三菱・パジェロミニを買いたいと思っているのに、ネットで「買ってはいけない」という意見を見て不安になっていませんか?
パジェロミニを検討している多くの人が同じように感じているはずです。
パジェロミニは魅力的な車ではあるものの、実際に所有する際の不安点も少なくありません。
実際、パジェロミニにはいくつかの注意点があります。しかし、それを知った上で購入することで、後悔せずに乗り続けることができるのです。
この記事では、パジェロミニを買ってはいけない理由や欠点、さらには失敗しない選び方を徹底解説します。
記事を読み進めることで、あなたはパジェロミニを選ぶべきかどうか、自信を持って決断できるようになるでしょう。
パジェロミニを購入したいけれど不安な方は、パジェロミニの本当の実力を知るようにしてください。
- パジェロミニを購入する前に知っておくべき欠点やリスクがわかる
- 失敗しないためのパジェロミニ選びのポイントを学べる
- 車の寿命を延ばすためのメンテナンス方法がわかる
- 中古車選びで注意すべきポイントを把握できる
パジェロミニを買ってはいけない理由と気になる点
パジェロミニは、その愛らしいデザインとコンパクトなサイズで人気を集めた車ですが、購入を検討する際には注意すべき点も多く存在します。
ここでは、特に気になる理由や欠点について詳しく解説していきます。
- パジェロミニの主な欠点
- 壊れやすい箇所とは
- 乗ってる人の評価
- 販売中止になったのはなぜ?
- パジェロミニはいつまで乗れる?
- 走行距離が十万キロ超えでも大丈夫?
- 燃費はリッター何キロ?
- パジェロミニは小回りがきく?
- パジェロミニの持病は?
パジェロミニの主な欠点
パジェロミニには、そのサイズや機能ゆえの利便性がある一方で、いくつかの明確な弱点があります。
購入前に知っておきたいポイントを以下で詳しくご紹介します。
燃費が悪い
パジェロミニは軽自動車であるにもかかわらず、燃費性能があまり優れていません。
一般的な軽自動車が20~25km/Lを超える燃費を持つ中で、パジェロミニの実際の燃費は約10~15km/L程度にとどまるケースが多いです。
これは、四輪駆動システムや重量の影響によるもので、特に街乗りでは燃費が悪化する傾向があります。
燃料コストが高くなりがちなため、購入を検討する際には維持費も含めて検討する必要があります。
静音性が低い
パジェロミニはその設計上、エンジン音やロードノイズが車内に入りやすいという問題があります。
特に高速道路を走行すると、エンジン音が耳障りに感じることが多いです。
これは、軽量化を優先するために防音材が少ないことや、エンジン性能が軽自動車規格の範囲内で限界まで活用されていることが原因です。
長時間のドライブを計画している方や、静かな車内環境を重視する方には、不満が出る可能性があります。
後部座席の狭さ
パジェロミニはコンパクトな設計が特徴ですが、その代償として後部座席のスペースが非常に限られています。
大人が座ると足元が窮屈で、長時間の移動には向いていません。
また、座席の形状やクッション性も快適とは言えず、子供を乗せる場合でも不便に感じることがあります。
家族での利用や多人数での移動を想定している場合には、別の車種を検討するほうが良いでしょう。
横風を受けやすい
パジェロミニのボディデザインは縦に高く、幅が狭いという特徴があります。
そのため、強風が吹く場面では横風の影響を受けやすく、特に高速道路での走行時にはハンドリングに不安を感じることがあります。
これは、車体の安定性が他の車種に比べて劣ることを意味し、運転初心者や安全性を重視する方にはマイナス要因となる可能性があります。
安全性能が劣る
パジェロミニは、開発当時の基準に基づいて設計された車両であり、現代の軽自動車と比較すると安全性能が劣っています。
エアバッグや衝突回避支援機能など、近年の車種で標準装備されている安全装備が不足している場合があります。
また、衝突時の車体剛性も最新車両には及ばないため、安全性に関心が高い方にとっては不安材料となるでしょう。
壊れやすい箇所とは
パジェロミニはその独特なデザインと機能性で愛されていますが、経年劣化や使用頻度に伴い、壊れやすい箇所がいくつか報告されています。
これらの問題点を知っておくことで、購入後のメンテナンスや修理に備えることができます。
ターボチャージャー
パジェロミニのエンジンにはターボチャージャーが搭載されているモデルがありますが、この部分が劣化しやすいと言われています。
特に、オイル交換を怠るとターボ内部の軸受け部分が摩耗し、動作不良や異音が発生することがあります。
ターボが故障するとエンジンのパワーが大幅に低下し、修理費用も高額になるため、定期的なオイル交換やメンテナンスが欠かせません。
ウォーターポンプ
冷却系統の重要な部品であるウォーターポンプは、パジェロミニで比較的壊れやすい箇所の一つです。
冷却水漏れや異音が発生する場合は、ウォーターポンプの劣化が原因の可能性があります。
この問題を放置するとエンジンがオーバーヒートし、大きな修理費用が発生することがあります。
定期的な点検と、異常を感じた際の早急な対応が必要です。
プロペラシャフト
四輪駆動システムを持つパジェロミニでは、プロペラシャフトの磨耗や不具合が報告されることがあります。
この部品はエンジンからの動力をタイヤに伝える重要な役割を果たしていますが、特に走行距離が増えるとジョイント部分が摩耗しやすくなります。
不具合が進行すると振動や異音が発生し、快適な走行が妨げられるため、早めの点検や交換が推奨されます。
パワーウィンドウスイッチ
パワーウィンドウの操作に関わるスイッチ部分も、経年劣化によって壊れやすい箇所として知られています。
スイッチが反応しない、もしくは窓が途中で止まるといったトラブルが発生することがあります。
これらの不具合は配線やスイッチ内部の接触不良が原因であることが多く、交換が必要になる場合があります。頻繁に使用する部品だけに、注意が必要です。
エアコン
パジェロミニのエアコンは、長期間使用していると冷房が効かなくなる、風が弱くなるといったトラブルが発生しがちです。
この原因はコンプレッサーや配管の劣化、冷媒ガスの漏れなど多岐にわたります。
特に夏場に故障すると快適性が大きく損なわれるため、事前の点検や整備が重要です。
壊れやすい箇所を事前に理解し、適切なメンテナンスを行うことで、パジェロミニをより長く快適に乗ることができます。
乗ってる人の評価
パジェロミニは、かつての三菱の人気軽SUVとして多くのユーザーに愛されてきました。
実際に乗っている人たちの声を聞くと、その良い評価と辛口評価がはっきり分かれています。
それぞれの視点を詳しく見ていきましょう。
良い評価
パジェロミニの良い評価として最も多いのは、「小型SUVとしての取り回しやすさ」と「見た目のデザイン性」です。
車体がコンパクトなため、狭い路地や駐車スペースが限られた都市部でも使いやすい点が高く評価されています。
また、どこか愛嬌のあるスクエアなデザインは時代を超えた魅力があり、若者からシニア層まで幅広い支持を得ています。
さらに、四輪駆動の走破性も好評です。
雪道や未舗装路でも安定感があり、「軽SUVの枠を超えたパフォーマンス」としてアウトドア愛好家からの支持が厚いです。
また、古いモデルにも関わらず部品供給が比較的安定しており、修理やカスタマイズが楽しめる点も愛好者にはプラスに働いています。
「遊び心のある車」として趣味性を重視するユーザーには魅力的な選択肢と映るようです。
辛口評価
一方で、パジェロミニに対する辛口評価も少なくありません。
特に「燃費の悪さ」と「走行時の快適性の低さ」が挙げられます。
軽自動車としては燃費が劣るため、日常使いでのコストがかさむ点が不満につながっています。
また、エンジン音やロードノイズが車内に響きやすく、静音性が低いことから、長距離ドライブでは疲れやすいとの声も多いです。
さらに、後部座席やラゲッジスペースの狭さに関しては家族連れから不満が多く寄せられており、実用性を重視するユーザーには不向きとの意見があります。
加えて、年式の古いモデルでは、外装や内装の経年劣化が目立つことも指摘されています。
これらの要素を総合すると、趣味車として割り切れる人には適していますが、ファミリーカーや通勤用としては課題が多いと言えるでしょう。
販売中止になったのはなぜ?
パジェロミニが販売中止となった背景には、いくつかの要因があります。
最大の理由は、時代の変化に伴う自動車市場のニーズの変化です。
1990年代から2000年代初頭にかけて、軽自動車市場では実用性よりも個性的なデザインや特化した性能が評価される時期がありました。
この中で、パジェロミニは本格的なSUVの性能を備えた軽自動車として成功しました。
しかし、その後、消費者の関心は燃費や安全性能、低価格といった要素に移行しました。
さらに、環境規制の強化も販売終了の一因です。
エンジンや排ガス規制への対応が求められる中、開発コストがかさむ軽SUVの維持は厳しいものとなりました。
また、他メーカーのライバル車種が台頭し、競争力を保つことが難しくなったことも理由の一つです。
これらの背景により、2012年に三菱はパジェロミニの生産を終了する決断を下しました。
パジェロミニはいつまで乗れる?
パジェロミニは、適切なメンテナンスを行えば長く乗れる車です。
特に頑丈な作りと四駆性能が魅力ですが、現行モデルは生産終了からかなりの時間が経過しています。
車両の状態によって寿命は異なりますが、一般的には10万キロを超えたあたりからメンテナンスや部品交換が増え、手入れが大切になってきます。
エンジンオイルの交換や冷却系の点検、サスペンションの状態確認などを定期的に行うことで、15万キロ以上の走行も十分可能です。
車両が古くなるほど、部品の交換や修理が必要になりますが、しっかりと手をかけて乗り続けることで、まだまだ長く楽しめるでしょう。
走行距離が十万キロ超えでも大丈夫?
十万キロ超えのパジェロミニでも、適切なメンテナンスが行われていれば、十分に安心して使用できます。
軽自動車の寿命は、一般的には10万~15万キロとされていますが、パジェロミニのように頑丈な設計がなされた車両は、さらに長く使用可能です。
ただし、走行距離が多い車両は、消耗品の交換が必要になる場合が多いため、その点を理解しておく必要があります。
特に注意すべき部品としては、タイミングベルトやウォーターポンプ、ブレーキパッド、ショックアブソーバーなどが挙げられます。
これらが定期的に交換されているかどうかは、購入時に確認するポイントになるでしょう。
燃費はリッター何キロ?
パジェロミニの燃費性能は、軽自動車の中ではやや低めです。
カタログ値ではリッター14~16km程度とされていますが、実際の走行条件ではこれを下回ることが多いです。
特に、4WDモデルやターボエンジン搭載車では、燃費がさらに悪化する傾向があります。
街乗りや短距離の移動ではリッター10km前後になるケースもあるため、購入前にランニングコストを考慮する必要があります。
燃費が悪い理由としては、車体が重く、オフロード性能を重視した設計になっている点が挙げられます。
一方で、高速道路や一定速度での巡航では比較的安定した燃費を維持できるため、用途に応じて適した走行方法を選ぶことが大切です。
定期的なメンテナンスやタイヤの空気圧管理を行うことで、燃費の向上を目指すことも可能です。
パジェロミニは小回りがきく?
パジェロミニは、そのコンパクトなサイズから、小回りのきく車として高く評価されています。
車両全長が短く、最小回転半径も小さいため、狭い道や駐車場での取り回しが非常にスムーズです。
軽自動車特有の機動性を備えつつ、SUVとしての走破性能も兼ね備えているため、日常使いとアウトドアのどちらにも対応できる点が魅力です。
ただし、ハンドルの操作感や車体バランスには、他の軽自動車とは異なる特性があります。
特に、4WDモデルでは若干の重量感があるため、慣れが必要です。
それでも、都市部での運転やUターンが求められる場面では、その小回り性能が活躍します。
実際に試乗して感触を確かめることをおすすめします。
パジェロミニの持病は?
パジェロミニには、特定の箇所で共通して発生しやすいトラブル、いわゆる「持病」がいくつかあります。
最もよく知られているのが、ターボチャージャーやウォーターポンプの不具合です。
これらは経年劣化やメンテナンス不足によって故障しやすく、交換にはそれなりの費用がかかる場合があります。
また、電装系のトラブルも比較的多いと言われており、パワーウィンドウスイッチやエアコンが動作しなくなるケースが報告されています。
さらに、下回りのサビや錆びによるプロペラシャフトの問題も、特に雪国や沿岸部で使用されている車両では注意が必要です。
これらの「持病」に備えるためには、購入前の点検が欠かせません。
整備記録を確認し、必要な部品交換が行われているかをチェックしましょう。
また、購入後も定期的にプロの点検を受けることで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
パジェロミニを買ってはいけない?後悔しない選び方
パジェロミニの購入を検討しているものの、「買ってはいけない」という声を耳にして不安に感じている方も多いでしょう。
しかし、正しい知識と選び方を知っていれば、後悔することなく満足できる車を手に入れることができます。
このセクションでは、パジェロミニを選ぶ際に押さえておくべきポイントを紹介します。
- 後悔しない選び方
- 寿命を伸ばすコツ
- おすすめカスタムパーツ
- 中古で買う際のポイント
- 安い理由を知る
- 頑丈な車が欲しい人に最適
- おすすめ年式はH58A
- パジェロミニの試乗体験談
後悔しない選び方
パジェロミニは一部に欠点があることも確かですが、それを理解した上で選ぶことで後悔を防げます。
ここでは、使用目的に合わせた選び方や、車の状態をしっかりチェックする方法について詳しく解説します。
あなたに最適なパジェロミニを見つけるためのポイントを押さえていきましょう。
使用目的を確認
パジェロミニを選ぶ際、まず重要なのは使用目的を明確にすることです。
例えば、日常の買い物や通勤に使いたい場合と、アウトドアやレジャーで活躍させたい場合とでは、求められる性能が異なります。
街乗りだけであれば燃費や静音性の懸念が気になるかもしれませんが、オフロードを走るなら四輪駆動や最低地上高の高さが武器になります。
購入前に、自分がどのような場面で使うのかを具体的にイメージし、それに合った仕様やモデルを選ぶことで、後悔を減らせるでしょう。
新しいモデルを選ぶ
パジェロミニはすでに生産終了となっていますが、できるだけ年式の新しいモデルを選ぶことが後悔を防ぐポイントです。
新しいモデルほど技術的な改良が加えられている場合が多く、部品の劣化やトラブルのリスクも低減されます。
さらに、走行距離が短い個体を選ぶことで、エンジンやサスペンションなどの重要な部品が良好な状態である可能性が高まります。
中古車市場ではモデル年式が重要な判断材料になるため、購入時には十分なリサーチを行いましょう。
高グレードを狙う
パジェロミニには、標準仕様から豪華仕様までいくつかのグレードが存在します。
可能であれば高グレードのモデルを選ぶことで、より充実した装備や快適性を得られます。
例えば、シートヒーターやより洗練されたインテリアが備わっている場合があり、使用する際の満足感が高まります。
高グレードモデルは初期費用がやや高い場合がありますが、リセールバリューも高い傾向にあるため、長期的な視点で見ると賢い選択と言えるでしょう。
人気色を選ぶ
車を選ぶ際、カラーも重要な要素です。
特に人気色は中古車市場での需要が高いため、将来的に売却を検討する際に有利になります。
パジェロミニでは、定番のホワイトやブラックのほか、アウトドア志向のカーキやグリーンも人気があります。
自分の好みに合う色を選びつつ、リセールバリューも考慮することで、購入後の満足度を高めることができます。
4WDモデルを選ぶ
パジェロミニの魅力を最大限に活かすには、四輪駆動(4WD)モデルを選ぶことをおすすめします。
4WDは雪道や山道など、悪路での走破性に優れています。
特にアウトドアやレジャーを楽しむ方にとっては、大きな利点となるでしょう。
また、4WDの方が走行時の安定感が増し、安全性にも寄与します。
燃費はやや悪化する傾向がありますが、その分得られるメリットを考えると、価値ある選択と言えるでしょう。
寿命を伸ばすコツ
パジェロミニを長く愛用するためには、適切なメンテナンスが不可欠です。
古い車両ほど労わりが必要ですが、ポイントを押さえたお手入れを行えば、寿命を延ばすことができます。
ここでは、具体的なケア方法を詳しく解説します。
エンジンオイルの交換
エンジンオイルの定期的な交換は、車の寿命を延ばすうえで基本中の基本です。
特にパジェロミニのような古い車両では、エンジン内部の潤滑や冷却がしっかりと行われないと、部品の摩耗が加速し、故障の原因になります。
目安としては、通常の街乗りであれば5,000~7,000kmごと、過酷な条件下ではそれよりも早いタイミングで交換するのが理想です。
また、適切な粘度のオイルを選び、フィルターの交換も併せて行うことで、エンジンの健康を維持できます。
マフラーの点検と保護
マフラーはエンジンから排出されるガスを処理する重要な部品ですが、経年劣化や錆によるトラブルが起こりやすい箇所です。
特に、冬場の融雪剤や雨水が影響して腐食が進むことがあります。
点検時には、穴あきや排気漏れがないかを確認し、必要に応じて防錆スプレーを使用するなどのケアを行いましょう。
早めの対策が、大掛かりな修理を防ぐ鍵となります。
冷却系のメンテナンス
冷却系統の状態を良好に保つことも、車の寿命に大きく影響します。
ラジエーター液(クーラント)が劣化すると、冷却性能が低下し、エンジンがオーバーヒートするリスクが高まります。
定期的にクーラントの量や色を確認し、異常があれば補充や交換を行いましょう。
また、ウォーターポンプやラジエーターキャップの点検も忘れずに。
これらの小さなケアが、大きなトラブルを防ぐ助けとなります。
下回り洗浄と防錆処理
車の下回りは、普段目にすることが少ない部分ですが、錆が発生しやすい箇所です。
特に雪国や沿岸地域では、道路に撒かれる塩化カルシウムが付着して腐食を引き起こします。
定期的に下回りを洗浄し、防錆剤を塗布することで、錆の発生を予防できます。
また、車検や点検時に整備士に依頼して、下回りの状態をチェックしてもらうこともおすすめです。
異音や不具合を放置しない
走行中に異音がする、パーツの動きが悪いなどの不具合を感じた場合は、放置せずにすぐに対処することが重要です。
軽微な問題でも放置すると、他の部品に影響を及ぼし、大きな修理が必要になることがあります。
異常を感じたら早めに専門家に相談し、適切な対策を講じることで、パジェロミニを安全かつ快適に維持できます。
おすすめカスタムパーツ
パジェロミニはそのコンパクトなサイズと四駆性能で、オフロード走行や冒険に最適な車です。
しかし、さらに楽しむためにはカスタムパーツを取り入れることが有効です。
ここでは、パジェロミニにおすすめのカスタムパーツを紹介し、どんな場面で活躍するのかを解説します。
マッドタイヤ
マッドタイヤは、オフロード走行を本格的に楽しみたい人にとって必須のパーツです。
普通のタイヤでは走行が難しい泥道やぬかるんだ道でも、マッドタイヤは高いトラクションを発揮してスムーズな走行を実現します。
特に雨の多い地域やアウトドアでの冒険を予定している場合、このタイヤを装着することでパジェロミニのオフロード性能が格段に向上します。
アンダーガード
アンダーガードは、オフロード走行時に車底を守るための防護パーツです。
岩場や障害物が多い道を走る際、車の下部に傷がついたり、部品が損傷したりするリスクがあります。
アンダーガードを取り付けることで、車両の重要な部品を守り、長期間安心して走行できます。
特に険しい道を走ることが多い方には必須のアイテムです。
ウインチ
ウインチは、車が動けなくなった場合に備えて備えると便利なカスタムパーツです。
泥にはまったり、急な坂道でスタックしてしまったとき、ウインチを使えば自力で脱出できる可能性が高くなります。
また、車両を引っ張る際にも役立つため、オフロードやキャンプ、冒険的なドライブをする方にとって、非常に頼もしいアイテムです。
ルーフキャリア
ルーフキャリアは、車内の積載スペースを増やしたい場合に役立つパーツです。
アウトドア用品やキャンプ道具を車内に積みきれない時、ルーフキャリアがあれば荷物を車外にしっかり積載できます。
特に長期の旅行やキャンプに出かける際、便利に使えるアイテムとなり、パジェロミニの使い勝手を大きく向上させます。
シートカバー
シートカバーは、車の内装を保護するために有効なパーツです。
泥や水、汚れからシートを守り、長期間快適に使用するために欠かせません。
オフロード走行やアウトドアで使う場合、シートカバーを取り付けることで汚れや摩耗を防ぎ、車内を清潔に保つことができます。
また、デザインや素材も多種多様で、自分好みのスタイルにカスタマイズできます。
中古で買う際のポイント
パジェロミニを中古で購入する際には、注意すべきポイントがいくつかあります。
しっかりと確認を行うことで、状態の良い車両を見つけることができ、購入後の後悔を防ぐことが可能です。
以下に、特に重要なポイントを解説します。
年式と走行距離
パジェロミニは生産が終了しているため、年式と走行距離の確認が第一歩となります。
一般的に、年式が新しく、走行距離が少ない車両ほど劣化が少なく、トラブルが発生しにくいとされています。
目安としては、年間1~3万km程度の走行距離であれば良好な状態が期待できます。
ただし、長期間乗られずに放置されていた車両も、ゴム部品の劣化やサビが進んでいる場合があるため注意が必要です。
購入前に整備記録簿などを確認し、適切なメンテナンスが行われていたかもチェックしましょう。
駆動方式の選択
パジェロミニには2WD(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)のモデルがあります。
用途に応じて適切な駆動方式を選ぶことが大切です。
例えば、街乗り中心であれば燃費の良い2WDモデルが適しており、アウトドアや雪道での使用が多い場合は4WDモデルを選ぶと良いでしょう。
4WDは走破性に優れていますが、その分燃費が悪化する傾向があるため、メリットとデメリットを考慮して決めることがポイントです。
車両の状態を確認
購入を検討する車両の外装や内装、エンジンルームの状態をしっかりとチェックすることも重要です。
外装に関しては、大きな傷や錆の有無、内装ではシートの破れや汚れを確認しましょう。
エンジンルームでは、オイル漏れや異常な音がないかを点検します。
また、試乗が可能であれば、実際に走行してみてハンドル操作やブレーキの効き具合、異音の有無を確認すると安心です。
修復歴の確認
中古車市場では、修復歴のある車両が流通している場合があります。
修復歴とは、過去に事故などで主要なフレーム部分を修理した履歴のことを指します。
修復歴のある車両は、見た目に問題がなくても走行時の安全性や耐久性に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、購入前に車両の履歴を確認し、必要であれば専門家に相談することが大切です。
複数の見積もりを取る
最終的な購入を決める前に、複数の中古車販売店から見積りを取ることをおすすめします。
同じ条件の車両であっても、販売店によって価格が異なる場合があります。
また、販売店のアフターサービスや保証内容も比較することで、より良い取引が可能になります。
焦らずに情報を集め、納得のいく条件で購入することが、長く満足できる車選びの秘訣です。
大手中古車販売サイトの「ガリバー」では、オンラインで簡単に見積もりを取ることができるため、ぜひ有効活用してください。
安い理由を知る
パジェロミニの中古車市場における価格の低さには、いくつかの理由があります。
これらの背景を理解することで、安さの裏に潜むリスクや利点を把握し、納得のいく購入が可能になります。
以下に、その理由を詳しく説明します。
生産終了からの経過時間
パジェロミニはすでに生産が終了しており、その終了からの経過時間が価格の低下に影響しています。
新車としての供給がないため、中古車市場ではモデルが古くなるほど価値が下がる傾向があります。
年式が古いと部品の劣化も進んでいる可能性があり、購入後にメンテナンスが必要になる場合もあります。
このため、価格が安く設定されることが一般的です。
しかし、状態の良い個体や限定モデルは、コレクターズアイテムとして高値がつく場合もあるため、安さの理由を総合的に見極めることが重要です。
ライバル車の存在
パジェロミニと同クラスの軽SUVやクロスオーバー車の競合モデルが市場に多く存在することも、価格低下の一因です。
特に、スズキ・ジムニーやダイハツ・タフトなどの現行モデルは最新技術を備え、燃費性能や安全性で優れている点が評価されています。
このようなライバル車が選択肢に入ることで、パジェロミニの需要が相対的に低下し、価格が安くなっているのです。
部品の入手性
パジェロミニは生産終了車両であるため、純正部品の入手が難しくなりつつあります。
特にエンジンや駆動系などの主要部品が壊れた場合、修理に時間やコストがかかる可能性があります。
この部品供給の問題が、中古車価格を押し下げる要因となっています。
ただし、一部の部品はリサイクル品や代替品で対応できることもあるため、整備環境を事前に確認することが重要です。
維持費の高さ
パジェロミニは軽自動車の中でも維持費が高めの部類に入ります。
燃費の悪さや修理費用の増加が、オーナーにとって負担となり得ます。
また、古いモデルほど故障の頻度が高くなるため、維持費がさらに上昇する可能性があります。
これらの要素を考慮した結果、市場では価格が安く設定される傾向があります。
購入後のランニングコストを見越して選ぶことが大切です。
限定的な人気
パジェロミニは個性的な軽SUVとして一定のファン層を持っていますが、ターゲット層が限定的であるため、需要が安定して高いわけではありません。
特に、街乗りや燃費性能を重視するユーザーにとっては、パジェロミニの特性が魅力的に映らないこともあります。
このニッチな需要が、価格低下につながっています。
ただし、アウトドア派やクラシックカー愛好家には評価される点もあり、特定の層には根強い人気を誇ります。
頑丈な車が欲しい人に最適
パジェロミニは、そのコンパクトなサイズにもかかわらず、非常に頑丈な車として知られています。
元々は三菱のパジェロシリーズの一員として開発され、本格的なオフロード性能と耐久性を追求した設計が特徴です。
そのため、悪路や雪道といった過酷な環境でも安心して走行できる点が、多くのユーザーから支持されています。
また、4WDモデルには三菱独自のスーパーセレクト4WDシステムが採用されており、安定した走行性能を発揮します。
さらに、パジェロミニのフレーム構造は衝撃に強く、車体剛性が高いため、経年劣化にも比較的強いとされています。
部品の交換やメンテナンスを適切に行えば、20年以上使用できるケースも珍しくありません。
これらの特性から、耐久性を重視する人や、アウトドアを楽しむためのセカンドカーを探している人には、特に最適な選択肢といえるでしょう。
おすすめ年式はH58A
パジェロミニの中でおすすめの年式は、2008年以降に製造された「H58A型」です。
このモデルは、改良が重ねられたことで、従来の欠点が改善されており、性能面での信頼性が向上しています。
特に、エンジン性能や燃費の効率が改善されている点が大きな特徴です。
H58A型には、NA(自然吸気)エンジンとターボエンジンの両方がラインナップされており、自分の使用用途に合わせて選べるのも魅力です。
また、H58A型は安全性能が向上している点でも評価されています。
運転席と助手席に標準装備されたエアバッグや、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)などの安全装備が追加されたことで、安心して運転できる仕様となっています。
さらに、内装のデザインや装備が現代的に刷新されており、快適性も向上しています。
中古市場でも流通量が多く、価格帯も比較的手ごろであるため、コストパフォーマンスの良い選択肢といえるでしょう。
パジェロミニの試乗体験談
初めてパジェロミニに試乗したとき、その独特な存在感に圧倒されました。
外見はコンパクトでかわいらしい印象ながら、車内に乗り込むとSUVらしい力強さが感じられます。
走り出すと、エンジン音が少し耳に残るものの、その分しっかりとしたパワーを実感。
特にターボモデルでは、アクセルを踏んだ瞬間の加速感が思った以上に力強く、小柄な車体を感じさせない走りでした。
また、4WDに切り替えたときの安定感は見事でした。
試乗コースに用意されていたぬかるみ道もスムーズに走破でき、舗装されていない道でも「これならどこへでも行ける」という安心感がありました。
ただ、後部座席に座ってみたとき、足元の狭さが少し気になりました。長距離では後部座席の同乗者が疲れやすいかもしれません。
総じて、街中での取り回しの良さとオフロード性能の高さがバランスよくまとまった車という印象です。
特にアウトドア好きの方や、休日に遠出を楽しみたい人にはぴったりな一台だと思いました。
パジェロミニを買ってはいけない、の総括
記事のポイントをまとめます。
- パジェロミニは燃費が悪く、特に4WDモデルやターボ車で顕著
- 静音性が低く、高速走行や荒れた路面でエンジン音が気になる
- 後部座席が狭く、長距離移動では同乗者が疲れやすい点が難点
- 横風に弱い設計で、高速道路での安定性に課題がある
- 安全性能が現行車と比べて劣り、エアバッグ数が不足している
- ターボチャージャーやウォーターポンプなどの故障が頻発する傾向
- 電装系トラブルが多く、特にパワーウィンドウやエアコンで問題発生
- 小回りがきき、狭い道や駐車場での取り回しが非常に良い
- 頑丈な設計でメンテナンス次第では20万キロ以上走行可能
- 試乗では、4WD性能と加速感が特に魅力的と感じられる