車をカスタムする際に人気のあるエアロパーツですが、ネット上では「ださい」といった声も少なくありません。
特にSUVやミニバンへの装着時は、見た目のバランスが崩れることがあり、せっかくのカスタムが台無しになってしまうケースもあります。
せっかくの愛車を自分好みに仕上げたいのに、「ダサい」と言われてしまうのは避けたいものです。
そこで本記事では、「エアロパーツがダサい」と言われる理由を丁寧に解説するとともに、かっこよく見せるための具体的なポイントを紹介しています。
失敗しないパーツ選びのコツや、車種別のおすすめカスタム例も紹介しており、初心者でも安心して読み進められる内容です。
もし、エアロパーツの見た目や評判に不安を感じているなら、ぜひ最後までご覧ください。
- エアロパーツがダサく見える原因と対策がわかる
- 車種ごとの似合うカスタム方法が理解できる
- かっこよく見せるエアロ選びのコツが身につく
- 自分の車に合ったエアロの判断基準が得られる
車のエアロパーツはださいのか考察

車をカスタムする際、多くの人が気になるのがエアロパーツの印象です。
「ださい」と言われることもありますが、本当にそうなのでしょうか。
まずはエアロパーツの基本から見ていきましょう。
- エアロパーツとは?基本の理解
- エアロパーツがダサいと言われる理由
- SUVにエアロをつける理由・意味
- ミニバンにエアロパーツはダサい?
- モデリスタのエアロパーツはダサい?
- 純正エアロはダサいから社外製の方がいい?
エアロパーツとは?基本の理解
エアロパーツは、見た目を変えるだけでなく、空気の流れをコントロールするパーツです。
スポイラーやサイドスカートなど、外観の印象を大きく左右するため、装着にはセンスが問われます。
初心者には少し難しそうに感じるかもしれませんが、基本的なことを理解していれば、自分の車をより魅力的に見せることも可能です。
ここではまず、エアロパーツの種類や役割をわかりやすく解説していきます。
エアロパーツの種類
エアロパーツにはさまざまな種類があり、それぞれ役割や取り付け場所が異なります。
代表的なものに「フロントスポイラー」「リアスポイラー」「サイドスカート」「リアディフューザー」などがあります。
フロントスポイラーは車の前面に取り付けられ、空気の流れを下に誘導してフロントの安定性を高めます。
サイドスカートは車の側面下部に装着され、車体の下を通る空気の乱れを抑えて、よりスムーズな走行を助けます。
リアスポイラーやディフューザーは、後方の空気の流れを整え、走行時の浮き上がりを防ぐ役割があります。
エアロパーツの役割
エアロパーツの役割は、単なる飾りではありません。大きな目的は「空力性能の向上」です。
車は走行中、空気の抵抗を受けています。
エアロパーツはその抵抗をうまく整えることで、車の安定性を高めたり、燃費を改善したりする効果が期待できます。
また、車体が浮き上がるのを抑える「ダウンフォース効果」により、コーナリング性能も向上します。
ただし、日常使用では効果が小さいことも多く、見た目のドレスアップ目的で装着されるケースも少なくありません。
エアロパーツが人気の理由
エアロパーツが人気を集める理由には、見た目の変化による“特別感”があります。
愛車にエアロパーツをつけることで、他と違う個性を演出できます。
特に若い世代のドライバーにとっては、見た目のカスタムは車への愛着を高める重要な要素です。
また、メーカー純正や有名ブランドが手がけるエアロパーツには、品質やデザインに信頼感があり、「かっこよく見える」という声も多く聞かれます。
実用性とファッション性を兼ね備えたパーツとして、多くの車好きに支持されています。
エアロパーツがダサいと言われる理由

エアロパーツをつけたいと思っても、周囲から「ダサい」と言われることがあります。
その理由にはいくつかの共通したポイントがあり、見た目やバランスの悪さが原因であることが多いです。
ここでは、具体的にどのような点が“ダサさ”につながるのかを詳しく解説していきます。
過剰なサイズや形状の不調和
エアロパーツのサイズが過剰だったり、派手すぎる形状だったりすると、車全体のバランスが崩れてしまいます。
例えば、車体が小さいのに大きすぎるウイングを装着していると、アンバランスな印象を与えかねません。
また、極端なデザインは目立つ一方で、悪目立ちしてしまい「自己満足のカスタム」と見られてしまうこともあります。
かっこよさを追求するあまり、やりすぎてしまうと逆効果になってしまうのです。
車種とのミスマッチ
エアロパーツは、車種との相性が非常に重要です。
スポーツカーに似合うデザインでも、ミニバンや軽自動車に取り付けると違和感が出てしまうことがあります。
また、車の形状や雰囲気に合っていないと、まるで別物のパーツを無理やり装着したように見えることも。
見た目の統一感がないと、全体の印象がちぐはぐになり、スマートさに欠けてしまいます。
質感や素材が安っぽく見える
エアロパーツの素材や塗装がチープに見えると、一気に車全体の印象が悪くなります。
とくに安価な樹脂製や艶消しの仕上げが雑なものは、遠目にも“安物感”が出てしまいます。
純正パーツや高品質な社外製パーツと比較すると、明らかな差が出てしまい、かえってカスタムがマイナスに働くことも。
しっかりとした質感と仕上がりを持つパーツを選ぶことが、ダサく見せないための大きなポイントになります。
取り付けの雑さやズレが目立つ
どんなにデザインが良いエアロパーツでも、取り付けが雑だと全体の見た目が崩れます。
ズレていたり、隙間があったり、固定が不十分だと「素人っぽい」「急いで取り付けたのかな」と思われる原因になります。
また、両面テープで無理に装着している場合などは、時間が経つにつれて浮きや剥がれが目立ってくることもあります。
丁寧で正確な取り付けは、パーツの良さを引き立てるためにも重要です。
行遅れや時代に合わないデザイン
一昔前に流行ったような古いデザインのエアロパーツを使っていると、どうしても“時代遅れ感”が出てしまいます。
たとえば、2000年代初期に流行したようなギラギラしたエアロは、今の落ち着いたデザインとは対照的です。
周囲の車やトレンドと比べてズレがあると、どうしても「古くさい」「センスがない」と感じられてしまいます。
時代に合ったデザインを選ぶことで、より洗練された印象を与えることができます。
SUVにエアロをつける理由・意味

エアロパーツと聞くとスポーツカーのイメージが強いかもしれませんが、近年ではSUVにも積極的に装着されるようになっています。
なぜSUVにエアロをつけるのでしょうか。
その理由は、単なる見た目の変化だけでなく、機能面や個性の演出にも深く関係しています。
ここではSUVにエアロを装着する主な目的を見ていきましょう。
見た目を個性的にしたい
SUVは国内外で人気が高く、街中でも同じような車種をよく見かけます。
そんな中、自分のSUVを目立たせたい、他と違う存在感を出したいという思いからエアロパーツを装着する人が増えています。
エアロを取り付けることで、純正のデザインとは異なる雰囲気をまとい、唯一無二の個性を演出できます。
デザイン性の高いパーツを選ぶことで、視覚的なインパクトも大きくなり、自分だけの一台に仕上げることができます。
他のSUVと差別化したい
同じ車種が並ぶと、どうしても周囲と似たような印象になりがちです。
そんな中で「他とは違う自分の車」をアピールできるのが、エアロパーツの魅力です。
特に人気SUVは街中でよく見かけるため、ちょっとした違いが大きな差別化につながります。
フロントグリルの変更やサイドのボリュームアップなど、部分的なエアロでも印象は大きく変わります。
オーナーのこだわりを反映できる点が、多くのSUVユーザーに支持されている理由のひとつです。
空気抵抗を減らしたい
SUVは車高が高く、重心も高いため、走行中に受ける空気抵抗が大きくなりやすい傾向にあります。
エアロパーツは、その空気の流れを整えることで抵抗を減らし、燃費の向上や走行安定性の向上に貢献します。
たとえば、フロントスポイラーは風の流れを下方向に導くことで車体の浮き上がりを抑え、安定した走行を可能にします。
見た目だけでなく、実用性にも優れたエアロは、SUVの運転をより快適にするための有効なアイテムといえるでしょう。
車高を低く見せたい
SUVはその構造上、どうしても車高が高く見えがちです。
スタイリッシュさを重視する人の中には、重心の高い見た目を嫌う人もいます。
エアロパーツを使えば、地面との隙間が少なく見えるような視覚効果を生み出すことができ、車高を低く、引き締まった印象に変えることが可能です。
特にサイドスカートやフロントリップスポイラーなどは、見た目を一気にスポーティに変えてくれる人気のパーツです。
オフロード感を和らげたい
SUVはもともと悪路走行を想定した車種であり、どこか無骨なイメージがあります。
その無骨さが魅力である一方で、街乗りメインの人にとっては少しゴツすぎると感じることもあります。
そこでエアロパーツを加えることで、オフロードっぽさを和らげ、より都会的で洗練された雰囲気に仕上げることができます。
特にモデリスタやTRDなどのブランドが提供するパーツは、上品で落ち着いたデザインが多く、オフ感をうまく中和してくれます。
ミニバンにエアロパーツはダサい?

「ミニバンにエアロパーツをつけるのはダサい」という声を耳にすることがあります。
しかし、実際にはその印象はつけ方次第で大きく変わります。
ミニバンはもともと家族向けの実用性重視の車種ですが、そこにスポーティなエアロを加えることで、見た目にインパクトとスタイリッシュさをプラスすることができます。
ただし、あまりに派手なデザインや大型のウイングをつけると、車の用途と合っておらず、不自然に見えてしまうこともあります。
エアロを選ぶ際は、車体のボリューム感や色味に合ったデザインを意識することが大切です。
シンプルで上品なラインのエアロなら、ミニバンでも十分かっこよく決まります。
また、車高を低く見せたり、全体のシルエットを引き締めたりと、バランスよく取り付ければダサいどころかおしゃれな仕上がりにできます。
結論として、ミニバンにエアロは“ダサくなる可能性もあるが、センスよく装着すればむしろかっこいい”というのが実情です。
モデリスタのエアロパーツはダサい?

モデリスタとは、トヨタ車を中心に展開されているカスタムパーツブランドで、エアロパーツも豊富にラインナップされています。
一部では「無難すぎる」「量産型っぽい」という理由から、ダサいという評価がされることもあります。
しかし、モデリスタのエアロはデザインと機能のバランスが取れており、どの車種にも自然に馴染むよう設計されています。
特に純正オプションとして用意されていることが多く、車検対応である点や品質面の安心感が大きな魅力です。
確かに個性を求める人には少し物足りないかもしれませんが、スタイリッシュで洗練された印象を与えるデザインは、幅広い層に支持されています。
また、派手すぎず品のあるカスタムが可能なので、家族との使用が多い車やビジネスシーンでも浮かないのがポイントです。
モデリスタのエアロは、目立ちすぎず高級感を演出したい人にとって、非常に優れた選択肢といえるでしょう。
純正エアロはダサいから社外製の方がいい?

「純正エアロは無難すぎて面白みがない」「社外製の方がかっこいい」といった声は、カスタム好きの間でよく聞かれます。
確かに純正エアロは、安全性や実用性を重視しているため、やや控えめなデザインが多い傾向にあります。
そのため、個性やインパクトを重視する人にとっては物足りなく感じるかもしれません。
一方で、純正エアロは車体とのフィット感が抜群で、取り付け精度も高く、全体の完成度を高めてくれます。
また、メーカーのデザイン部門が手がけているため、車のイメージにぴったり合った統一感が魅力です。
社外製はデザインの自由度が高く、選択肢も多いのが魅力ですが、取り付けに技術が必要だったり、品質にバラつきがあったりすることもあります。
どちらが良いかは好みによりますが、「ダサい」と感じるかどうかはパーツ選びと取り付けのバランス次第です。
純正でもセンスよく組み合わせれば、十分にかっこよく見せることができます。
車のエアロパーツはださい?賢い使い方

「エアロパーツ=ダサい」と思われがちですが、それは誤解であり、使い方次第でむしろ車の魅力を引き立てることができます。
重要なのは、ただ取り付けるのではなく、センスと工夫を持って“賢く使う”ことです。
ここでは、エアロパーツをかっこよく見せるためのポイントや、失敗しない選び方を解説します。
- エアロパーツをかっこよく見せるコツ
- エアロパーツをつけない方がいい車
- エアロパーツがおすすめの軽自動車5選
- エアロパーツを取り付ける際の注意点
- SUVでエアロはダサいと思った話
エアロパーツをかっこよく見せるコツ
かっこよくエアロパーツを使いこなすには、いくつかの重要なコツがあります。
それはデザインや素材の選び方だけでなく、車種との相性、取り付け精度、そしてトレンドとのバランスなど、複合的な要素の調和です。
以下に、エアロパーツをスマートに取り入れるための具体的なコツをご紹介します。
バランスを重視
エアロパーツを装着する際、最も大切なのは“全体のバランス”です。
前後左右のパーツのサイズ感がバラバラだと、統一感がなくちぐはぐな印象を与えてしまいます。
たとえば、フロントにだけ派手なスポイラーを装着して、サイドやリアがノーマルのままだと、かえって違和感が強調されてしまいます。
見た目の調和を意識しながら、全体のスタイルに一貫性を持たせることで、センスの良い仕上がりになります。
車種に合うデザイン
すべてのエアロパーツがどの車にも合うわけではありません。
車種によってボディ形状や雰囲気は大きく異なるため、車に合ったデザインを選ぶことが非常に重要です。
たとえば、スポーティなハッチバックにはシャープで鋭いラインのパーツが似合いますが、丸みのある軽自動車には柔らかいフォルムの方がマッチします。
カタログ写真や装着例を参考にしながら、自分の車に一番フィットするデザインを見極めましょう。
高品質な素材を選ぶ
見た目の印象を大きく左右するのが、エアロパーツの素材です。
安価なパーツは、近くで見るとチープさが目立ち、塗装や仕上げの粗さで全体の美しさを損なうことがあります。
一方で、FRPやABS樹脂、カーボン素材など、質の高い素材を選べば、見た目にも高級感が出て、装着後の満足度も高まります。
価格だけで選ばず、信頼できるメーカーやブランドのパーツを選ぶことが、結果的に“ダサさ”を避ける近道です。
丁寧に取り付ける
エアロパーツをどれだけ良いものにしても、取り付けが雑だと一気に完成度が下がってしまいます。
ズレや隙間、傾きがあると「素人感」が出てしまい、かっこよさが台無しになります。
特に両面テープでの仮止めだけでは、時間の経過とともに浮きや剥がれが生じるリスクもあります。
確実で綺麗な取り付けを行うためにも、自信がなければ専門店やプロの手を借りるのがおすすめです。
流行と個性を両立
自分の好きなスタイルを追求することも大切ですが、時代に合ったトレンドを取り入れることも忘れてはいけません。
古臭いデザインばかり選んでしまうと、どんなに思い入れがあっても周囲からは“時代遅れ”と見られてしまうことがあります。
とはいえ、流行に流されすぎて自分の好みとズレてしまうのも良くありません。
今っぽさを意識しながら、自分らしさを程よくミックスすることが、かっこよく見せるための理想的なアプローチです。
エアロパーツをつけない方がいい車

エアロパーツは魅力的なカスタムアイテムですが、すべての車に適しているわけではありません。
中には、装着すると逆に見た目が悪くなったり、機能面で不都合が生じるケースもあります。
ここでは「エアロパーツをつけない方がいい」とされる車の特徴や、その理由について解説します。
クラシックカーや旧車
クラシックカーや旧車は、その当時のデザインや雰囲気が魅力のひとつです。
そこに現代的なエアロパーツを加えてしまうと、せっかくのレトロな雰囲気が損なわれてしまいます。
また、旧車はパーツの形状が独特なため、汎用品ではうまくフィットしないことが多く、見た目もチグハグになりがちです。
価値のある車であれば、オリジナルの状態を保つ方が、結果的に高評価につながることもあります。
クラシックカーはエアロではなく、当時の純正部品や旧車向けアクセサリーで個性を演出するのが理想的です。
車体が小さいコンパクトカー
コンパクトカーは車体が軽く小さいため、大きめのエアロパーツを装着するとアンバランスになりやすいです。
特にフロントスポイラーやリアウイングが目立ちすぎると、見た目の“重たさ”が出て、逆にスタイルが崩れてしまいます。
さらに、車体に対してエアロが主張しすぎると、「無理やり感」が出て不自然な印象になります。
もしカスタムをするなら、スポーティなエアロではなく、小型専用にデザインされたシンプルなパーツを選ぶのが無難です。
サイズ感と軽快さを損なわないよう注意が必要です。
オフロード向けSUVやクロカン車
本格的なオフロード走行を目的としたSUVやクロカン車は、エアロパーツの装着に不向きです。
その理由は、エアロが路面との接触や破損の原因になるためです。
例えば、アプローチアングルや最低地上高が重要な車に、低く張り出したフロントスポイラーをつけてしまうと、岩場や段差でぶつかってしまうリスクがあります。
また、無骨でタフなデザインが持ち味のクロカン車に、スタイリッシュなエアロをつけると雰囲気がチグハグになることも。
走行性能やデザインの方向性を損なわないように注意しましょう。
すでにカスタムが過剰な車
すでに複数のカスタムが施されている車に、さらにエアロパーツを追加すると、統一感がなくなってしまう可能性があります。
たとえば、ホイールやカラーリング、車高調などが個性的すぎる場合、エアロが加わることで全体のバランスが崩れることがあります。
カスタムは「足し算」ではなく「引き算」も重要です。
見た目の迫力を求めすぎてパーツを詰め込みすぎると、“やりすぎ感”が出てしまい、逆にかっこ悪く見えてしまうことがあります。
すでにカスタムが多い車には、エアロではなく細かなディテールの調整で仕上げる方が効果的です。
車の状態が悪い場合
車体にキズやへこみが多かったり、ボディの塗装が劣化している場合、エアロパーツを取り付けても見た目が整いません。
むしろ、新品のエアロパーツだけが浮いて見えてしまい、余計に悪目立ちしてしまう可能性があります。
また、ボディが歪んでいると、エアロがしっかりフィットせず、隙間やズレが生じてしまうこともあります。
まずは車の状態をしっかり整えたうえで、エアロの装着を検討することが大切です。
基本的なメンテナンスやボディ補修を優先することで、仕上がりの美しさが格段に向上します。
エアロパーツがおすすめの軽自動車5選

軽自動車にもエアロパーツはおすすめできます。
小さな車体だからこそ、エアロによって印象を大きく変えることができ、自分だけのスタイルを演出することが可能です。
今回は、エアロパーツとの相性が良く、ドレスアップにも適した軽自動車を5車種ご紹介します。
ホンダ N-BOX
N-BOXは、国内でトップクラスの人気を誇るスーパーハイト系軽自動車です。
ボックス型のフォルムにより、エアロパーツを装着することで直線的でシャープな印象をプラスできます。
特にモデューロや無限といった純正系カスタムブランドのエアロは、デザイン性と実用性のバランスが優れており、違和感なく装着可能です。
スタイリッシュな見た目と、使いやすさを両立したい人にとって最適な1台です。
ダイハツ タント
タントはスライドドア付きでファミリー層からも支持の厚い軽自動車です。
そのため、実用性の高さとデザインの良さを両立できるエアロパーツが多く展開されています。
フロント周りやサイドにエアロを加えることで、全体が引き締まり、都会的で洗練されたスタイルになります。
ディーラーオプションや社外製のシンプルなスポーティエアロがよく似合い、やりすぎ感なく仕上げることができます。
スズキ スペーシア
スペーシアは、軽量で燃費性能に優れた軽ハイトワゴンです。
かわいらしいデザインが特徴ですが、エアロパーツを装着することで、ぐっと大人っぽい雰囲気に変わります。
フロントスポイラーやリアアンダーエアロで引き締め効果を狙えば、見た目がよりスタイリッシュになります。
純正オプションも豊富にあり、女性でも違和感なく楽しめるカスタムが可能です。
スズキ アルトワークス
アルトワークスは軽スポーツの代表的存在で、走りに特化したモデルです。
その性能にふさわしいアグレッシブなエアロを装着することで、より本格的なスポーツカーのような印象に仕上がります。
フロントリップやリアスポイラーを取り入れると、空力性能も向上し、見た目と機能を両立できます。
メーカー純正だけでなく、レーシングブランドの社外エアロも多く展開されているため、選択肢が豊富です。
ダイハツ コペン
コペンは軽オープンスポーツカーとして非常に人気が高く、エアロカスタムとの相性も抜群です。
小型ボディながら、低重心なデザインにスポーティなエアロを加えることで、まるで欧州の小型ロードスターのような仕上がりになります。
特にリップスポイラーやサイドスカートを取り入れると、精悍な印象が強まり、走りを楽しむ見た目に変化します。
走行性能だけでなく、見た目にもこだわりたい人にぴったりな1台です。
エアロパーツを取り付ける際の注意点

エアロパーツは見た目を変えるだけでなく、走行性能や車のバランスにも関わるパーツです。
だからこそ、取り付ける際にはいくつかの重要なポイントに注意しなければなりません。
間違った方法で装着してしまうと、せっかくのカスタムが台無しになるだけでなく、トラブルや違法改造につながることもあります。
ここでは、エアロパーツ取り付け時に押さえておくべき注意点を紹介します。
車種との適合を確認
エアロパーツは、車種や年式によって取り付け可能なタイプが異なります。
たとえ同じメーカーの車でも、マイナーチェンジやグレードの違いによって装着できないケースがあります。
購入前には、必ず車検証に記載された型式や年式を確認し、パーツの適合情報と照らし合わせることが大切です。
適合しないパーツを無理やり取り付けようとすると、フィッティングが悪くなり、ズレや隙間が生じる原因になります。
安心して装着するためにも、メーカー推奨の適合表をチェックしましょう。
車検や法律の基準を確認
エアロパーツを取り付けると、見た目が大きく変わりますが、その分、法律上の制限にも注意が必要です。
例えば、パーツの突起が基準を超えていたり、車体幅が変わってしまったりすると、車検に通らなくなることがあります。
また、シャープすぎる形状や角が立っているデザインも、安全基準に抵触する可能性があります。
見た目のかっこよさだけでなく、保安基準や道路運送車両法に適合しているかどうかを事前に確認することが重要です。
不安がある場合は、ショップやディーラーに相談してから装着するようにしましょう。
ボディの状態を整えてから付ける
エアロパーツを取り付ける前に、車のボディの状態をしっかり整えておくことが大切です。
もしボディに歪みやサビ、塗装の剥がれがあると、エアロがうまくフィットせず、隙間ができたり、浮いてしまったりすることがあります。
また、接着力が弱まる原因にもなるため、結果的にパーツの脱落などのトラブルを引き起こすリスクもあります。
事前に洗車や研磨、必要であれば補修作業をして、取り付け面をきれいに保つことが、仕上がりを左右する大事な工程です。
重量や空力への影響を理解する
エアロパーツは見た目だけでなく、重量や空気の流れにも影響を与える部品です。
重いパーツを取り付けると、車の走行性能や燃費に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、空力性能を考慮せずに装着した場合、かえって不安定な挙動を引き起こすこともあります。
特にリアスポイラーやディフューザーは、空気の流れを大きく変えるため、慎重に選ぶ必要があります。
見た目だけにとらわれず、装着後の走行にどんな影響が出るのかを事前にイメージし、バランスの取れたパーツ選びを心がけましょう。
DIY初心者はプロに依頼する
エアロパーツの取り付けは、意外と技術と経験が必要な作業です。
一見、簡単そうに見えるパーツでも、ミリ単位の調整が必要だったり、しっかりと固定するための工程が複雑だったりすることがあります。
DIY初心者が無理に取り付けようとすると、ズレや浮き、さらには走行中の脱落といったリスクもあります。
見た目や安全性を損なわないためにも、自信がない場合は専門のカーショップや整備工場に依頼するのがベストです。
きれいに取り付けられたエアロは、車全体の完成度をグッと引き上げてくれます。
SUVでエアロはダサいと思った話

筆者の友人が乗っているSUVにエアロパーツが付いていたのですが、正直に言うと第一印象は「ちょっとダサいな」と感じました。
全体のバランスが悪く、特にリア周りのデザインがゴツくなりすぎていて、車本来のスマートさが失われていたように思います。
どうやら友人もその違和感に気づいていたようで、家族からも「何か変じゃない?」と言われたようです。
それでも、エアロパーツのおかげで高速道路では風の抵抗が減り、以前よりも安定して運転できるようになったそう。
特に横風を受けたときのふらつきが減ったことに満足しており、本人は「見た目は多少アレだけど、実用性があるからこのままでいい」と納得していました。
この出来事から、エアロパーツはデザインと実用のバランスが大切だとあらためて感じました。
車のエアロパーツはださいの総括
記事のポイントをまとめます。
- エアロパーツは見た目だけでなく空力性能にも効果がある
- サイズや形状が不自然だと「ださい」と思われやすい
- 車種とエアロパーツの相性はデザイン性に大きく影響する
- 安っぽい素材や雑な取り付けは印象を悪くする原因になる
- SUVにもエアロを装着する意味や効果はしっかりある
- 実用性を重視すれば見た目に対する意見も変わることがある
- エアロパーツ選びではバランスと統一感が重要になる
- 純正エアロと社外製は目的に応じて使い分けが必要
- エアロが似合わない車種もあるため選定には注意が必要
- 初心者はDIYよりもプロの取り付けを検討すべき






