ダイハツ・エッセが気になって情報収集したら、意外とネガティブな口コミが多いですよね。
「エッセは壊れやすい」という口コミを見ると、買うのをやめようかと思う気持ちわかります。
実際に、エッセの購入を検討している方々からは、乗り心地が硬い、音がうるさい、そして装備がシンプルすぎるなど、少なからず不安の声も聞かれます。
でも、安心してください。エッセの欠点にはしっかりとした理由があり、適切に対処すれば問題なく楽しむことができます。
この記事では、エッセを購入する際の注意点や、欠点をどう克服すべきかをしっかりと解説します。
エッセの持病を克服するための方法や、注意すべき壊れやすい部分のチェックリストなども解説。
エッセのデメリットを受け入れつつ、魅力を最大限に引き出す方法をお教えします。
今すぐエッセの欠点を把握し、賢い選び方を学びましょう。
- エッセの主な欠点や気になるポイントを詳細に把握できる
- 壊れやすい部品や故障のリスクを事前に確認できる
- 賢い選び方や持病の克服方法を知り、後悔しない購入ができる
- エッセの魅力を最大限に引き出すための実用的なアドバイスが得られる
ダイハツ・エッセの欠点と気になる点
ダイハツ・エッセは、コンパクトなデザインと手頃な価格で注目されてきた軽自動車です。
しかし、購入を検討する際には、欠点や気になる点を把握することが重要です。
ここでは、エッセの特徴や主な欠点について詳しく解説します。
- ダイハツ・エッセとは
- エッセの主な欠点
- エッセの壊れやすい箇所
- 中古で安い理由とは
- エッセの耐久性はどのくらい?
- エッセは3速と4速だとどっちが走る?
- エッセはターボじゃないのになぜ速い?
- エッセは峠で速いのなんのって本当?
- エッセの後継車はどれ?
ダイハツ・エッセとは
ダイハツ エッセは、2005年から2011年まで販売された、シンプルさを追求した軽自動車です。
「低価格」「軽量」「低燃費」をキーワードに、必要最低限の装備に絞り込むことで、新車価格70万円台からの低価格を実現しました。
通勤や買い物などの近距離移動、セカンドカーとしての需要が高く、特に維持費を抑えたいユーザーから支持を集めました。
約700kgの軽量ボディは軽快なハンドリングと優れた燃費性能をもたらし、MT車も設定されていたため、運転を楽しむユーザーもいました。
一方で、低価格を実現するための割り切りから、快適装備や安全装備は最低限です。
パワーウィンドウや集中ドアロックが非装備のグレードも存在し、エアコンもマニュアル式。
現代の車と比較すると安全装備は少なく、乗り心地も硬めでロードノイズも大きいため、長距離ドライブには不向きです。
しかし、シンプルな構造は整備性やカスタムの容易さに繋がり、現在でもカスタムベースとして人気があります。
中古車市場では比較的安価で入手できるため、初めての車やセカンドカーを探している人にとって、メリット・デメリットをよく理解した上で検討すれば、魅力的な選択肢となり得るでしょう。
エッセの主な欠点
ダイハツ・エッセは魅力的な軽自動車ですが、実際に使用してみると気になる点がいくつかあります。
ここでは、エッセの主な欠点について具体的に説明していきます。
乗り心地が硬い
エッセはサスペンションが硬めに設計されており、路面からの衝撃を直接感じやすい車です。
これは軽自動車の特性として、車体が軽く、タイヤやサスペンションが簡素化されていることが影響しています。
特に長時間の運転や凹凸の多い道路では、不快に感じる場合があります。
一方で、この硬めの乗り心地は、コーナリング時の安定感やレスポンスの良さにつながる面もあります。
そのため、乗り心地に敏感な方は試乗して確かめることをおすすめします。
荷室が狭い
エッセの荷室は、必要最低限の容量しかなく、荷物が多い場合には不便を感じることがあるでしょう。
特に、日常の買い物程度であれば問題ありませんが、大きな荷物や旅行用のスーツケースを載せるのは難しいです。
また、リアシートを倒してスペースを確保することもできますが、その際には乗車人数が制限されるため、使い勝手が悪くなる場合もあります。
荷物を多く積む用途には、他の車種を検討するのが賢明です。
装備が簡素
エッセはコストパフォーマンスを追求した結果、装備面が非常にシンプルになっています。
具体的には、カーナビやパワーウィンドウ、エアバッグの数が少ないグレードも存在します。
快適性や安全性を重視する方にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。
ただし、この簡素さが車両価格の安さや維持費の低さにもつながっているため、装備の少なさを受け入れられる方には良い選択肢となるでしょう。
坂道が苦手
エッセはエンジン出力が控えめなため、急な坂道ではパワー不足を感じることがあります。
特に、フル乗車や荷物を積んだ状態では、加速が鈍くなる場面も見受けられます。
これは軽自動車全般に言えることではありますが、坂道が多い地域で使用する予定がある場合には、あらかじめその点を考慮しておく必要があります。
また、アクセル操作に慣れることで多少改善される場合もあります。
音がうるさい
エッセは車内の遮音性が高くないため、エンジン音や走行中の路面ノイズが気になることがあります。
高速道路を走行すると、さらにその影響を強く感じるでしょう。
これは軽自動車の基本的な構造や、価格を抑えるための設計が原因です。
一方で、街乗りや短距離移動ではそこまで問題にはならない場合もあります。
車内の静粛性を重視する方は、防音対策を施すか、静音性の高い車種を選ぶことを検討するのが良いでしょう。
エッセの壊れやすい箇所
ダイハツ・エッセはシンプルな設計と手頃な価格で人気を集めていますが、一部のパーツには壊れやすい傾向が見られます。
ここでは、エッセの故障しやすい箇所について具体的に解説し、それぞれの対策も併せて紹介します。
エアコン
エッセのエアコンは、長期間使用すると効きが悪くなることが報告されています。
主な原因は、エアコンガスの不足やコンプレッサーの劣化です。
特に夏場に冷房が効かなくなると快適なドライブが難しくなるため、日頃から点検を怠らないことが重要です。
また、冷房が弱いと感じた場合は早めに専門店で点検を受け、必要であればガスの補充や部品交換を行いましょう。
定期的なメンテナンスにより故障を防ぐことができます。
オルターネーター
オルターネーター(発電機)は、バッテリーに電力を供給する重要な部品です。
しかし、エッセでは年数が経つにつれ、オルターネーターの劣化や故障が発生するケースが見られます。
この部品が故障すると、バッテリーが充電されなくなり、エンジンが始動しなくなることがあります。
故障の兆候として、ヘッドライトの明るさが不安定になる場合があるので、注意深く観察することが大切です。
問題を感じたら早めに修理を検討してください。
イグニッションコイル
イグニッションコイルは、エンジンに点火する際に必要な電気を作り出す部品です。
この部品が壊れると、エンジンがスムーズに始動しなくなったり、アイドリングが不安定になることがあります。
エッセでは、走行距離が増えるにつれてイグニッションコイルの故障が起きることがあり、特に10万キロを超えるあたりから注意が必要です。
修理費用を抑えるためにも、異常を感じた際は早めに点検を行い、必要に応じて交換するのが良いでしょう。
ウォーターポンプ
ウォーターポンプは、エンジンを冷却するための冷却水を循環させる部品です。
エッセでは、この部品が経年劣化により漏水や動作不良を起こすことがあります。
ウォーターポンプの故障は、エンジンの過熱を引き起こし、最悪の場合エンジンに大きなダメージを与えることもあります。
冷却水の量が減っている、あるいは車両下に水滴が見られる場合は、早急に点検を行うことをお勧めします。
定期的なメンテナンスが長期的な故障予防につながります。
パワーウィンドウ
エッセではパワーウィンドウが動作不良を起こすことがあるため、窓の開閉に問題が生じる場合があります。
原因としては、モーターの劣化やスイッチの故障が考えられます。
窓が開けっぱなしになってしまうと、防犯上のリスクが高まるだけでなく、雨漏りなどのトラブルにもつながります。
このような問題を防ぐためには、動きが鈍いと感じた段階で点検し、必要であればモーターやスイッチを交換することが重要です。
中古で安い理由とは
ダイハツ・エッセは、中古市場でも非常に手頃な価格で取引されています。
その理由はさまざまですが、主に車両の特性や市場での評価が影響しています。
ここでは、中古車としてエッセが安い理由について詳しく解説します。
元々の価格が安い
エッセは、新車当時から価格を抑えることを最優先に設計された軽自動車です。
そのため、中古車市場でも元々の価格の安さが反映されており、手頃な価格で取引されています。
特に、軽自動車の中でもエッセは「シンプルでコストパフォーマンス重視」のコンセプトが強調されており、豪華な装備や高いブランド力を求めない人々には理想的な選択肢となっています。
ただし、安さゆえに装備や性能面での妥協も必要です。
生産終了したから
エッセは2011年に生産が終了しました。
その結果、市場には新車が供給されなくなり、中古車のみが流通しています。
一般的に、生産終了車は中古市場で価格が下がる傾向がありますが、エッセの場合は需要も限定的であるため、さらに価格が抑えられています。
部品の供給が徐々に難しくなる可能性もあるため、購入後のメンテナンスに注意が必要です。
人気車種ではない
エッセは、スポーツカーやSUVのような人気車種とは異なり、特定のファン層に支持される「実用的な軽自動車」としての位置付けです。
そのため、供給量に対して需要が少ないことが中古車価格を低く保つ要因となっています。
派手さや流行性を求めない層に向けた車であるため、価格重視で車を選ぶ人々には最適ですが、中古市場での競争力は他車種と比べると劣ります。
快適装備が少ない
エッセは、快適装備がシンプルな点も価格が安い理由の一つです。
特に、エアコンやオーディオシステムなど、現代の標準装備と比較して見劣りする部分があります。
その結果、快適性を重視するユーザーからは敬遠されがちで、需要が低いため中古市場での価格が下がる傾向にあります。
一方で、基本的な運転性能に焦点を当てるユーザーには魅力的な選択肢となる場合もあります。
安全性能が劣る
エッセは価格を抑えるために、安全性能の装備が必要最低限にとどまっていることがあります。
エアバッグの数や衝突安全性の基準が、近年の車と比較して劣る場合があるのがその一例です。
この点は、中古市場で価格を抑える要因となると同時に、購入を検討する際の大きな注意点でもあります。
特に家族で使用する場合や安全性能を重視する方は、購入前に装備内容をよく確認することをお勧めします。
エッセの耐久性はどのくらい?
ダイハツ・エッセの耐久性は、軽自動車としては平均的なレベルと言えます。
適切にメンテナンスを行えば、走行距離が10万kmを超えても大きな問題なく走り続けることが可能です。
エッセのシンプルな構造は修理が容易で、部品交換やメンテナンスが比較的安価に済む点も、長期間の使用を支えるポイントです。
一方で、耐久性を高めるためには、特にウォーターポンプやイグニッションコイル、エアコンなどの故障しやすい部品に注意を払い、早めの対応が求められます。
また、錆対策や定期的なオイル交換などの基本的なケアも重要です。
日々の点検を怠らなければ、通勤や買い物といった日常用途での使用に十分応えてくれる車です。
エッセは3速と4速だとどっちが走る?
ダイハツ・エッセはAT(オートマチックトランスミッション)車の場合、3速ATと4速ATのモデルが存在します。
この2つの違いは、走行性能と燃費に大きく関わります。
3速ATはシンプルで壊れにくい反面、高速道路や長距離走行ではエンジン回転数が高くなりやすく、燃費がやや劣る傾向があります。
一方、4速ATは高速域でエンジンの負担を軽減し、スムーズな走行が可能になるため、長距離や高速道路を頻繁に利用する場合に適しています。
ただし、日常的に街中で短距離移動を主に行うのであれば、3速ATでも十分な性能を発揮します。
購入時には使用目的を考慮し、自分に合った仕様を選ぶことが大切です。
エッセはターボじゃないのになぜ速い?
ダイハツ・エッセはターボ車ではないものの、その軽快な走行性能に驚くユーザーが多い車です。
その秘密は車両重量の軽さと、効率的なエンジン設計にあります。
エッセは軽自動車の中でも特に軽量化が進んでおり、これがエンジンのパワーを効率的に活かせる要因となっています。
また、NA(自然吸気)エンジンのレスポンスが良く、アクセル操作に対する反応が鋭いため、ストレスの少ない運転が可能です。
特にMT(マニュアルトランスミッション)車では、ギア比の調整次第でエンジンの力を最大限に引き出せるため、街中や峠道でも機敏な走行を楽しむことができます。
エッセは峠で速いのなんのって本当?
エッセが「峠で速い」という評価を得ている理由は、その軽量な車体と優れたハンドリング性能にあります。
エッセは車両重量が軽いため、コーナリング時の重心移動がスムーズで、安定感のある操作が可能です。
また、シンプルな構造が逆に奏功し、ドライバーの意図が車両挙動に直接反映されるため、運転の楽しさを感じやすいのも特徴です。
特にMT車では、エンジンの回転数を自由にコントロールできるため、峠道での走行が爽快だと感じるドライバーが多いようです。
とはいえ、軽自動車特有のエンジン出力の限界もあるため、無理のない運転を心がける必要があります。
エッセの後継車はどれ?
ダイハツ・エッセは2011年に生産が終了しましたが、その後継車と考えられるのがダイハツ・ミライースです。
ミライースはエッセのコンセプトを引き継ぎつつ、より燃費性能や安全性が向上しています。
特にアイドリングストップ機能や衝突回避支援ブレーキなどの最新技術が搭載されており、現代のニーズに対応した軽自動車となっています。
外観デザインや装備がモダンにアップデートされている一方で、エッセが持つ「シンプルで使いやすい」という特徴も一部継承されています。
軽自動車市場でエッセの後継モデルを探している場合、ミライースは有力な選択肢となるでしょう。
ダイハツ・エッセの欠点と賢い選び方
ダイハツ・エッセは欠点もありますが、上手に選べば満足のいく一台になる可能性があります。
特に、中古市場で安価に手に入ることや、軽自動車ならではの利便性から根強い人気を誇っています。
ここでは、エッセが現在でも評価されている理由について詳しく解説します。
- エッセが今でも人気な理由
- エッセの持病を克服する方法
- 中古で買う際の注意点
- 乗ってる人の口コミを調査
- エッセの試乗体験談
エッセが今でも人気な理由
エッセは生産終了から年月が経っていますが、軽自動車ならではの魅力やコストパフォーマンスが評価され続けています。
具体的なポイントを以下に挙げてみましょう。
購入費用が安い
エッセは新車時代から価格が非常に手頃で、現在の中古市場でもお財布に優しい価格設定となっています。
この価格の安さは、初めての車を購入する若者や、通勤・通学用に気軽に使える車を探している人々にとって大きな魅力です。
また、低価格にもかかわらず基本的な走行性能がしっかりしているため、コストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。
小回りが利く
軽自動車ならではの特性として、エッセは非常に小回りが利く車です。
狭い道路や駐車場でも扱いやすく、都市部や住宅地での使用に適しています。
特に通勤や買い物など、日常の移動でストレスなく運転できる点が評価されています。
この小回り性能は、運転初心者や狭い場所での取り回しに自信がない方にとって大きな利点です。
走りが軽快
エッセは車両重量が軽いため、軽快な走りが特徴です。
特に、街中や短距離移動ではスムーズな加速と扱いやすいハンドリングが楽しめます。
燃費性能も良いため、経済的に長期間使用できる点も人気の理由となっています。
一方で、高速道路や長距離運転ではパワー不足を感じることがあるため、使用目的に応じた選択が必要です。
カスタムしやすい
エッセはシンプルな構造ゆえに、カスタムパーツが豊富で、DIYやチューニングを楽しむ車好きの間でも人気です。
例えば、ホイールやサスペンションの変更、インテリアのアップグレードなど、自分好みの一台に仕上げることが容易です。
このようなカスタマイズのしやすさは、愛着を持って車を長く使いたいと考えるユーザーに支持されています。
MT車がある
エッセはMT(マニュアルトランスミッション)車も選べる点が、運転を楽しみたいユーザーから特に支持されています。
軽自動車の中では比較的少ないMT車が設定されており、マニュアル操作の楽しさを味わえる一台として注目されています。
特に、運転技術を磨きたい初心者や、軽快な走りを求める方にとって、MT車の存在は大きな魅力です。
エッセの持病を克服する方法
ダイハツ・エッセはリーズナブルで人気の軽自動車ですが、年数が経つと避けられない不具合や劣化があります。
これらの「持病」を早期に対策すれば、快適に長く使い続けることが可能です。
以下では、具体的なトラブル箇所とその克服方法について解説します。
ウォーターポンプの交換
ウォーターポンプはエンジンを冷却するための重要な部品ですが、経年劣化により漏水や異音が発生することがあります。
これを放置するとエンジンのオーバーヒートにつながり、大きな修理費用が必要になる場合もあります。
トラブルを予防するためには、冷却水が減少している場合や異常音が聞こえた場合に早めに点検を受け、必要に応じてウォーターポンプを交換しましょう。
交換時には冷却水の全量交換も併せて行うと、より効果的です。
イグニッションコイルの交換
エッセでは、イグニッションコイルが経年劣化によって故障することが知られています。
この部品が不調になるとエンジンがスムーズに始動しなかったり、走行中にパワーダウンを感じる場合があります。
点火系のトラブルは燃費にも影響を与えるため、異常を感じたら早めに点検を行いましょう。
交換費用は比較的手頃で、DIYで交換できる場合もありますが、確実な作業を行うためにプロに依頼するのが安心です。
ドライブシャフトブーツの交換
ドライブシャフトブーツは、駆動系を守るためのゴム製の部品ですが、経年劣化や摩耗によってひび割れや破損が起こりやすい部分です。
破損した状態で走行を続けると内部のグリスが漏れ、最終的にはドライブシャフトそのものが故障するリスクがあります。
タイヤ交換時や定期点検の際に状態を確認し、ひび割れが見られる場合は早急に交換しましょう。
交換費用は比較的安価で、早めの対応が結果的にコストを抑えることにつながります。
エアコンの点検とガス補充
エアコンの効きが悪くなるのは、エッセでもよく見られるトラブルの一つです。
主な原因はエアコンガスの不足や、コンプレッサーの劣化です。
定期的に点検を行い、ガスの量をチェックするとともに、必要に応じて補充を行うことで、快適な車内環境を維持できます。
また、エアコンフィルターの交換も併せて行うと、風量や空気の質が改善され、効果がさらに向上します。
ボディの錆対策
エッセは車両価格を抑えるため、ボディの防錆処理が簡素化されていることがあります。
そのため、雪道での走行や海沿いの環境では、ボディに錆が発生しやすいのが特徴です。
錆を防ぐためには、定期的な洗車と、特に冬季に融雪剤が付着した際の洗浄が重要です。
また、錆が目立つ箇所には専用の防錆スプレーや塗装を施すことで、劣化を遅らせることができます。
中古で買う際の注意点
ダイハツ・エッセを中古で購入する際は、事前にしっかりと状態を確認することが重要です。
購入後のトラブルを防ぐために、以下のポイントをチェックしましょう。
それぞれの項目を丁寧に確認することで、後悔のない選択ができます。
エンジン内部の状態確認
エンジンは車の心臓部であり、状態が悪いと走行性能や燃費に影響を与えます。
エッセの場合、エンジン内部のオイル漏れや異常な音が発生していないかを確認することが重要です。
試乗時に加速がスムーズであるか、アイドリング中に振動が過剰ではないかを注意深くチェックしましょう。
また、エンジンオイルの色や量も確認し、交換記録がある場合は参考にすると良いでしょう。
エアコンの効きを確認
エアコンの性能は、中古車選びで見逃されがちなポイントですが、快適な運転には欠かせません。
冷風や暖房が十分に効いているかを確認するのはもちろん、異音や不快な臭いがないかもチェックしてください。
特に夏や冬に頻繁に使用する場合、エアコンの修理は高額になることがあるため、購入前に問題がないかを徹底的に調べましょう。
オルターネーターの状態
オルターネーター(発電機)は、車両の電力供給を担う重要な部品です。
劣化するとバッテリーが頻繁に上がる原因になります。
エッセでは、この部品が経年劣化によって不具合を起こす場合があるため、購入前に状態を確認しましょう。
エンジン始動後、バッテリー警告灯が点灯し続けていないかを確認し、販売店でオルターネーターの状態をチェックしてもらうのもおすすめです。
室内の傷や染みの有無
車内のコンディションも、購入後の満足度に大きく影響します。
シートや内装に傷や染みがある場合、修復費用がかかることがあります。
特にタバコやペットの臭いが残っている場合、消臭作業が必要になるため、購入前に車内の清潔さをしっかりと確認しましょう。
外観がきれいでも、室内が傷んでいるケースもあるので注意が必要です。
整備記録簿のチェック
整備記録簿は、車のメンテナンス履歴を知るための貴重な情報源です。
エッセの過去のオイル交換や部品交換履歴が記録されている場合、車両の状態や今後の維持費を予測しやすくなります。
記録がしっかりと残されている車は、前オーナーが丁寧に管理していた可能性が高いため、安心して購入できる要素となります。
記録簿がない場合は、販売店に車両の状態を詳しく尋ねましょう。
乗ってる人の口コミを調査
ダイハツ・エッセは価格の手頃さや軽自動車らしい利便性から、多くのユーザーに支持されています。
一方で、軽自動車ゆえの限界や経年劣化によるトラブルを指摘する声もあります。
ここでは、実際にエッセに乗っている人々の良い評価と辛口評価を紹介します。
良い評価
エッセを評価する声の中で最も多いのは、そのコストパフォーマンスの高さです。
「低価格で購入できるのに、燃費が良く、維持費も安いので家計に優しい」という意見が多く聞かれます。
また、「車体がコンパクトなので狭い道路でもスムーズに運転できる」「駐車が楽」という小回り性能を評価する声も少なくありません。
特に、都市部や狭い住宅街に住んでいる人にとって、この利便性は大きな魅力となっています。
さらに、「シンプルな構造なのでDIYでのカスタムが楽しい」「MT車があるので運転を楽しめる」という、車好きの観点からの評価も見られます。
軽自動車でありながら走行性能が意外としっかりしている点や、初心者でも扱いやすいという声もエッセの人気の理由です。
辛口評価
一方で、エッセには改善の余地があるという指摘も見られます。
例えば、「乗り心地が硬く、長時間の運転では疲れやすい」といった声があります。
軽自動車らしい簡素なサスペンションが原因で、振動を感じやすい点が不満に挙げられています。
また、「車内が狭く、荷物を多く積むのは難しい」「装備が最低限で快適性に欠ける」といった指摘も多く、特にファミリー層からは不満の声が聞かれます。
さらに、「坂道や高速道路ではパワー不足を感じる」「エンジン音やロードノイズが気になる」といった軽自動車特有の制約を挙げる人もいます。
経年劣化に伴うトラブルについても、「エアコンやイグニッションコイルなどの部品が壊れやすい」との声が少なくありません。
こうした辛口評価は、使用目的や期待値によっては購入を慎重に検討する必要があることを示しています。
エッセのオーナー体験談
エッセのオーナーである友人に話を聞いたところ、彼は約5年前に中古で購入し、今でも通勤や週末の買い物で重宝しているとのことです。
友人によれば、エッセはその小さな車体が非常に運転しやすく、特に街中では非常に便利だと言っていました。
アクセルを踏んだ瞬間の加速が軽快で、狭い路地や駐車場でもスムーズに取り回しができるため、都心部での運転が快適だそうです。
ただ、良い点ばかりではなく、気になる点も多いとのこと。
エッセは乗り心地が硬めで、段差を越えるときの衝撃が直接体に伝わるのが少し気になるようです。
また、高速道路や長距離を走る際にはエンジン音やロードノイズがやや気になる場面があるとも話していました。
それでも、「価格が安くて燃費も良いから、ちょっとした移動には十分満足している」とのことです。
この話を聞いて、10年以上前の車でもまだまだ乗れるんだなっと感じました。
エッセの欠点を総括
記事のポイントをまとめます。
- エッセは軽量で小回りが利き、街中での運転に非常に便利
- 乗り心地は硬めで、段差での衝撃がダイレクトに伝わる
- 高速道路ではエンジン音やロードノイズが気になることがある
- 軽自動車特有の軽快な加速が、日常的な用途には十分
- エッセは燃費が良く、通勤や日常的な移動にはコストパフォーマンスが高い
- シンプルな構造で、修理やメンテナンスが比較的安価
- 運転の楽しさを感じるため、MT車が好まれることが多い
- 部品が壊れやすい箇所としては、ウォーターポンプやエアコンが挙げられる
- 中古車市場で安い理由は元々の低価格や生産終了が関係している
- エッセは後継車のミライースに引き継がれ、現代的な装備が追加されている