中古車市場で見かけることの多い日産の「デイズルークス」。
見た目はスタイリッシュで装備も充実していますが、「最悪だった」「買って後悔した」という声がインターネット上には意外と多く見られます。
デイズルークスは「ルークス」にフルモデルチェンジしているため、旧型車に不安を感じる気持ちわかります。
そこで本記事では、デイズルークスが最悪だと言われる理由を掘り下げ、その裏側にある実際の評価や、乗ってから後悔しないための改善策をわかりやすく解説していきます。
もしデイズルークスに興味があるなら、購入前にぜひ本記事を読んでみてください。
走行性能、燃費、乗り心地などの懸念点を解決するヒントや、選ぶ際の注意点がわかるはずです。
読み進めることで、デイズルークスに対する本当の価値と、自分に合っているかどうかの判断材料が手に入るでしょう。
- デイズルークスの最悪とされる点を具体的に理解できる
- 実際の評価や体験談を元に車の実力を把握できる
- 後悔しないための改善策や乗り方のコツがわかる
- デイズルークスの価格と性能のバランスについて理解できる
デイズルークスの最悪という意見を深堀り

車を買う際に、「見た目は良いけど、実際はどうなんだろう?」——そんな不安を抱えている方は少なくありません。
特に中古車市場でよく見かける日産・デイズルークスには、乗ってみて後悔したという声も存在します。
本当に“最悪”なのか、それとも一部の声にすぎないのか。
ここでは、実際の評判やユーザーの声をもとに、その実態を掘り下げていきます。
デイズルークスとは
デイズルークスは、日産が2014年から2020年まで販売していた軽トールワゴンです。
軽自動車でありながら、背が高く、広々とした室内空間が特徴。
特に後部座席の広さは、小さな子どもがいる家庭や、乗り降りのしやすさを重視する高齢者にも人気です。
また、スライドドアを採用しているため、狭い駐車場でも乗り降りしやすいという利点があります。
三菱との共同開発車であり、見た目や装備のわりに価格が手ごろなのも魅力の一つ。
ただし、その反面で「走りのパワーが物足りない」「内装が安っぽい」といった意見もあり、評価は分かれる車種です。
デイズルークスで後悔している人

どんな車にも長所と短所がありますが、実際に購入して「失敗したかも…」と感じている人の声はとても参考になります。
そこで、デイズルークスに乗って後悔したというユーザーの不満点を調査しました。
購入を検討している方は、どんな理由で後悔する可能性があるのか見ていきましょう。
走行性能に不満
デイズルークスの走行性能については、「加速が鈍い」「登坂でパワー不足を感じる」といった声が多く見られます。
特に高速道路や坂道での走りに物足りなさを感じるユーザーが多く、アクセルを強く踏んでも思ったほどスピードが出ないことにストレスを感じることがあるようです。
ターボモデルであれば多少改善されますが、ノンターボ車では力強さに欠け、長距離移動には不向きという意見も。
街乗り中心であれば問題ありませんが、走りを重視する人には物足りなく感じるかもしれません。
燃費があまり良くない
軽自動車といえば燃費の良さが魅力の一つですが、デイズルークスに関しては「思っていたより燃費が悪い」といった不満が挙がっています。
カタログ値ではリッター20kmを超える数値が出ていますが、実際の街乗りではリッター13〜15km程度という声が多く、期待を下回る結果になることも。
特にエアコンを多用したり、頻繁なストップ&ゴーが多い環境では燃費が悪化しやすく、維持費の面で損をしたと感じる人もいます。
小回りが利かない
軽自動車にしては車体が大きめなデイズルークスは、その分室内が広いのが魅力ですが、反面「小回りが利かない」という不満の声もあります。
特に車幅感覚がつかみにくいという意見が多く、狭い道や駐車場での取り回しに苦労するという声も。
ハンドルの切れ角もやや浅めで、Uターン時には切り返しが必要になる場面もあります。
軽自動車ならではのコンパクトさを期待していると、ややギャップを感じるかもしれません。
内装の質感が安っぽい
デイズルークスは価格を抑えた分、内装にコストダウンの影響が見られます。
「プラスチック感が強くて安っぽい」「ドアパネルやダッシュボードの素材がチープ」といった感想が目立ちます。
見た目はそれなりに整っているものの、実際に触れると質感の低さが気になるという人も。
特に他社の同クラス車と比べると、作り込みの差を感じるという声が多く、内装の高級感を重視する人には不満が残るポイントです。
エアコン性能に不満
真夏や真冬の使用時に、「エアコンの効きが弱い」と感じるユーザーも少なくありません。
特に室内空間が広いため、冷暖房の効きが追いつかないことがあります。
後部座席まで涼しく・暖かくするには時間がかかるため、乗車人数が多いと快適性に欠けるという指摘も。
また、エアコンを強めに使うと燃費にも影響が出やすいため、「効きが弱い上に燃費も落ちる」という二重の不満につながっているようです。
デイズルークスに乗ってる人の評価

実際にデイズルークスを運転している人たちの評価には、満足の声と厳しい意見の両方が見られます。
ここでは、「良い評価」と「辛口評価」に分けて、それぞれのリアルな声を紹介します。
購入前の判断材料として、ぜひ参考にしてください。
良い評価
デイズルークスの良い評価で最も多いのは、やはり「室内がとにかく広い」という点です。
軽自動車とは思えないほど天井が高く、後部座席でも足元のスペースが広々しています。
小さなお子さんがいる家庭では、車内での着替えやベビーカーの出し入れがしやすいと好評です。
また、両側スライドドアも評価ポイントの一つ。
狭い駐車場でもドアの開け閉めがしやすく、年配の方や小さいお子さんでも安心して乗り降りできます。
加えて、視界の広さも高評価です。
運転席からの見通しが良いため、運転が不安な方でも扱いやすいと感じているようです。
日常使いを前提としたクルマとしては、「必要な機能がしっかり揃っている」と満足しているユーザーが多く見受けられます。
辛口評価
一方で辛口な評価も確かに存在します。
「加速が鈍く、高速道路ではストレスを感じる」という声は非常に多く、パワー不足を実感しているユーザーが目立ちます。
特にノンターボモデルでは、坂道や追い越し時にエンジン音だけがうるさくなり、実際のスピードが伴わないという指摘も。
さらに「内装が安っぽく、長く乗っていると飽きてくる」という意見もあります。
素材感やデザインがシンプルすぎて、安価な印象を与えてしまう点がマイナスになっているようです。
燃費に関しても、「期待したほど伸びない」と感じる人が多く、維持費の面でのギャップを訴える声も少なくありません。
全体として、「日常使いには問題ないけれど、走行性能や高級感には妥協が必要」といった、やや厳しめの評価が目立ちます。
デイズルークスはあまり人気がなかった?

デイズルークスは決して売れていない車ではありませんでしたが、「爆発的に人気が出た」とは言えない車種です。
発売当初は広い室内空間やスライドドアなどが注目され、ファミリー層を中心に一定の支持を集めました。
しかし、同じジャンルにはホンダのN-BOXやスズキのスペーシアなど強力なライバルが多く、販売台数で大きく水をあけられる形となりました。
その背景には、走行性能や燃費の面での劣勢があったほか、デザイン面でも「無難すぎる」「特徴がない」といった評価が影響しています。
中古車市場では価格が落ち着いているため、コストパフォーマンス重視の人には選ばれることがありますが、「人気車」というイメージからはやや離れた位置づけとなっています。
そのため「他と比べて安い=何か問題があるのでは?」と不安に感じる人も少なくありません。
デイズルークスにリコールはある?

デイズルークスには過去に複数のリコールが発表されています。
具体的には、エンジン制御プログラムの不具合や、ブレーキ関連の不具合、スライドドアの開閉に関する問題などが報告されています。
出典:日産:リコール関連情報 デイズ、デイズルークスのリコールについて
リコールというと「危険な車なのでは?」と思われがちですが、実際にはメーカーが問題を発見し、未然にトラブルを防ぐための対策です。
むしろ、リコールをしっかり行う体制があること自体は安心材料とも言えます。
ただし、中古車で購入する場合は、過去のリコール対応がきちんと済んでいるかを確認することが重要です。
整備記録や車検証の記載内容をチェックすることで、リスクを回避できます。
デイズルークスはエンジン音がうるさい?

デイズルークスに関して「エンジン音がうるさい」という声は少なくありません。
特に加速時や坂道を登るときなど、エンジンを強く回す場面では、車内にこもるような音が気になるという評価が目立ちます。
この原因としては、軽自動車特有の排気量の小ささや防音材の少なさが影響していると考えられます。
静粛性にこだわって作られた車ではないため、長距離運転や高速走行時には音がストレスになることもあります。
日常的な街乗り程度であれば気にならないという人もいますが、音に敏感な方や快適な車内環境を重視する方にとっては、マイナスポイントになりやすい部分です。
試乗時には、エンジン音の大きさをチェックするのがおすすめです。
デイズルークスが高速で走らない理由は?

「高速道路でスムーズに走らない」という意見が多いデイズルークスですが、これは主にエンジンのパワー不足によるものです。
デイズルークスは660ccの軽自動車で、ノンターボモデルでは特に馬力が不足しがちです。
そのため、高速道路での合流や追い越し時には加速が鈍く、「アクセルを踏んでも思ったようにスピードが出ない」と感じる場面が多くなります。
さらにCVT(無段変速機)の特性上、エンジン回転数が上がり続けることで、走行中の音も大きくなり、体感的な快適さも損なわれがちです。
これらの理由から、高速走行を頻繁に行うユーザーからは不満が出やすく、ターボモデルを選ばなかったことを後悔する声も少なくありません。
デイズルークスが最悪とはならない改善策

「デイズルークスは最悪だった」と後悔しないためには、ちょっとした工夫や使い方の見直しがとても大切です。
たとえ不満のあるポイントがあったとしても、改善できる方法を知っていれば、カーライフの満足度は大きく変わります。
本章では、燃費や乗り心地などを少しでも良くするための具体的な改善策を紹介します。
デイズルークスの燃費を良くする方法
燃費の悪さは、多くのユーザーが不満を感じるポイントのひとつです。
しかし、運転の仕方やちょっとした工夫次第で、燃費を改善することは十分可能です。
ここでは、誰でも簡単にできる5つの燃費改善方法をご紹介します。
アイドリングを避ける
信号待ちやちょっとした駐車時にエンジンをかけっぱなしにしていませんか?
アイドリングはガソリンを無駄に消費する大きな原因です。
特に夏や冬にエアコンをつけたまま停車していると、燃費への悪影響はさらに大きくなります。
短時間でも、車から離れる時や停車が長引きそうなときはエンジンを切るように心がけましょう。
これだけでも燃費改善につながります。
エアコンは控えめに使う
エアコンを使用すると、エンジンに負荷がかかり、燃費が悪化しやすくなります。
特にMAX冷房・暖房を使い続けると、エネルギーの消費が増えてしまいます。
外気温とのバランスを見ながら、風量を弱めたり内気循環モードに切り替えたりと、こまめに調整しましょう。
夏場はサンシェードや窓の断熱フィルムを使って、車内温度の上昇を防ぐのも効果的です。
タイヤの空気をチェック
タイヤの空気圧が低いと、走行中の抵抗が増えて燃費が悪くなります。
空気が抜けたタイヤは転がりが悪くなり、結果としてエンジンに余計な力が必要になります。
月に1回はガソリンスタンドなどで空気圧をチェックし、適正な数値に保ちましょう。
また、タイヤが劣化している場合も燃費に影響するので、溝の深さやひび割れも一緒に確認すると安心です。
不要な荷物は積まない
車に積んでいる荷物が多いと、その分車体が重くなり、燃費が悪くなります。
つい後部座席やトランクに工具、ベビーカー、スポーツ用品などを載せっぱなしにしていませんか?
定期的に車内を見直し、今必要でないものは思い切って下ろすようにしてください。
車は軽ければ軽いほど、エンジンへの負担も少なくなり、燃費の向上につながります。
急ブレーキを避ける
急ブレーキや急発進は、燃費にとって大敵です。
エンジンが一気に回転することでガソリンを余分に消費してしまいます。
スムーズなアクセル操作とブレーキングを心がけ、信号や交差点が見えたら早めにアクセルをゆるめる「エンジンブレーキ」も活用すると良いでしょう。
穏やかな運転ができるようになると、燃費が改善するだけでなく、同乗者も安心して乗ることができます。
デイズルークスの寿命を延ばす方法

デイズルークスを「最悪な車だった」と感じさせないためには、日頃のメンテナンスが重要です。
車は手をかけた分だけ応えてくれます。
ここでは、車の寿命を延ばし、長く快適に乗り続けるために効果的な5つの方法を紹介します。
どれも難しいことではないので、ぜひ日々の習慣に取り入れてみてください。
定期的にオイル交換する
エンジンオイルは車の血液とも言える重要な役割を担っています。
オイルが劣化すると、エンジン内部の摩耗が進み、性能が低下してしまいます。
そのまま放置しているとエンジンに深刻なダメージを与えかねません。
走行距離が短くても、半年~1年ごとの定期的な交換がおすすめです。
オイルフィルターの同時交換も忘れずに行い、エンジンの健康を保ちましょう。
CVTフルードも忘れずに交換
デイズルークスはCVT(無段変速機)を採用しており、CVTフルードの管理も非常に重要です。
フルードが劣化すると、変速ショックや滑りが発生し、加速がスムーズでなくなります。
ひどい場合はCVT自体の故障にもつながるため、修理費用が高額になる恐れがあります。
メーカー推奨の距離(およそ5~6万km)を目安に、必ず定期的な交換を行いましょう。
見落とされがちですが、寿命を延ばすカギとなるポイントです。
バッテリーは2~3年で点検
バッテリーは突然寿命が来ることがあるため、トラブルを未然に防ぐには定期的な点検が欠かせません。
特にエンジンのかかりが悪くなったり、ライトが暗くなってきた場合は、バッテリー劣化のサインです。
寒冷地や短距離運転が多い環境では、消耗が早まる傾向があります。
2〜3年を目安に点検または交換を検討し、出先でのトラブルを防ぎましょう。
安心して車に乗るための基本的なチェックポイントです。
洗車と下回り洗浄でサビ予防
見た目のキレイさだけでなく、洗車は車の寿命にも大きく関わります。
特に冬場の凍結防止剤(塩カル)や海沿いの潮風は、下回りにサビを発生させる原因になります。
サビが進行するとフレームやブレーキ系統にダメージが及び、安全性にも関わってきます。
定期的な洗車とあわせて、下回りの洗浄も忘れずに行いましょう。
できれば年に1~2回は防錆処理をするとさらに効果的です。
信頼できる整備工場を探す
長く車と付き合ううえで、信頼できる整備工場の存在は非常に大切です。
点検や車検の際に細かな異常を見つけてもらえれば、大きなトラブルを未然に防げます。
ディーラーだけでなく、地域に根ざした整備工場にも親切で技術力の高いところはたくさんあります。
実績や口コミをチェックし、自分に合った工場を見つけておきましょう。
日頃の相談もしやすく、安心して車のメンテナンスを任せられます。
デイズルークスの加速を改善するコツ

デイズルークスは軽自動車としては十分なパワーを持っていますが、加速に物足りなさを感じる人も少なくありません。
しかし、ちょっとした運転の工夫や日頃のメンテナンスで、その加速感を改善することは可能です。
ここでは、実際に役立つ加速改善のテクニックを5つご紹介します。
どれもすぐに実践できる内容なので、ぜひ試してみてください。
アクセルをゆっくり踏む
加速が悪いと、ついアクセルを一気に踏み込みたくなります。
しかし、CVT(無段変速機)の特性上、急にアクセルを踏むと逆にパワーが出にくくなることがあります。
滑らかに踏み込むことで、エンジンとCVTの動きが連動しやすくなり、スムーズな加速が可能になります。
無理にスピードを出そうとせず、車の反応に合わせた操作を心がけましょう。
落ち着いたアクセル操作は、燃費向上にもつながります。
Sレンジ・Lレンジ活用
デイズルークスには「Sレンジ」や「Lレンジ」といったギアが搭載されています。
これらは坂道や加速時にエンジン回転数を高め、力強い走行をサポートするモードです。
通常の「Dレンジ」では加速が物足りないと感じる場面でも、Sレンジに切り替えることで加速がスムーズになります。
特に上り坂や合流時など、一時的にパワーが必要なときに活用すると効果的です。
ただし、長時間の使用はエンジンに負荷をかけるので注意しましょう。
エアコンを一時的に切る
エアコンはエンジンの力を使って動いているため、作動中は加速力が落ちやすくなります。
もしも「加速がにぶいな」と感じたら、一時的にエアコンをオフにしてみてください。
それだけでエンジンの負担が軽くなり、加速がスムーズになることがあります。
特に坂道や追い越し時には、エアコンを切ることでパワー不足のストレスを減らせます。
加速が終わったら、再度エアコンをつければOKです。
エンジンオイルの状態を保つ
エンジンオイルが劣化していると、エンジンの動きが鈍くなり、加速に影響を与えます。
オイルが汚れていると、潤滑性が低下し、エンジン内部の摩擦が増えてしまいます。
その結果、エンジンが本来の力を発揮できず、加速力が落ちてしまうのです。
走行距離に応じて、定期的なオイル交換を行い、常に良好なコンディションを保ちましょう。
交換時にはグレードの高いオイルを選ぶと、より滑らかな走りが期待できます。
タイヤの空気圧を適正に
タイヤの空気圧が低いと、地面との抵抗が増えて加速性能が下がってしまいます。
空気圧が不足していると、走行時に余分な力が必要になり、エンジンに余計な負荷がかかります。
結果として、加速ももたついてしまうのです。
月に一度は空気圧をチェックし、車に指定された基準値を保つようにしましょう。
正しい空気圧は、燃費やブレーキ性能の向上にもつながります。
乗り心地を改善するカスタムパーツ

デイズルークスは実用性の高い軽自動車ですが、乗り心地に関しては「硬い」「段差でガタつく」といった声もあります。
しかし、適切なカスタムパーツを取り入れることで、その不満は大きく軽減可能です。
ここでは、乗り心地の質をワンランクアップさせるためのおすすめカスタムパーツを5つ紹介します。
快適性にこだわる方はぜひ参考にしてください。
ショックアブソーバー
ショックアブソーバーは、路面からの衝撃を和らげる重要な部品です。
純正でも一定の性能はありますが、社外品に交換することでさらに柔らかな乗り味が得られます。
特に街乗りや長距離ドライブが多い方には、減衰力調整付きのタイプが人気です。
段差での突き上げ感が軽減され、乗員の疲労も軽くなります。
カヤバ(KYB)やテイン(TEIN)といった信頼あるメーカーの製品がおすすめです。
ローダウンサス
ローダウンサスは車高を下げることで、スタイリッシュな見た目と安定した走行感を両立できます。
ただし、極端に下げると逆に乗り心地が悪くなるため、適度なダウン量を選ぶのがポイントです。
重心が下がることでカーブ時のふらつきが減り、安心感のある運転が可能になります。
乗り心地を重視するなら、ダウンサスとショックアブソーバーをセットで交換するのがベストです。
コンフォートタイヤ
タイヤは乗り心地に直結する非常に重要なパーツです。
硬めのタイヤでは路面の細かい凹凸がダイレクトに伝わりがちですが、「コンフォートタイヤ」に替えることで、ぐっと快適性が高まります。
デイズルークスにおすすめなのが、「ダンロップ エナセーブ RV505」。
このタイヤは静粛性と乗り心地のバランスに優れており、軽自動車でもワンランク上の走りを実現します。
さらに、転がり抵抗も少なく、燃費向上にも貢献してくれます。
シートカバー
純正シートが硬めだったり、長時間座ると疲れやすいと感じたら、シートカバーの導入が効果的です。
中でもクッション性の高いシートカバーは、腰や背中の負担を軽減してくれます。
レザー調やファブリックタイプなど、素材によって質感や雰囲気も変えられるのも魅力です。
車内の見た目を高級感ある印象にしたい方にもおすすめ。
簡単に装着できるタイプが多いので、気軽にカスタムが楽しめます。
フロアマット
意外と見落とされがちですが、フロアマットも乗り心地に影響します。
厚みのあるマットを選ぶことで、足元から伝わる振動を和らげる効果が期待できます。
また、防音性のあるマットなら、走行中のロードノイズを軽減することも可能です。
オーダーメイドタイプでぴったりフィットさせれば、見た目の美しさも格段にアップ。
室内の快適性を底上げしたい方におすすめのアイテムです。
デイズルークスはなぜ安い?

デイズルークスが中古車市場で安く販売されているのには、いくつかの理由があります。
まず、2014年から2020年までの限られた販売期間で生産が終了しているため、新型への買い替え需要が強く、相場が下がりやすい傾向にあります。
また、ライバル車であるホンダN-BOXやスズキスペーシアと比べて人気がやや劣ることも価格に影響しています。
特に「加速が弱い」「燃費がもう一歩」といった声があるため、実用面での評価が安定しきれていない点も要因の一つです。
ただし、装備は比較的充実しており、スライドドアや広い室内空間などは魅力的です。
安いからといって粗悪な車というわけではなく、使い方によっては非常にコスパの良い一台と言えるでしょう。
デイズルークス・ハイウェイスターはどんな車?

デイズルークス・ハイウェイスターは、標準モデルに比べて外観・装備ともにグレードアップした上位仕様のモデルです。
フロントマスクがよりスポーティなデザインになっており、LEDヘッドライトや専用エアロパーツなどが特徴です。
内装もブラック基調で落ち着きがあり、高級感が一段と高まっています。
また、一部グレードではターボエンジンが搭載されており、街乗りから高速道路までスムーズな走行が可能です。
安全装備も充実しており、アラウンドビューモニターや衝突軽減ブレーキなどが用意されているのもポイントです。
見た目にもこだわりたい、装備も充実してほしいという方にとっては、ハイウェイスターは非常に魅力的な選択肢です。
デイズルークスのターボモデルの燃費は?

デイズルークスのターボモデルは、ノンターボに比べてパワーがある分、燃費性能はやや劣ります。
JC08モードではターボモデルの燃費はおよそ20.2km/L前後とされています。
これはノンターボの22km/L前後に比べると劣りますが、ターボならではの加速力や高速での安定性を考えれば、十分許容範囲と言えるでしょう。
特に坂道や多人数乗車、長距離ドライブが多い人には、ターボの方がストレスなく走れる利点があります。
ただし、燃費を気にする場合はアクセルの踏み方やエアコン使用に注意が必要です。
走行スタイルを見直すことで、ターボでも燃費をある程度改善できます。
デイズルークスの体験談

筆者が初めてデイズルークスに乗ったのは、友人が購入した車に助手席として同乗したときでした。
第一印象は「とにかく天井が高くて広い」ということ。
助手席に座っていても圧迫感がなく、軽自動車とは思えないほどの開放感に驚かされました。
スライドドアも便利で、狭い駐車場でもドアの開閉に気を使わずに済み、「これは子育て世代に人気があるのも納得だな」と感じました。
ただ、走り出しは少しもっさりしていて、坂道ではエンジン音が唸るような感覚がありました。
友人も「加速はあまり期待しない方がいい」と苦笑いしていました。
エンジン音はやや大きめで、会話の声も少しボリュームを上げないと聞き取りづらい場面もありましたが、乗り心地自体は柔らかく問題ありません。
デイズルークスは「ルークス」に置き換わっているものの、生産終了してからそれほど年月は経っていないです(2025年4月執筆時点にて)。
ルークスの新車を買うよりは、デイズルークスの中古を買って、街乗りや近所の買い物、ちょっとしたドライブには十分実用的だと思いました。
デイズルークスは最悪の総括
記事のポイントをまとめます。
- デイズルークスは軽とは思えない広さと開放感が魅力
- 加速のもたつきやパワー不足に不満の声がある
- エンジン音が大きく、静粛性に欠ける場面がある
- 燃費はやや物足りず、ターボ車は特に差が出やすい
- スライドドアや装備の利便性は高く評価されている
- 内装の質感がチープに感じるという意見がある
- 高速道路での走行性能に不安を感じるユーザーも多い
- メンテナンスや運転方法で性能改善が期待できる
- ハイウェイスターは見た目と装備の両立で人気がある
- 人気面では他車に劣るが価格の安さは大きな魅力

