走行中に車内から「ビビビ…」という異音が聞こえることはありませんか?
特に年式の古い車では、こうしたビビリ音が発生しやすく、「古い車だから仕方ない」と諦めてしまう方は多いです。
実際、同乗者から「その音、大丈夫なの?」と聞かれるまで、放置する方も少なくありません。
そこで本記事では、車のビビリ音が発生する原因を詳しく解説し、放置するリスクや対策方法について具体的に紹介します。
特に古い車に乗っていてビビリ音に悩まされている方、家族に指摘されて不安を感じている方に特に役立つ内容です。
まずは記事を読み進めていただき、ご自身の車に当てはまる原因や対策がないかチェックしてみてください。
- 車のビビリ音の具体的な原因がわかる
- 異音を特定するための方法が身につく
- 自分でできる効果的な対策がわかる
- 放置によるリスクを正しく理解できる
車のビビリ音は仕方ないのか考察

異音は年式が古くなった車ではよくある現象ですが、本当に「仕方ない」で済ませていいのでしょうか?
実はその音、放置していると大きなトラブルの前触れかもしれません。
まずは、異音の原因と放置するリスクについて考察してみましょう。
- 車のビビリ音とはどんな音?
- 車から聞こえるビビリ音の原因
- 車のビビリ音を放置するリスク
- 走行中のビビリ音は何が原因?
- ドア内からビビリ音がするのはなぜ?
- 新車のビビリ音は保証してくれる?
- 車のビビリ音を気にしないのは駄目?
車のビビリ音とはどんな音?
「ビビリ音」とは、車の走行中やエンジン始動時に「ビビビ」「ジジジ」といった振動を伴う小刻みな雑音のことを指します。
主にプラスチック部品や金属、内装パーツの微妙なズレや緩みから発生するケースが多く、特にスピードを上げたときや路面の凹凸を通過する際に発生しやすい特徴があります。
この音は、エンジンやマフラーから直接発生するものではなく、振動が何らかの部品や内装に伝わって起こる「共振音」である場合がほとんどです。
音の場所を特定するのが難しく、「なんとなく前の方から聞こえる」「助手席の辺りが怪しい」といった曖昧な表現になりやすいのもビビリ音の厄介な点です。
放っておくと、日常の運転がストレスになったり、同乗者に不安を与えたりする原因にもなるため、気になった段階で原因を探ることが大切です。
車から聞こえるビビリ音の原因

ビビリ音の正体を突き止めるには、音の種類や発生場所を見極めることが重要です。
実は、原因の多くは複雑な機械構造よりも、身近なパーツの些細な変化や経年劣化にあります。
ここでは、よくある原因を5つに分けて解説します。
内装部品のゆるみや経年劣化
年式の古い車では、ダッシュボードやドアパネル、コンソールなどの内装部品が経年によって緩んだり、素材自体が劣化してビビリ音の原因になります。
特にプラスチック製の部品は、長年の熱や振動の影響で接合部が緩みやすくなります。
また、固定していたクリップやネジが外れたり、破損してしまうことも。
これらの状態になると、走行中の振動によってカタカタと音が鳴りやすくなり、耳障りな雑音として感じられるのです。
小物やアクセサリーの共振
車内に置いているスマホホルダーやサングラス、コインなどの小物類が原因でビビリ音が発生するケースもあります。
特にダッシュボードの上やドリンクホルダーなど、振動を受けやすい場所にある物は共鳴しやすく、走行中に「ジジジ」といった細かい音を立てることがあります。
普段は気づきにくいですが、物の配置や固定方法を変えるだけで音が消えることもあるため、一度整理してみるとよいでしょう。
バンパー周辺の振動
フロントやリアバンパーは、外からの衝撃や振動を受けやすいパーツです。
小さな接触や経年劣化により取り付け部分が緩んでしまうと、走行中の風圧や段差の衝撃によってビビリ音を発することがあります。
特に樹脂製のバンパーは、内部にあるクリップや爪が破損しやすく、わずかな隙間でも振動で音が鳴ることがあります。
見た目に問題がなくても、軽く手で押してみて揺れるようであれば点検が必要です。
マフラーや遮熱板の金属疲労・腐食
マフラーやその周辺にある遮熱板などの金属パーツは、走行時の振動や熱の影響を日常的に受けています。
金属疲労が進むと溶接部が割れたり、ボルトが緩んだりして、振動で「ビビビ」という金属音が発生します。
また、サビや腐食が進行すると部品が薄くなり、わずかな風圧や段差でも共振しやすくなります。
このような状態を放置すると、走行中に部品が脱落する危険もあるため、異音に気づいたら早めの点検が重要です。
スピーカーや配線の接触不良
車内のスピーカーやその配線も、ビビリ音の原因になることがあります。
特にドア内部に設置されているスピーカーは、配線が固定されていないと振動で「カタカタ」と音を立てることがあります。
また、スピーカーユニット自体が緩んでいる場合にもビビリ音が発生します。
音楽を流しているときに雑音が混じるようなら、接触不良や振動の影響を疑いましょう。
配線をテープで固定するなどの簡単な処置で改善することもあります。
車のビビリ音を放置するリスク

「ただのビビリ音だし、古い車だから仕方ない」と放置してしまうと、思わぬトラブルを招く可能性があります。
小さな異音でも、その裏には重大な問題が隠れていることがあるのです。
ここでは、ビビリ音を無視することで生じる5つのリスクについて説明します。
重大な故障の前兆を見逃す
ビビリ音は、単なる内装のガタつきだけでなく、エンジンや足回り、マフラーなど重要なパーツの異常を知らせるサインである場合もあります。
特に金属音や連続する振動音は、ボルトの緩みや金属疲労による破損の予兆かもしれません。
こうした警告を聞き流してしまうと、後に重大な故障につながり、走行不能や事故の原因にもなりかねません。
早期に原因を突き止めることで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
修理費用が高額になる
最初は簡単な補修で済んだかもしれないビビリ音も、放置することで状態が悪化し、最終的に修理費が大きく膨らむことがあります。
たとえば、わずかな部品の緩みが他のパーツに負荷をかけ、複数箇所の修理が必要になるケースも少なくありません。
特に古い車の場合、部品の交換に時間とコストがかかることも多く、放置すればするほど経済的な負担が増すことになります。
他の部品の劣化を早める
ビビリ音の原因となる振動や緩みが、周辺の部品にまで悪影響を及ぼすことがあります。
たとえば、緩んだパーツが周囲と干渉して削れたり、振動が伝わって配線や内装材を傷めたりすることがあります。
その結果、正常だった部品まで劣化が早まり、修理の範囲が広がってしまうのです。
わずかな異音も無視せず、早めの対処を心がけることが、車全体の寿命を延ばすカギとなります。
運転中の集中力低下
ビビリ音が常に耳に入ると、運転中の集中力が削がれてしまうことがあります。
特に高速道路や長距離運転の際は、微細な雑音でもストレスの原因となり、安全運転に支障をきたす恐れがあります。
また、異音に気を取られることで注意力が散漫になり、危険な状況への反応が遅れるリスクもあります。
快適で安全な運転環境を保つためにも、ビビリ音の発生源は早めに解決するべきです。
車検や査定に影響する
車のビビリ音が原因で、車検時に不具合を指摘されることがあります。
特に、マフラーやバンパー、遮熱板など安全性に関わる部位からの異音は、車検の合格基準に引っかかる可能性があります。
また、中古車として売却する際にも、ビビリ音がする車は「メンテナンス不足」と見なされ、査定額が下がる可能性があるのです。
日常の異音にしっかり対処しておくことで、愛車の価値を守ることにもつながります。
走行中のビビリ音は何が原因?

走行中に聞こえるビビリ音の多くは、車体の振動によって内装部品や外装パーツが共鳴することが原因です。
特に道路の段差や舗装の粗い場所を通過すると、振動が激しくなり、緩んだ部品が小刻みに震えて「ビビビ」「ジジジ」といった音を発します。
また、エンジンの回転数が上がるタイミングで音が強くなる場合は、マフラーや遮熱板など、エンジン周辺の金属パーツが影響している可能性もあります。
さらに、車内に置いた小物やアクセサリーが共振することも原因の一つです。
走行中の異音は、スピードや道路状況によって変化することが多いため、どのタイミングで音が出るのかを観察し、その条件を記録することが原因特定への第一歩となります。
ドア内からビビリ音がするのはなぜ?

ドア内から聞こえるビビリ音は、内部にあるスピーカーや配線、樹脂パネルなどが振動することで発生します。
特にスピーカー周辺は、音の振動やドアの開け閉めによって取り付けが緩みやすく、配線がカタカタと共鳴して雑音の原因になります。
また、パワーウィンドウのモーターやレールに付着したゴミや劣化したグリスが原因で、動作時に異音を立てることも。
長年の使用でドアの内張り(内側のカバー)が経年劣化し、固定が甘くなると、走行中の振動で「ビビビ」といった音が出やすくなります。
こうした異音は外からは見えづらいため、ドア内の確認や整備を行うには内張りを一度外す必要があります。
放置せず、早めに点検することで静かな車内空間を取り戻せます。
新車のビビリ音は保証してくれる?

新車であっても、ビビリ音がするケースは少なくありません。
組み立て時のわずかなズレや部品の固定不良が原因で、納車後すぐに異音が発生することがあります。
このような場合、メーカー保証の対象になることがほとんどです。
一般的に、新車購入から3年または走行距離6万km以内であれば、異音の修理費用は無償で対応してもらえます。
ただし、ビビリ音の原因がユーザーの取り付けたアクセサリーや荷物によるものである場合は、保証対象外となることもあるため注意が必要です。
異音が気になる場合は、早めに販売店やディーラーに相談し、保証の範囲内で対応できるか確認しておくと安心です。
車のビビリ音を気にしないのは駄目?

たとえ小さな音であっても、ビビリ音を気にしないまま放置するのはおすすめできません。
ビビリ音の中には、見逃してはいけない部品の劣化や破損の前兆が隠れていることがあります。
また、異音が常に耳に入ることで、無意識のうちに運転への集中力が低下し、安全運転に支障をきたす恐れもあります。
さらに、異音をそのままにしておくと、ほかの部品への負荷や振動が広がり、別の不具合を引き起こす可能性もあります。
安心・快適なカーライフを続けるためには、気になる音が出た時点で原因を調べ、必要に応じて対策を講じることが大切です。
車は音でもコンディションを伝えてくれる存在。無視せず、耳を傾けましょう。
車のビビリ音は仕方ないで済ませない

「古い車だからビビリ音がしても仕方ない」とあきらめていませんか?
実は少しの工夫で、異音の原因を突き止め、対策することが可能です。
この章では、ビビリ音を“仕方ない”で終わらせないためにできる具体的な方法をご紹介します。
ほんの少しの観察と手間で、車内の快適性と安全性は大きく変わります。
- 車のビビリ音を特定する方法
- 車のビビリ音対策5選
- ビビリ音対策にシリコンスプレーは使える?
- ダッシュボードのビビリ音はどうすればいい?
- ディーラーでビビリ音を改善してくれる?
- 車のビビリ音に困った話
車のビビリ音を特定する方法

ビビリ音の原因を正確に突き止めることは、効果的な対策を取るための第一歩です。
音が出る状況や場所をある程度絞り込むことで、無駄な修理や費用を防げます。
ここでは、自分で簡単にできる「音の特定方法」を5つ紹介します。
誰でも実践できる方法ばかりなので、ぜひ試してみてください。
音が出る状況を記録する
ビビリ音がいつ、どのような状況で発生するのかを記録することは、原因特定にとても役立ちます。
たとえば、「エンジンをかけた直後」「左折時」「段差を越えたとき」など、時間や動作、場所をメモしておくと、整備士にも伝えやすくなります。
スマホのメモ機能やノートに簡単に記録するだけでもOKです。
症状が出たり出なかったりする場合もあるため、複数回にわたって観察し、パターンを把握しておくと、原因の特定がスムーズになります。
座席位置を変えて聞いてみる
ビビリ音がどこから発生しているのかを判断するために、運転席だけでなく助手席や後部座席にも座って音を確認してみましょう。
座る場所によって聞こえる音の種類や大きさが変わることがあります。
異音が特定の方向から聞こえる場合、その付近に原因がある可能性が高まります。
走行中に家族や同乗者に協力してもらい、それぞれの座席でどのように音が聞こえるかを確認すれば、ビビリ音の発生源を絞り込むヒントになります。
パーツを押して音を再現する
音の発生源が車内にある場合は、内装部品やパネルを軽く押してみて、音が出るかどうかを確認してみましょう。
特にダッシュボード、ドアトリム、センターコンソールなど、振動しやすい部品に指を当てて軽く揺らすと、ビビリ音を再現できることがあります。
実際に音が鳴れば、その部品が緩んでいたり、摩耗している可能性があります。
この方法は工具が不要で、手軽にチェックできるため、原因の特定に非常に有効です。
音を録音・撮影する
異音が出た瞬間をスマートフォンなどで録音・録画しておくと、後で整備士に正確に伝えることができます。
特に一時的にしか出ないビビリ音や、走行中にしか確認できない音は、後から説明するのが難しいものです。
音の高さやリズム、発生するタイミングを記録することで、より的確な診断が可能になります。
また、自分で聞き返すことで、音の特徴を整理しやすくなる点もメリットです。
スポンジなどを挟んで確認
振動によってビビリ音が出ている場所には、スポンジやフェルトなどの柔らかい素材を挟んでみましょう。
これによって音が止まれば、原因の特定ができた証拠になります。
特にドアポケットやダッシュボードの隙間、収納トレイなどは、物やパーツが擦れたりぶつかったりして音が出ることが多いため、緩衝材を使うことで確認しやすくなります。
100円ショップで手に入るものでも十分なので、気軽に試してみてください。
車のビビリ音対策5選

ビビリ音の正体がわかったら、次は実際の対策に移りましょう。
難しそうに感じるかもしれませんが、自分でできる方法もたくさんあります。
ここでは、特に効果が高くて手軽な「ビビリ音対策」を5つご紹介します。
すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ試して、静かで快適な車内を取り戻してください。
防振テープを貼る
内装パーツやダッシュボードの隙間に、防振テープを貼ることでビビリ音を効果的に抑えることができます。
このテープはスポンジやゴムのような柔らかい素材でできており、部品同士の干渉を防ぎ、振動を吸収してくれます。
特にパネル同士が接触している部分や、緩んでカタカタ音がしている場所に貼ると効果的です。
ホームセンターやカー用品店で手軽に入手できるので、気になる場所に貼ってみるだけで静音性がぐっと向上します。
緩んだネジを締め直す
内装や外装のビビリ音の原因が、単純にネジのゆるみによるものだったということは珍しくありません。
車内外の気になる場所のネジをチェックし、ドライバーで軽く締め直すだけでも、異音が消える場合があります。
特にドア内張り、グローブボックス、ナンバープレート付近などは振動が集中しやすいので要注意です。
ただし、無理に力を入れすぎるとネジ穴を壊してしまうこともあるため、適度な力で締め直すようにしましょう。
小物を整理・固定する
車内に置いてある小物やアクセサリーが振動して、ビビリ音を発生させていることがあります。
スマホホルダーや芳香剤、サングラス、コインなどが動くたびに音を出しているケースも多いです。
不要な物は減らし、必要な小物は滑り止めマットを使ったり、ケースやポケットにしっかり収納しておくことで、余計な音を防げます。
整理整頓するだけでも、車内がスッキリし、快適さもアップします。
内装クリップを交換する
内装パネルを固定しているプラスチック製のクリップは、経年劣化で割れたり緩んだりしやすいパーツです。
これが原因でパネルがしっかり固定されず、走行中にカタカタとビビリ音を立てることがあります。
こうした場合は、劣化したクリップを新しいものに交換するのが効果的です。
純正部品はもちろん、カー用品店やネット通販でも手に入るので、自分で取り替えることも十分可能です。交換するだけで見違えるほど静かになります。
ナンバープレート裏に緩衝材
意外と見落としがちなのが、ナンバープレートの裏から出るビビリ音です。
走行中に風圧や振動でプレートがわずかに動き、金属同士が接触して「ビビビ」と音を立てることがあります。
対策として、プレートの裏にスポンジシートやゴムパッドを貼って緩衝材にすれば、振動を吸収して音を抑えることができます。
見えない部分なので見た目も気にならず、静音効果を得られる簡単な方法です。
ビビリ音対策にシリコンスプレーは使える?

シリコンスプレーは、車のビビリ音対策に効果的なアイテムのひとつです。
主に樹脂やゴム、プラスチック同士の摩擦によって発生する異音に対して、潤滑剤として働き、スムーズな動きをサポートします。
たとえば、ドアの内張りやダッシュボード周りの隙間、収納トレイ、グローブボックスの開閉部分など、パーツ同士がこすれて音を出している箇所にスプレーすると、音が軽減されることがあります。
ただし、スプレーを使う際は吹きすぎに注意し、布などで塗り広げるようにしましょう。
また、電装系のパーツやスピーカー周りなどにかけてしまうと故障の原因になることもあるため、使用場所をよく確認してから使うことが大切です。
あくまで補助的な対策と考え、根本的な原因を見つけた上で活用すると効果が高まります。
ダッシュボードのビビリ音はどうすればいい?

ダッシュボードから聞こえるビビリ音の原因はさまざまですが、多くの場合、内部パーツの緩みや収納物の振動、パネルの隙間による共振が関係しています。
まずは、収納スペースにある小物類をすべて取り出して音の変化を確認しましょう。
次に、ダッシュボード上や周囲のパネルに軽く手を当てて、音が止まる場所を探すことで、発生源を絞り込むことができます。
対策としては、防振テープやフェルトシートなどをパネルの隙間に貼ると効果的です。
また、クリップやネジが緩んでいる場合は締め直すことで音が消えることもあります。
ダッシュボードは視界に入る部分なので、対策は目立たないよう慎重に行うと見た目も損ないません。
ビビリ音をそのまま放置せず、原因を一つずつ潰していくことが、快適な車内環境を保つポイントです。
ディーラーでビビリ音を改善してくれる?

ディーラーはビビリ音の診断や修理にも対応しています。
特に新車や保証期間内の車であれば、無償で点検・対策をしてもらえる場合が多くあります。
ビビリ音が保証対象になるかは、原因や部品の状態によって異なりますが、「初期不良」「製造時の組み付け不良」「明らかな部品の劣化」などが見られる場合には対応されることが一般的です。
中古車や保証外の車でも、相談すれば有料で点検や修理を受けることができます。
ただし、音の再現が難しいと対応が進まないこともあるため、事前に録音や録画をしておくとスムーズです。
整備士の経験や知識を活かしてもらえば、自己判断では難しい異音の原因を的確に突き止めてくれるため、プロに頼るのもひとつの有効な選択肢といえるでしょう。
車のビビリ音に困った話

筆者が以前乗っていた車でも、ダッシュボードからのビビリ音に悩まされた経験があります。
最初のうちは「まあ古い車だし、仕方ないか」と自分に言い聞かせていたのですが、時間が経つにつれて音がどんどん大きくなり、走行中ずっと気になってしまうほどになりました。
家族からも「これって大丈夫なの?」と心配され、さすがに放置するのは不安になり、購入元のディーラーに相談することに。
診断の結果、「走行時の振動でダッシュボードのつなぎ目がこすれ合って音が出ている」との説明を受けました。
「気にならないなら放っておいても問題はない」と言われましたが、筆者はどうしても気になってしまい、修理をお願いすることになったのです。
その結果、音はピタリと止まり、車内の快適さが一気に戻ってきました。
やはり、「仕方ない」で済ませずに行動してよかったと感じた体験でした。
車のビビリ音は仕方ないの総括
記事のポイントをまとめます。
- 車のビビリ音は振動や共振によって発生する異音の一種
- 内装部品のゆるみや経年劣化がビビリ音の主な原因になる
- 小物やアクセサリーが振動で共鳴することでも音が出る
- ビビリ音を放置すると重大な故障の兆候を見逃す恐れがある
- 異音を放っておくと修理費用が高額になるリスクがある
- 音の原因を特定するには録音やパーツの押し確認が効果的
- 防振テープや緩衝材を使うと簡単にビビリ音を軽減できる
- シリコンスプレーは摩擦音対策として有効に使える
- ディーラーでの相談により正確な原因特定と対策が可能
- 「仕方ない」と思わず早めに対処することが快適さの鍵

