントを詳しく紹介します。
個性的なデザイン
ネイキッドの最大の特徴は、他にはない無骨でタフなデザインです。
丸みを帯びた軽自動車が多い中、角ばったボディとリベット風の外装デザインが、まるで軍用車やクロカンSUVのような雰囲気を演出しています。
また、ドアパネルやボンネットに施されたプレスラインが、シンプルながらもメカニカルな印象を与え、アウトドア派や個性的な車を求める人にとって、非常に魅力的なポイントとなっています。
各パーツの素材感
ネイキッドの外装や内装には、無駄を削ぎ落とした実用性重視の素材が使用されています。
たとえば、樹脂製のバンパーやドアパネルは軽量かつ耐久性があり、多少の傷がついても気にならない仕様になっています。
内装もシンプルな作りになっており、むき出しのネジや簡素なダッシュボードが、まるで工業製品のようなクールな雰囲気を演出しています。
この無骨なデザインが「質実剛健な車」としての個性を際立たせています。
カスタマイズ性の高さ
ネイキッドは、カスタムパーツの豊富さも大きな魅力の一つです。
ルーフラックやバンパーガードを装着することで、さらにオフロード感を強調することができます。
また、ホイールやライト類を変更すれば、自分好みのスタイルに仕上げることも可能です。
内装もシートカバーやステアリングの交換、追加の収納スペースの確保など、自分好みにアレンジできる自由度が高いため、DIY好きの人にはたまらない車です。
カラーバリエーション
ネイキッドはカラーバリエーションも豊富で、落ち着いた色合いから個性的なカラーまで揃っています。
特に、ミリタリー調のカーキやマットカラーは無骨なデザインと相性が良く、アウトドアシーンでも映える存在感を発揮します。
中古市場では特定の色が人気になる傾向があり、希少なカラーはプレミア価格がつくこともあるため、購入時にチェックしておくと良いでしょう。
ハンドリングが快適
見た目はゴツいネイキッドですが、実はハンドリングも軽快です。
ホイールベースが短く、車両重量も比較的軽いため、市街地や狭い道での取り回しがしやすいというメリットがあります。
また、視界が広いため運転のしやすさも抜群。
SUVライクなデザインながら、軽自動車らしい小回りの良さを兼ね備えており、日常使いからアウトドアまで幅広く活躍します。
欠点をカバーする方法や対策

ダイハツネイキッドには燃費の悪さや乗り心地の硬さ、収納の少なさなどいくつかの欠点がありますが、工夫次第でそれらをカバーすることが可能です。
日々の運転での意識やパーツの交換、便利なアイテムを活用することで、より快適に乗ることができます。
ここでは、ネイキッドの欠点をカバーするための具体的な対策を紹介します。
急加速・急ブレーキを避ける
ネイキッドはもともと燃費があまり良くないため、運転の仕方を工夫することで燃費を改善できます。
特に、急加速や急ブレーキを繰り返すと、燃費の悪化につながるだけでなく、タイヤやブレーキパッドの摩耗も早くなります。
スムーズな発進や減速を意識することで、燃費向上だけでなく、車への負担を軽減することも可能です。
また、エコドライブを心がけることで、より快適な運転ができるようになります。
タイヤの空気圧を適正にする
タイヤの空気圧が適正でないと、燃費や乗り心地に悪影響を及ぼします。
空気圧が低いとタイヤの転がり抵抗が増え、燃費が悪化する原因になります。
また、空気圧が高すぎると衝撃がダイレクトに伝わり、乗り心地がさらに硬くなることも。
定期的に空気圧をチェックし、適正な数値に調整することで、快適な走行を維持できます。
特に長距離を走る前には、必ず空気圧を確認しておくことをおすすめします。
サスペンションを交換する
ネイキッドの乗り心地の硬さが気になる場合は、サスペンションを交換することで改善できます。
特に、社外製の柔らかめのサスペンションに変更することで、路面からの衝撃を吸収しやすくなり、快適な乗り心地を実現できます。
また、経年劣化した純正のショックアブソーバーを新品に交換するだけでも、乗り心地が向上することがあります。
中古車として購入した場合は、一度足回りの状態をチェックし、必要に応じて交換を検討すると良いでしょう。
収納グッズを活用する
ネイキッドは収納スペースが少ないため、後付けの収納グッズを活用することで使い勝手を向上させることができます。
たとえば、ヘッドレストに取り付けられる収納ポケットや、ドリンクホルダー付きのアームレストを追加することで、車内の整理整頓がしやすくなります。
また、トランクスペースに折りたたみ式の収納ボックスを設置すれば、荷物の積み下ろしがスムーズになります。
こうしたグッズを活用することで、快適な車内空間を作ることができます。
ドアミラーや窓の隙間を埋める
走行中の風切り音が気になる場合、ドアミラーや窓の隙間を埋めるアイテムを活用すると効果的です。
特に、ゴム製のウェザーストリップを追加することで、隙間から入る風を軽減し、車内の静粛性を向上させることができます。
また、ドアミラーに風よけのバイザーを装着すると、風切り音が軽減されるだけでなく、雨の日の視認性も向上します。
こうした簡単なカスタムで、より快適なドライブが楽しめるでしょう。
内装を彩るカスタムパーツ5選

ダイハツネイキッドは外観の無骨さが魅力の一つですが、内装も自分好みにカスタマイズすることで、より快適でおしゃれな車内空間を作ることができます。
シートカバーやハンドルカバー、フロアマットなどを変更すれば、デザイン性を高めるだけでなく、汚れや劣化を防ぐメリットもあります。
ここでは、ネイキッドの内装を彩るおすすめのカスタムパーツを5つ紹介します。
シートカバー
シートカバーを装着することで、車内の雰囲気を手軽に変えられます。
ネイキッドはシンプルな内装なので、レザー調やカモフラ柄、アウトドア風のデザインを選ぶと、個性的なスタイルを演出できます。
また、シートの汚れ防止や耐久性の向上にもつながるため、特に長く乗る予定の方にはおすすめです。
取り付けが簡単なものが多く、定期的に交換することで清潔感を保つことも可能です。
ハンドルカバー
ハンドルカバーを装着すると、握りやすさが向上し、運転の快適さがアップします。
レザー製のカバーは高級感を演出できるうえ、滑りにくくグリップ力が増すため、安全運転にも貢献します。
また、カラフルなデザインや迷彩柄など、ネイキッドの無骨なスタイルに合うアイテムも豊富です。
手軽に交換できるため、季節ごとに素材やデザインを変えるのもおすすめです。
フロアマット
フロアマットは、車内の汚れ防止とデザインの向上に役立ちます。
特にアウトドアでの使用が多い場合、防水性や耐久性に優れたゴム製のマットを選ぶと、泥や砂が入り込んでも掃除がしやすくなります。
一方で、ふわふわのカーペットタイプのマットを選べば、車内の高級感や快適性が向上します。
カラーやデザインも豊富なので、自分のスタイルに合わせたものを選ぶと良いでしょう。
ルームミラーカバー
ルームミラーカバーを取り付けることで、内装の統一感が生まれ、よりスタイリッシュな車内空間を作ることができます。
カーボン調やレザー調、迷彩柄などさまざまなデザインがあり、シートカバーやハンドルカバーと合わせてコーディネートすると統一感が出ます。
また、ミラー部分に傷がつくのを防ぐ役割もあり、実用性とデザイン性を両立させたアイテムです。
LEDルームランプ
純正のルームランプをLEDに交換することで、車内の明るさが劇的に向上します。
LEDは消費電力が少なく、長寿命なため、交換の手間を減らせるのもメリットです。
ホワイト系のLEDにすれば清潔感が増し、ブルーやアンバー系にするとムードのある車内を演出できます。
また、夜間の車内での作業や荷物の出し入れがしやすくなるため、実用性の面でも非常におすすめです。
中古で購入する際のポイント

ダイハツネイキッドはすでに生産終了しているため、中古車市場で購入するしかありません。
しかし、中古車は一台ごとにコンディションが異なり、適切に選ばないと後悔する可能性があります。
ここでは、ネイキッドを中古で購入する際にチェックすべき重要なポイントを紹介します。
車の状態をしっかり確認
まずは、車体の外装や内装の状態を入念にチェックしましょう。
ボディに大きな凹みや傷がないか、塗装が剥がれていないかを確認することが重要です。
また、サビの発生も要注意ポイント。特に下回りにサビが多い場合は、耐久性に不安があるため慎重に判断しましょう。
内装では、シートのヘタリや汚れ、スイッチ類の動作などをチェックし、快適に使用できる状態か確認することが大切です。
走行距離と年式をチェック
走行距離と年式は、車のコンディションを判断する大きな要素です。
ネイキッドは比較的古い車種のため、走行距離が10万kmを超えている車両も珍しくありません。
一般的には、年式が新しく、走行距離が少ないほどコンディションは良好ですが、走行距離が短すぎる車も注意が必要です。
長期間放置されていた可能性があり、バッテリーやゴム部品の劣化が進んでいることもあるため、適度に走行されている車両を選ぶのが理想です。
整備記録を確認
中古車を購入する際は、過去の整備記録(メンテナンスノート)を確認することが大切です。
定期的にオイル交換や部品交換が行われている車は、エンジンや足回りの状態が良好な可能性が高く、安心して乗ることができます。
一方で、整備記録がほとんど残っていない車は、メンテナンスが適切に行われていなかった可能性があるため、購入を慎重に検討すべきです。
信頼できる販売店を選ぶ
中古車を購入する際は、販売店選びも重要です。
アフターサポートが充実している販売店を選ぶことで、購入後のトラブルを防ぐことができます。
評判の良い販売店は、車両の状態を正直に説明してくれるだけでなく、保証やメンテナンスの相談にも応じてくれるため、安心して購入できます。
また、口コミやレビューをチェックし、信頼できる店舗かどうかを確認することも大切です。
保証内容を確認
中古車には、販売店によって異なる保証が付いている場合があります。
エンジンやミッションなどの重要部品が保証の対象になっているかを確認し、できるだけ保証が充実している車両を選ぶと安心です。
また、保証期間や適用条件を事前にチェックし、万が一のトラブルに備えておくことが大切です。
保証がない場合でも、オプションで延長保証をつけられるか確認すると良いでしょう。
リフトアップする際の注意点

ダイハツネイキッドは個性的なデザインが特徴ですが、さらにオフロード感を強調するためにリフトアップを考える人も多いでしょう。
リフトアップを行うことで見た目が迫力あるものになり、悪路での走破性も向上します。
しかし、リフトアップにはいくつかの注意点があり、適切な手順を踏まなければ安全性や法規制の問題が発生する可能性があります。
ここでは、リフトアップする際に気をつけるべきポイントを解説します。
構造変更の可能性
リフトアップをすると、車の全高が変わるため、場合によっては「構造変更」が必要になります。
車検証に記載された車両の高さや最低地上高が大きく変わると、陸運局での構造変更申請が必要になる場合があります。
特に、車体を大幅に持ち上げる場合は、サスペンションやアームの変更も伴うため、事前に構造変更の必要性を確認しておくことが重要です。
足回りの負担増
リフトアップをすると、サスペンションやドライブシャフト、ステアリング系統への負担が増加します。
特に過度なリフトアップを行うと、パーツが通常よりも早く摩耗する可能性があります。
ドライブシャフトの角度が変わることで、ブーツの破損や異音の発生などのリスクもあるため、リフトアップ後は定期的な点検とメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
乗り心地の変化
リフトアップによって車高が高くなると、重心が上がるためカーブ時のロールが大きくなり、乗り心地が変化します。
特に高速走行時は横風の影響を受けやすくなり、直進安定性が低下することがあります。
また、サスペンションの変更によって突き上げ感が強くなり、舗装路での快適性が損なわれる可能性もあるため、街乗りとオフロードでのバランスを考えたリフトアップが必要です。
整備はプロに依頼
リフトアップは足回りの重要なカスタムであり、素人が自己流で行うと安全性に問題が出る可能性があります。
特に、リフトアップスプリングやサスペンションの交換を伴う場合、適切な取り付けやアライメント調整が不可欠です。
作業ミスによる操縦安定性の低下を防ぐためにも、信頼できる整備工場や専門ショップでの施工をおすすめします。
車検に通るか確認
リフトアップを行った車両は、車検に適合するかどうかを事前に確認することが大切です。
保安基準に違反していると、車検を通過できないだけでなく、公道を走行することもできなくなります。
特に、タイヤのはみ出しやヘッドライトの高さ、ブレーキ性能の変化などは検査時に厳しくチェックされるポイントです。
事前に専門家に相談し、合法的にリフトアップを行うようにしましょう。
ダイハツネイキッドの試乗体験談

以前、知人が所有するダイハツネイキッドに試乗させてもらう機会がありました。
約1時間ほどの街乗りでしたが、ネイキッドならではの独特な乗り味を体感することができました。
まず、運転席に乗り込んだ瞬間に感じたのは、視界の広さです。
角ばったデザインと大きな窓のおかげで、運転しやすい印象を受けました。
ただし、シートの位置がやや高めで、普段低めの車に乗っているので、最初違和感がありました。
しかし、すぐに慣れ、見晴らしの良さが快適に感じられるようになりました。
走り出してみると、やはりエンジンパワーは控えめです。
発進時や信号待ちからの加速では、もう少し力強さが欲しいと感じました。
特に坂道ではエンジン音が高まり、アクセルを深く踏み込む必要がありました。
一方で、ハンドリングは素直で扱いやすく、小回りも効くため、狭い道や駐車時はストレスが少なかったです。
乗り心地については、やや硬めの足回りで、路面の凸凹をダイレクトに感じる場面もありました。
ただ、軽自動車の中ではしっかりした剛性感があり、フワフワとした不安定な感じはありませんでした。
全体的に、レトロでタフな雰囲気を楽しむ車という印象が強く、パワー不足や乗り心地の硬さよりも、その個性的なスタイルを楽しむ車だと感じました。
普段使いでも十分活躍しそうですが、特にカスタム好きやアウトドア派にはピッタリの一台だと思います。
ダイハツネイキッドの欠点を総括
記事のポイントをまとめます。
- ダイハツネイキッドは個性的なデザインが特徴の軽自動車
- 燃費は軽自動車としてはやや悪く、特にターボ車において低下が懸念される
- 乗り心地は硬めで、長時間の運転では疲れやすい
- 室内空間は広くなく、特に後部座席は窮屈に感じることがある
- 高速走行時に風切り音が気になることがある
- 荷室や収納スペースは狭く、使い勝手が悪い場合がある
- 加速性能が控えめで、特に坂道ではパワー不足を感じる
- 車体の重さやエンジンパワーが影響し、走行性能に限界がある
- 年式が古いと、エンジンや燃料系のトラブルが発生することがある
- メンテナンスが不足していると、予期せぬ故障が起きやすい
- リフトアップ時は構造変更や車検の問題に注意が必要

