軽ハイトワゴンは室内が広く、使い勝手のよい人気車種ですが、「風にあおられそうで怖い」「本当に安全なのか不安」といった声も少なくありません。
特に、高速道路や悪天候での運転に対して心配を感じる方が多いようです。
このような不安は、これから家族のために軽ハイトワゴンを購入しようと検討している多くの方が抱えているものです。
そこで本記事では、軽ハイトワゴンに対して「怖い」と感じる理由を丁寧に解説し、その不安を和らげる選び方や安全対策、さらにはおすすめ車種までを徹底的に紹介します。
軽ハイトワゴンのメリット・デメリットを正しく理解すれば、「怖い」という印象は大きく変わります。
ぜひ最後まで読み進めて、軽ハイトワゴンの本当の魅力と、失敗しない選び方を確認してください。
- 軽ハイトワゴンに対する不安の原因と対策がわかる
- 安全で安心できる車の選び方が具体的にわかる
- 自分に合った軽ハイトワゴンを見極める判断軸が得られる
- 横風や走行時のリスクに備える方法が理解できる
軽ハイトワゴンは怖いのか考察
家族で使いやすいと人気の軽ハイトワゴンですが、「怖い」と感じる人も少なくありません。
特に初めて軽自動車を選ぶ男性にとって、安全性や走行性能に不安を抱くのは当然です。
ここでは、なぜ軽ハイトワゴンが怖いと思われているのかを掘り下げていきます。
- 軽ハイトワゴンが怖いと感じる理由
- 軽ハイトワゴンはダサいと言われるワケ
- 軽ハイトワゴンの特徴とメリット
- 軽ハイトワゴンは安全性に問題がある？
- 軽ハイトワゴンは高速道路を走れる？
- 横風邪に強い軽自動車はどれ？
軽ハイトワゴンが怖いと感じる理由
軽ハイトワゴンに対する「怖さ」は、実際の性能だけでなく、見た目や先入観も影響しています。
ここでは、多くの人が不安に感じやすい具体的なポイントを5つ取り上げ、それぞれについて詳しく解説していきます。
風にあおられやすい
軽ハイトワゴンは車高が高いため、横からの風に強く影響を受けやすい構造になっています。
高速道路や橋の上を走行中に突然の横風を受けると、車体がぐらつくことがあり、運転に慣れていない人にはとても不安に感じる瞬間です。
特に軽自動車は車重が軽いため、同じ風でも普通車より影響を受けやすくなっています。
こうした不安定さが「軽ハイトワゴンは怖い」と感じる大きな理由のひとつです。
ぶつかったときが心配
万が一の事故の際、「軽自動車はつぶれやすい」という印象を持つ方は多いです。
確かに、軽自動車は普通車と比べてボディが小さく、構造上どうしても衝撃吸収の余地が限られます。
そのため、対大型車との衝突などでは不利な面が出ることもあります。
ただし、最近のモデルは衝突安全性能の基準が厳しくなっており、安全装備も充実しています。
それでも心配が拭えないという声は多く、安全性への不安が「怖い」と感じる理由につながっています。
カーブや坂で不安定に感じる
軽ハイトワゴンは重心が高くなる設計が多いため、急なカーブや傾斜のある道で不安定さを感じやすいです。
特に、速度が出ている状態でカーブに入ると、車体が外側に振られるような感覚になり、ハンドル操作に緊張感が生まれます。
坂道ではエンジンパワーの影響もあり、スムーズに登れなかったり、アクセルを強く踏まなければならない場面もあります。
これらの体感が「この車、ちょっと怖いな」と感じる原因になります。
エンジンが弱くて加速が不安
軽ハイトワゴンは、排気量660ccのエンジンで設計されているため、普通車に比べて加速力が控えめです。
特に合流や追い越しをする場面では、アクセルを踏み込んでも思ったようにスピードが上がらず、もたつきを感じることがあります。
この加速の遅さが「咄嗟の時に動かないかも」といった不安を呼び、「怖い」と思われる大きな要因となっています。
ただし、ターボエンジン搭載モデルなら、多少この弱点を補うことが可能です。
見た目が頼りなく感じる
軽ハイトワゴンは、どちらかというと可愛らしくやさしいデザインが多く、がっしりとした重厚感には欠ける印象があります。
そのため、見た目から「本当に安全なの？」「ちゃんと守ってくれるの？」と感じてしまう人もいます。
特に男性にとっては、車の見た目も安心感の一部となるため、デザインが頼りなさそうだと心理的に不安が増してしまいます。
外観からくる印象も、「軽ハイトワゴンは怖い」と思うきっかけの一つなのです。
軽ハイトワゴンはダサいと言われるワケ
軽ハイトワゴンは便利で実用的な反面、見た目について「ダサい」と感じる人も少なくありません。
特にデザイン性や個性を重視する男性にとって、外観の印象はとても大切です。
ここでは、なぜ軽ハイトワゴンがダサいと思われがちなのか、その理由を深掘りします。
見た目が四角くて地味
軽ハイトワゴンは、室内空間を広くとるために箱型のデザインが基本です。
この形は実用性に優れている反面、スポーティさや洗練された印象には欠けるため、「地味」「おしゃれじゃない」と感じる人もいます。
流線型のスタイリッシュな車と比べると、どうしても無難で目立たない印象になりがちです。
外観を重視する人にとって、この四角いシルエットが“ダサい”と感じるポイントになります。
ファミリー向け感が強い
軽ハイトワゴンはその構造上、子育て世代や高齢者に優しい設計が多く、どうしても「家庭用の車」というイメージがつきまといます。
実用重視の装備やスライドドアなど、便利さを前面に押し出しているため、独身男性や若い夫婦にとっては「家族感が強すぎてダサい」と感じられることもあります。
自分の個性を表現したい人には、ファミリーカー的な雰囲気がマイナスに映るのかもしれません。
車高が高すぎてアンバランス
軽ハイトワゴンは、天井が高く、足回りは軽量な設計になっています。
そのため、全体のシルエットが「頭でっかち」に見えてしまうことがあります。
特に真横や斜め後ろから見ると、上半分だけが大きく感じられ、バランスが悪く見えることも。
このアンバランスさが、スタイリッシュさとは逆方向の印象を与え、「格好悪い」と思われる一因になっています。
カスタムしても限界がある
軽ハイトワゴンはカスタムパーツも多く販売されていますが、もともとの形状が四角く実用重視のため、カスタムしても見た目の変化に限界があります。
ホイールやエアロをつけても、「頑張ってる感」が出てしまい、かえってチグハグに見えることも。
個性を出したくても、ベースのデザインが制限されているため、ファッション性を追求するには難しさを感じる方も多いようです。
軽自動車に対する偏見
軽ハイトワゴンに限らず、軽自動車全体に対する「安い・小さい・頼りない」といった偏見が根強く残っています。
特に車にこだわりを持つ人の中には、「軽＝格下」という見方をする人もいて、その影響で「軽に乗ってるとカッコ悪い」と感じてしまう場合もあります。
こうした価値観は必ずしも現実に合っているわけではありませんが、見た目の印象や社会的な評価に影響を与えてしまう要因となっています。
軽ハイトワゴンの特徴とメリット
怖い・ダサいといった印象を持たれがちな軽ハイトワゴンですが、実は多くの魅力と実用性を備えています。
ここでは、軽ハイトワゴンがなぜ多くの家庭に選ばれているのか、その特徴とメリットについてわかりやすく解説します。
室内が広くて快適
軽ハイトワゴンの最大の特長の一つが、驚くほど広い室内空間です。
外から見るとコンパクトに見えるのに、中に乗ると足元も天井もゆとりがあり、長時間のドライブでも圧迫感を感じにくい設計になっています。
後部座席も広く、小さな子どもはもちろん、大人でも快適に座ることができます。
家族で出かける際も、みんながゆったりとくつろげる空間があるのは大きな魅力です。
乗り降りがしやすい
軽ハイトワゴンは地面からの高さがちょうどよく、乗り降りがとてもスムーズです。
ドアも大きく開くため、小さな子どもを抱えていたり、年配の方が同乗する場合でもストレスがありません。
特にスライドドア付きのモデルなら、狭い駐車場でもドアの開け閉めに困らず、子育て中の家庭にとっては非常にありがたいポイントです。
こうしたユーザーフレンドリーな設計が、日常使いを快適にしてくれます。
小回りがきいて運転しやすい
軽ハイトワゴンは車体がコンパクトなので、狭い道や住宅街でもスイスイ走れます。
最小回転半径が小さいため、Uターンや細い道での方向転換も簡単です。
運転初心者や女性ドライバーにも扱いやすく、特に市街地での運転に強みを発揮します。
駐車もラクにこなせるので、車のサイズ感に不安がある人でも安心して乗れるのが魅力です。
維持費が安い
軽自動車は税金や保険料が普通車に比べて安く、燃費も良いため、日々の維持費を抑えることができます。
車検や整備費用も比較的リーズナブルなので、家計にやさしい点は非常に大きなメリットです。
子育てや住宅ローンなどで出費が多くなる世代にとって、車の維持費が安く済むのはありがたいポイント。
コスパの高さは、軽ハイトワゴンが選ばれる理由のひとつです。
荷物もたくさん積める
見た目は小さくても、軽ハイトワゴンは荷室が広く、日常の買い物や旅行、アウトドアまで幅広く対応できます。
後部座席を倒せば、自転車やベビーカー、大きなスーツケースなどもすっきり積み込むことが可能です。
また、車高が高い分、縦方向にも余裕があり、高さのある荷物も積みやすいのが特長です。
収納力と使い勝手のバランスが取れており、家族の強い味方になってくれる一台です。
軽ハイトワゴンは安全性に問題がある？
軽ハイトワゴンに対して「ぶつかったら危ないのでは？」と心配する声はよく聞かれます。
確かに軽自動車は普通車よりも車体が小さく、構造的に衝撃吸収スペースが限られているため、不安を感じるのも無理はありません。
しかし、最近の軽ハイトワゴンは安全性が大きく向上しています。
たとえば、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制装置、車線逸脱警報などの先進安全装備が標準またはオプションで多数搭載されています。
また、国の厳しい衝突安全試験（JNCAP）でも高評価を獲得しているモデルが増えてきており、「軽だから危険」と一概に決めつけるのは早計です。
もちろん、事故の際のリスクがゼロになるわけではありませんが、正しい知識をもって車を選べば、安全性の高い軽ハイトワゴンを選ぶことができます。
軽ハイトワゴンは高速道路を走れる？
軽ハイトワゴンでも高速道路は問題なく走行できます。
実際、多くのドライバーが家族旅行や遠出の際に軽ハイトワゴンを利用しています。
ただし、走行性能にはモデルによって差があり、特にエンジン出力が弱いタイプだと、加速が鈍く感じることもあります。
合流時や追い越し時など、瞬時の加速が必要な場面では不安を感じる場合もあるため、より安心して高速を走りたいならターボエンジン搭載モデルを選ぶのがおすすめです。
また、長時間の高速走行では横風の影響や車体の揺れが出ることもあるため、運転中はスピードを控えめにし、周囲の状況に注意を払うことが大切です。
きちんとメンテナンスを行い、安全運転を心がければ、軽ハイトワゴンでも快適に高速道路を走ることは十分可能です。
横風に強い軽自動車はどれ？
軽ハイトワゴンの弱点としてよく挙げられるのが「横風への弱さ」です。
特に車高が高いモデルは風の影響を受けやすく、橋の上やトンネルの出口などでは不安定さを感じやすくなります。
しかし、すべての軽が同じように横風に弱いわけではありません。
たとえば、重心が比較的低めに設計されているモデルや、足回りがしっかりしていて車体剛性の高い車種は、横風に対して安定感があります。
具体的には、ホンダ・N-BOXやダイハツ・タントファンクロスなどは、横風に配慮した設計がされており、実際の走行レビューでも安定性の高さが評価されています。
また、タイヤのサイズや空気圧も影響するため、定期的な点検や適正な調整を心がけることで、より安心して走行することができます。
選ぶモデルと日常のケアで、横風対策も十分に可能です。
軽ハイトワゴンが怖いときの選び方
軽ハイトワゴンに興味はあるけれど、安全性や安定感に不安を感じている方は多いはずです。
そんなときは、「どんな車を選ぶか」が非常に重要です。
この章では、怖さを感じにくい軽ハイトワゴンの選び方について、具体的なチェックポイントを解説していきます。
- 軽ハイトワゴンを選ぶポイント
- 軽自動車の横風対策5つ
- おすすめの軽ハイトワゴン5選
- 軽ハイトワゴンを比較する方法
- 軽ハイトワゴンの中古を買う際の注意点
- 軽ハイトワゴンは怖いと思った体験談
軽ハイトワゴンを選ぶポイント
軽ハイトワゴンは見た目や価格だけで選んでしまうと、あとから「やっぱり怖い」「使いづらい」と後悔することもあります。
大切なのは、自分や家族の使い方に合っていて、なおかつ安心して運転できるかどうかです。
ここでは、後悔しないために確認しておきたい5つの選び方のポイントを紹介します。
安全装備がしっかりしているか
安全性に不安を感じるなら、まずチェックすべきは安全装備の内容です。
最近の軽ハイトワゴンには、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、踏み間違い防止機能などの先進装備が搭載されています。
こうした装備があると、万が一のときにも事故を未然に防げる可能性が高まり、安心して運転できます。
メーカーやグレードによって搭載の有無が異なるので、購入前にはカタログや販売店でしっかり確認しましょう。
スライドドアが便利かどうか
家族での利用を考えると、スライドドアの有無は大きな違いになります。
特に子どもや高齢の家族がいる場合、開け閉めしやすく、隣の車にドアをぶつけにくいスライドドアは非常に便利です。
また、荷物を持っているときにもワンタッチで開けられる電動スライドドア付きなら、使い勝手はさらに向上します。
毎日の乗り降りをスムーズにしたい方は、ぜひ注目すべきポイントです。
走りがストレスなくできるか
軽自動車はパワー不足と思われがちですが、ターボエンジン搭載車や足回りのしっかりしたモデルなら、快適に走ることができます。
坂道や高速道路でストレスを感じないためにも、購入前には試乗をして、加速やハンドリングの感触を確かめておきましょう。
特に家族を乗せて移動する機会が多い方には、安定感のある走行性能が安心につながります。
荷物がしっかり積めるか
日常の買い物はもちろん、旅行やアウトドアなど家族でのレジャーにも対応できるように、荷室の広さや使いやすさも重要です。
軽ハイトワゴンはシートアレンジが柔軟で、後席を倒せば大きな荷物も積めます。
高さのある荷物が積めるか、床がフラットになるかなど、実際の利用シーンを想定してチェックすることがポイントです。
荷物がたっぷり積める車なら、用途が広がり、日常がもっと便利になります。
見た目が好みに合うか
「ダサいからイヤだ」と思ってしまうと、どんなに便利な車でも愛着が持てません。
最近の軽ハイトワゴンは、スポーティな外観やシンプルで洗練されたデザインのモデルも増えています。
外装だけでなく、内装の質感やカラー展開にも注目して、自分の好みに合うかどうかをしっかり確認しましょう。
毎日乗る車だからこそ、見た目の満足感も大切にしたいポイントです。
軽自動車の横風対策5つ
軽ハイトワゴンはその車高の高さゆえ、横風にあおられやすいという特徴があります。
しかし、日頃の運転の工夫や車の管理によって、その不安を大きく軽減することが可能です。
ここでは、誰でもすぐに実践できる横風対策を5つご紹介します。
これらを意識するだけで、安心してドライブを楽しめるようになります。
スピードを落とす
横風を強く感じたときは、まずスピードを落とすことが基本です。
車が速く走っているほど風の影響を受けやすくなり、ハンドルを取られる可能性が高まります。
特に橋の上や海沿いの道、トンネルの出入口などは横風が急に吹くことがあるため、事前に減速しておくと安心です。
速度を落とすだけで車の安定感が増し、風によるふらつきを抑えることができます。
しっかりハンドルを握る
横風が吹いたとき、瞬時に対応できるように常にしっかりとハンドルを握ることが大切です。
両手でハンドルを持ち、軽く力を入れて構えることで、急な風にも安定して対応できます。
片手運転やゆるい握り方ではとっさの動きに対応できず、車がふらついて危険です。
特に風が強い日は、ハンドル操作に集中し、安全運転を心がけましょう。
荷物の積み方を工夫する
車内に積む荷物の配置も、横風対策に意外と大きな影響を与えます。
重い荷物はできるだけ低く、車の中心に近い場所に積むことで、重心が安定しやすくなります。
反対に、荷物が高い位置に偏っていると、風であおられやすくなり、ふらつきの原因になります。
トランクや荷室に荷物を積むときは、左右バランスや高さを意識して配置しましょう。
タイヤの空気圧をチェック
タイヤの空気圧が適正でないと、地面との接地感が弱まり、風にあおられたときに車が不安定になります。
特に空気圧が低いと、タイヤがたわんでグリップ力が落ち、ふらつきやすくなります。
月に一度はガソリンスタンドやカー用品店で空気圧を点検し、メーカーが推奨する値に調整しておくことが重要です。
タイヤ管理は、横風だけでなく全体の安全運転にもつながります。
横風が強い日は避ける
どうしても風が強い日は、無理に車を運転しないという判断も大切です。
特に台風の接近時や強風注意報が出ている日は、軽自動車での走行は避けるのが賢明です。
出かける前に天気予報や風速情報を確認し、風が強い時間帯や場所を避けるようにしましょう。
安全第一の行動が、家族の命を守る大切なポイントになります。
おすすめの軽ハイトワゴン5選
「軽ハイトワゴンは怖い」と感じる方でも、実際には高い安全性や快適性を備えたモデルが数多く存在します。
ここでは、家族で安心して乗れることを重視して選んだ、おすすめの軽ハイトワゴン5車種を紹介します。
それぞれの特徴や魅力を知ることで、自分に合った一台がきっと見つかるはずです。
ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOXは、販売台数で常にトップクラスを誇る軽ハイトワゴンの代表格です。
安全性能では「Honda SENSING」が全車標準装備されており、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能などが搭載されています。
室内も非常に広く、チャイルドシートをつけても余裕のある空間が魅力です。
走行も安定しており、ターボモデルを選べば加速の不安も少ないため、家族での使用にも最適な一台です。
スズキ スペーシアカスタム
スペーシアカスタムは、デザイン性と実用性を両立した1台。
フロントマスクが力強く、見た目の頼りなさを感じさせない点がポイントです。
スズキ独自の「デュアルセンサーブレーキサポート」など、安全装備も充実。
さらに軽量ボディとマイルドハイブリッドにより燃費性能も高く、経済的にも魅力的です。
高級感ある内装も家族の満足度を高めてくれます。
ダイハツ タントファンクロス
アウトドア志向のファミリーに人気なのが、タントファンクロスです。
ベースとなるタントの使いやすさに加え、SUV風のデザインが特徴的。
大開口の「ミラクルオープンドア」で乗り降りがしやすく、小さなお子さまがいる家庭にもぴったりです。
シートアレンジも多彩で、大きな荷物の積み込みにも対応。アクティブなライフスタイルを楽しむ人におすすめです。
日産 ルークス
日産ルークスは、高級感と静粛性に優れた軽ハイトワゴンです。
「プロパイロット」搭載車では、高速道路での運転支援機能が充実しており、長距離運転の負担を大きく軽減してくれます。
天井が高く圧迫感が少ないため、室内での快適性も抜群。
小さな子どもが乗っても広々感じられ、快適なファミリードライブが可能です。
三菱 eKスペース
三菱のeKスペースは、使いやすさと安全性を両立したモデルです。
運転席からの見晴らしが良く、初心者や運転に不安のある方でも扱いやすい設計になっています。
「マイパイロット」機能が搭載されたモデルもあり、前の車に自動で追従してくれるなど、運転サポートも充実。
デザインもスタイリッシュで、実用性と見た目のバランスを求める方にぴったりです。
軽ハイトワゴンを比較する方法
軽ハイトワゴンには魅力的な車種が多く、どれを選べばよいか悩む方も多いはずです。
そこで、後悔しないための比較ポイントをご紹介します。
家族構成やライフスタイルに合った車を選ぶためには、見た目だけでなく中身をしっかりチェックすることが大切です。
以下の5つの視点で比較すれば、自分にとって最適な一台が見つかるはずです。
室内空間の広さを比べる
軽自動車の中でも、軽ハイトワゴンは室内の広さが強みです。
ただし、車種によって足元や天井の高さ、後部座席の広さに差があります。
特に小さなお子さんがいる家庭では、チャイルドシートを設置しても余裕のある広さかどうかが重要です。
また、車内で着替えや授乳などを想定するなら、立って動けるほどの高さがあるかもチェックしましょう。
安全装備の充実度を比べる
家族を乗せるなら、安全性能は妥協できません。
車種によって搭載されている安全装備は異なり、例えば「自動ブレーキ」「誤発進抑制」「車線逸脱警報」などの有無は重要な比較ポイントです。
また、一部の車種では上位グレードにしか安全装備が付かないこともあるため、グレードごとの違いにも注意しましょう。
先進安全技術の標準装備が多いほど安心して選べます。
燃費性能と維持費を比べる
家計への負担を考えると、燃費の良さも見逃せません。
同じ軽ハイトワゴンでも、マイルドハイブリッド搭載車やアイドリングストップ機能がある車は、燃料費を抑えられます。
また、車検や税金、保険料といった維持費も含めて、総合的に安く済む車種を選ぶのが賢明です。
購入時だけでなく、長く乗ることを想定して比較しましょう。
運転のしやすさを比べる
運転に自信がない方や初めて軽自動車に乗る方は、運転のしやすさも要チェックです。
特に、見切りのよさ（車の前後左右の感覚がつかみやすいか）や最小回転半径（小回りのしやすさ）、加速性能などを確認しましょう。
坂道発進のしやすさや駐車時のサポート機能があると、日常の運転もずっと楽になります。
装備や価格のバランスを比べる
最後に、価格に見合った装備が備わっているかも大切な比較ポイントです。
例えば、自動スライドドアや全方位モニター、シートヒーターなど、家族での利用を快適にする装備が価格に見合っているかを見極めましょう。
価格が安くても装備が不足していると、結局オプションで高くつくことも。
反対に、必要以上に高機能すぎても無駄になる可能性があるため、用途に応じたバランスが大事です。
軽ハイトワゴンの中古を買う際の注意点
中古の軽ハイトワゴンは、新車よりも価格を抑えられるのが大きなメリットです。
しかし、前のオーナーの使い方や車の状態によって、購入後の満足度は大きく変わります。
後悔しない中古車選びのために、事前にチェックしておくべき重要なポイントを5つご紹介します。
修復歴や事故歴があるか
中古車を選ぶ際にまず確認すべきなのが、修復歴や事故歴の有無です。
フレーム部分に損傷があった車は走行中の安定性や衝突時の安全性に影響を与える可能性があります。
販売店や個人売買でも、車両状態説明書などで「修復歴なし」と明記されているか確認しましょう。
不明な場合は避けた方が無難です。信頼できる販売店から購入することが大切です。
スライドドアの動作確認
軽ハイトワゴンの多くはスライドドアを採用しており、特に自動スライドドアは便利な反面、トラブルが発生しやすい部分でもあります。
開閉に時間がかかったり、途中で止まったりするようであれば、モーターやレールに不具合があるかもしれません。
実際に動かしてみて、スムーズに動作するか、異音がしないかをしっかり確認しましょう。
年式と走行距離のバランス
中古車選びでは「年式」と「走行距離」のバランスが重要です。
年式が古くても走行距離が短い車、逆に新しくても距離が多い車があります。
一般的には、1年あたり1万kmが平均的な走行距離です。
あまりにも距離が多い車は部品の消耗が早い可能性があり、長く乗るには不向きかもしれません。
逆に、距離が極端に少ない場合も放置されていた可能性があるため注意が必要です。
整備記録簿をチェック
整備記録簿がきちんと残っているかも、車の状態を知る上で大事な要素です。
定期点検やオイル交換、修理の履歴が記載されていれば、前オーナーが車を大切に扱っていた証拠といえます。
逆に、整備履歴がまったく確認できない車は、メンテナンスが不十分だった可能性があり、トラブルにつながるリスクがあります。
購入前には記録簿の有無を必ず確認しましょう。
エンジン音・振動・下回りのサビ
実際にエンジンをかけて、アイドリング中の音や振動に異常がないかも確認しましょう。
ガラガラ音や振動が大きい場合は、エンジン内部の摩耗やマウントの劣化が疑われます。
また、車の下回りにサビが広がっていると、将来的に重要な部品が腐食する恐れも。
特に海沿いで使用されていた車や、雪道をよく走っていた車はサビが出やすいので要注意です。
整備工場での事前点検もおすすめです。
軽ハイトワゴンは怖いと思った体験談
筆者が「軽ハイトワゴンって本当に大丈夫なの！？」と感じたのは、旅行先で借りたレンタカーで高速道路を走行したときのことです。
天気は晴れていたものの、海沿いの高速道路に入った途端、突然の強風にあおられ、車体がぐらりと大きく揺れました。
一瞬、ハンドルを取られたような感覚になり、思わず減速。車が横転するんじゃないかと、本気で怖くなりました。
スピードは出していなかったにも関わらず、風をまともに受けるたびに車体が不安定になるのを感じ、「軽だと仕方ないのかな」と思ったものです。
しかし、風がない日や街乗りでは特に不満はなく、軽ハイトワゴンだから悪いということはありません。
他人の車に乗車していたときも同様で、普通に走行していれば怖い思いをすることはなかったです。
高速道路や横風の強い場所なら慎重な運転が求められますが、それ以外は気にするほどではないと思います。
それよりも便利な部分が多いため、乗り方を工夫すれば恐怖心は払拭できるでしょう。
軽ハイトワゴンは怖いの総括
記事のポイントをまとめます。
- 軽ハイトワゴンは風にあおられやすく、高速走行時に不安を感じる
- 衝突時の安全性が普通車と比べて劣ると感じる声が多い
- カーブや坂道での安定性に欠けるという印象を持たれやすい
- 加速が弱く、合流や追い越しに不安を感じる場面がある
- 四角く地味な見た目から「ダサい」と言われることがある
- 車高の高さがアンバランスに見え、頼りなさを感じさせる
- 室内空間が広く、ファミリー層には快適で使いやすい
- 維持費が安く、税金や燃費面での経済性が大きな魅力
- 安全装備や装備の充実度で選ぶことで不安を軽減できる
- 中古車を選ぶ際は事故歴やスライドドアの状態に注意が必要
