エブリイの車高を変えたくても、「リフトアップは禁止なのでは?」と不安に思いますよね。
もし、リフトアップをしてから車検に通らなかった場合、後悔するかもしれません。
しかし、実際にどのような制限があるのか、正確に理解している人は少ないのが現状です。
せっかく手を加えた愛車が、思わぬトラブルの原因になってしまう可能性もあります。
そこで本記事では、エブリイのリフトアップに対する、メリット・デメリットを解説し、違法にならないための対処法を紹介します。
また、おすすめのリフトアップキットや、車検に通るためのポイントも紹介。
事前にしかり情報を押さえておけば、リフトアップで後悔することはありません。
これからリフトアップを検討している方は、ぜひ最後までお読みいただき、安全かつ合法的なカスタムを目指しましょう。
- エブリイのリフトアップが禁止される範囲と条件を理解できる
- メリット・デメリットを知り、後悔しない選択ができる
- 車検に通るリフトアップ方法やおすすめキットを学べる
- 安全かつ合法的にリフトアップするための知識が得られる
エブリイのリフトアップは禁止なのか考察

スズキのエブリイは、カスタマイズ性の高さからリフトアップを検討する人が多いです。
しかし、「リフトアップは禁止なのか?」という疑問を持つ人もいるでしょう。
リフトアップにはメリットもデメリットもあり、状況によっては制限があることも。
ここでは、エブリイのリフトアップの利点を詳しく解説し、後悔のない選択ができるように考察します。
エブリイのリフトアップ禁止範囲とは
エブリイのリフトアップは一概に「禁止」とは言えませんが、法的な制限や安全性の観点から注意すべき範囲があります。
特に、道路運送車両法や車検基準に違反しない範囲で行うことが重要です。
リフトアップの主な制限として、「全高の変化」「タイヤのはみ出し」「灯火類の位置変更」「操縦安定性の確保」などが挙げられます。
特に、2インチ(約50mm)以上のリフトアップを行うと、構造変更申請が必要になる場合があります。
また、リフトアップに伴い、フェンダーからタイヤがはみ出したり、ヘッドライトの高さが基準外になったりすると、車検に通らない可能性が高まります。
これらの基準を超えないように注意しながら、合法的な範囲でカスタムを楽しむことが大切です。
エブリイをリフトアップするメリット

エブリイをリフトアップすると、さまざまなメリットが得られます。
悪路での走行性能向上や、タイヤの選択肢の増加、見た目の変化など、多くの利点があります。
また、安全性や耐久性の向上にもつながる場合があります。それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
悪路走行性能が向上する
リフトアップすると車高が上がるため、地面とのクリアランスが増し、悪路走行性能が向上します。
これにより、未舗装の林道や雪道、アウトドアでの走行がしやすくなります。
特に、エブリイは商用バンとして設計されているため、ノーマルの状態では最低地上高が低めです。
リフトアップすることで、障害物を乗り越えやすくなり、キャンプや釣りなどのアウトドアシーンでも活躍できるようになります。
タイヤの選択肢が広がる
リフトアップすることで、より大径のタイヤを装着できるようになります。
これにより、オフロード向けのゴツゴツしたタイヤを履くことが可能になり、未舗装路や雪道での走破性が向上します。
また、扁平率の低いタイヤを選択すれば、衝撃吸収性が高まり、乗り心地の改善にもつながります。
純正サイズのタイヤでは限られていた選択肢が広がることで、用途や好みに応じたカスタマイズが可能になるのも大きなメリットです。
見た目が力強くなる
リフトアップを行うと、車全体のシルエットが変わり、力強い印象になります。
特に、エブリイのようなコンパクトなバンは、ノーマルの状態ではシンプルなデザインですが、リフトアップすることで迫力が増し、オフロード車のような存在感を演出できます。
大径タイヤやホイールとの組み合わせ次第で、より個性的なカスタムが楽しめるのも魅力です。
街乗りでも目を引くスタイルになり、同じ車種のエブリイと差別化できる点もポイント。
高い視界で安全性が向上
リフトアップすると、運転席の位置が高くなり、視界が広がります。
特に、交差点や渋滞時に前方の車の動きが見やすくなるため、安全運転につながります。
また、歩行者や自転車の存在にも気付きやすくなり、事故のリスクを低減できる点もメリットです。
さらに、見晴らしが良くなることで、運転時のストレスが軽減され、長時間の運転でも疲れにくくなります。
車両の耐久性が向上
リフトアップすることで、車両の底面が地面と接触しにくくなり、傷や損傷を防ぐことができます。
特に、未舗装路や雪道を走行する機会が多い場合、車の下回りを保護できるのは大きなメリットです。
また、サスペンションの交換により、車体への衝撃が軽減されるため、足回りの寿命が延びる可能性もあります。
エブリイをリフトアップするデメリット

エブリイのリフトアップには多くのメリットがありますが、デメリットも無視できません。
燃費の悪化や乗り心地の変化、車検の問題など、事前に理解しておくべき点がいくつかあります。
リフトアップを検討する際は、これらのデメリットも考慮し、バランスの取れた選択をすることが重要です。
燃費が悪化する
リフトアップにより車高が上がると、空気抵抗が増し、燃費が悪化する可能性があります。
また、大径のタイヤを装着すると回転抵抗も増えるため、エンジンにかかる負担が大きくなり、さらに燃費が低下することも考えられます。
特に、街乗りや高速道路を頻繁に走行する場合、燃費の差が顕著に現れることがあります。
燃費の悪化はランニングコストの増加にもつながるため、経済性を重視する場合は慎重に検討する必要があります。
乗り心地が硬くなる
リフトアップによってサスペンションの変更が必要になる場合、乗り心地が硬くなる可能性があります。
特に、リフトアップ量が大きいほど、サスペンションのストロークが短くなり、路面の凹凸をダイレクトに感じやすくなります。
結果として、段差を乗り越えた際の衝撃が強くなり、長距離運転時の疲労が増すことも考えられます。
快適性を重視する場合は、適切なサスペンション選びが重要です。
車両の安定性が低下する
車高が上がると、重心が高くなり、カーブや急なハンドル操作時の安定性が低下します。
特に、高速道路や山道などでの走行時に、車体の揺れが大きくなり、コントロールが難しくなることがあります。
また、強風の影響を受けやすくなり、横風でふらつくリスクも高まります。
リフトアップする場合は、走行時の安定性にも注意し、慎重な運転を心がけることが必要です。
車検に通らない可能性
リフトアップの方法によっては、車検に通らなくなる可能性があります。
特に、2インチ(約50mm)以上のリフトアップを行うと、保安基準に適合しない場合があり、構造変更申請が必要になることもあります。
また、大径タイヤの装着によってフェンダーからはみ出すと、指摘を受けることがあります。
合法的にリフトアップを行うためには、車検対応のパーツを使用し、事前に基準を確認することが重要です。
車両のバランスが崩れやすい
リフトアップによって車両の重心が高くなると、前後左右のバランスが変化し、操縦性に影響を及ぼすことがあります。
特に、ノーマルの状態を前提に設計されているエブリイでは、極端なリフトアップを行うと、ブレーキング時やコーナリング時の挙動が不安定になりやすくなります。
また、重心が高くなることで横転のリスクも増加するため、安全性を考慮したカスタマイズが求められます。
エブリイのリフトアップがダサいと言われる理由

エブリイのリフトアップは見た目の変化が大きいため、好意的に受け取る人もいれば、逆に「ダサい」と感じる人もいます。
その理由の多くは、バランスの崩れや車両のコンセプトに合わないカスタムによるものです。
どのような点が「ダサい」と思われる原因になるのか、詳しく見ていきましょう。
過剰な高さがバランスを崩す
リフトアップをしすぎると、車高と車幅のバランスが崩れ、不自然なシルエットになってしまいます。
エブリイはもともと軽バンというコンパクトな設計のため、過度なリフトアップを施すと「背が高すぎる」印象を与えます。
また、細いボディに対して極端に車高が上がると、バランスが悪く見えるだけでなく、実際の走行性能にも悪影響を及ぼすことがあります。
見た目のバランスを意識した適度なリフトアップを心がけることが重要です。
大きなタイヤが重く見える
リフトアップとセットで大径タイヤを装着すると、車体との比率が変わり、タイヤが大きく重たく見えることがあります。
特に、エブリイのようなシンプルなデザインの軽バンに過剰なサイズのタイヤを装着すると、アンバランスな印象を与えがちです。
また、大きなタイヤは見た目だけでなく、走行性能にも影響を与えるため、実用性を考慮したサイズ選びが重要です。
リフトアップに合わせた適切なタイヤを選ぶことで、見た目と機能のバランスを取ることができます。
オフロード車っぽくなる
エブリイは商用バンや軽自動車としての用途が強いため、リフトアップによってオフロード車のような外観になると、違和感を持たれることがあります。
特に、泥除けや無骨なバンパーを装着しすぎると、街乗りのエブリイとしては過剰な印象になり、「無理にSUV風にしている」と思われがちです。
エブリイをアウトドア仕様にカスタムするのは魅力的ですが、やりすぎると本来の車のキャラクターからかけ離れてしまうため、バランスを考慮したカスタムが求められます。
他のカスタマイズとのバランスが悪い
リフトアップは単体でも大きな変化をもたらしますが、他のカスタマイズと組み合わせる際にバランスを取ることが重要です。
例えば、車高を上げたのに純正の小さなホイールのままだとアンバランスに見えますし、逆に大きなオーバーフェンダーを付けすぎるとゴテゴテした印象になります。
また、派手なエアロパーツやステッカーと組み合わせると、統一感がなくなり、まとまりのないデザインになってしまいます。
リフトアップをする際は、全体のバランスを考え、適切なパーツ選びをすることが大切です。
シンプルなデザインが損なわれる
エブリイはもともとシンプルで実用的なデザインが特徴の車ですが、リフトアップによってその雰囲気が大きく変わることがあります。
シンプルな軽バンとしての魅力を求める人にとって、過剰なカスタムは「やりすぎ」と感じられることも。
特に、商用車や街乗り用として使用している人から見ると、リフトアップによって無骨すぎるデザインになり、エブリイ本来の良さが失われてしまうと感じるかもしれません。
カスタムの際は、自分の用途に合ったデザインを意識することが重要です。
2インチまでリフトアップするのは違法?

エブリイのリフトアップにおいて、2インチ(約50mm)までの変更は違法ではありませんが、条件によっては車検に通らないことがあります。
国土交通省の定める保安基準では、車両の改造において「特定の変更を加えた場合は構造変更申請が必要」とされています。
出典:構造等変更の手続|自動車検査登録総合ポータルサイト|国土交通省
リフトアップが2インチを超えると、この構造変更の対象となるため、検査を受ける必要があります。
さらに、リフトアップによってヘッドライトの高さが変わり、基準を超えると不適合となる可能性もあります。
また、サスペンションやブレーキのバランスが変わることで安全性が損なわれることが懸念されるため、過度なリフトアップは慎重に行うべきです。
2インチまでであれば、多くの場合問題なく使用できますが、装着するパーツや車検基準をしっかりと確認することが重要です。
35mmまでのバネ交換なら車検に通る?

35mm程度のリフトアップであれば、基本的に車検に通る可能性が高いです。
リフトアップの方法にはサスペンションの交換やスペーサーの取り付けなどがありますが、特に「バネ交換(スプリング交換)」によるリフトアップは比較的車検に適合しやすい方法です。
ただし、リフトアップによってヘッドライトの高さが変わった場合や、トレッド(車軸幅)の変更を伴う場合には注意が必要です。
また、リフトアップ後の安定性が確保されていないと、車検時に指摘を受ける可能性があります。
車検対応のリフトアップスプリングを使用し、取り付け後のバランスを適切に調整すれば、35mm程度のリフトアップは問題なく認められることが多いです。
しかし、地域や検査員によって基準の解釈が異なる場合があるため、事前にディーラーや整備工場で確認しておくことをおすすめします。
リフトアップで全高はどのくらいアップする?

エブリイのリフトアップによる全高の変化は、リフトアップ量と装着するタイヤサイズによって異なります。
たとえば、サスペンションを50mmリフトアップし、さらに外径の大きいタイヤを装着すると、全高が70mm〜80mm程度上がることがあります。
軽自動車の車検基準では、全高の変更が基準を超える場合、構造変更申請が必要になるため注意が必要です。
また、全高が上がることで、立体駐車場や車庫の高さ制限に引っかかることもあるため、日常的な使用環境を考慮してリフトアップを行うことが大切です。
リフトアップ後の実際の高さを計測し、基準内に収まるよう調整することで、安全かつ合法的にカスタムを楽しむことができます。
エブリイのリフトアップで禁止されない方法

エブリイのリフトアップを合法的に楽しむためには、基準を守りながらカスタムを行うことが大切です。
車検基準をクリアしつつ、安全性や快適性を確保できる方法を選ぶことで、リスクを最小限に抑えられます。
ここでは、禁止されないリフトアップの方法について紹介します。
1インチだけリフトアップする
リフトアップを最小限に抑えることで、車検基準をクリアしやすくなります。
特に1インチ(約25mm)のリフトアップであれば、車両のバランスや走行性能に大きな影響を与えず、違法改造とみなされるリスクも低くなるのです。
適度なリフトアップにより、悪路走行時の安定性が向上し、タイヤサイズの選択肢も広がります。
また、ヘッドライトやウインカーの高さも基準内に収まりやすいため、改造申請や構造変更の手間を省くことができます。
見た目の変化も控えめながら、実用性を高める方法として1インチリフトアップはおすすめです。
専門店でリフトアップする

リフトアップを行う際は、専門店に依頼するのが安心です。
専門店では、車検基準を満たした適切なパーツを使用し、安全性を確保した施工を行ってくれます。
さらに、サスペンションやアライメントの調整を適切に行うことで、乗り心地や走行性能のバランスを保つことが可能です。
自分でリフトアップを行う場合、パーツの選択や取り付け方法を誤ると、車両の安定性が低下し、車検に通らない可能性があります。
その点、専門店なら実績と知識を活かし、最適な方法でカスタムを施してくれるため、リフトアップ初心者にもおすすめの方法です。
車検対応キットでリフトアップする

リフトアップを合法的に行うためには、車検対応キットを使用するのが最も確実な方法です。
車検対応キットは、国の安全基準をクリアしているため、取り付け後もスムーズに車検を通すことができます。
また、専用設計のため、サスペンションの動作や乗り心地に配慮されており、走行性能の悪化を最小限に抑えられます。
さらに、車検対応のリフトアップキットはメーカー保証がついているものも多く、安全性の面でも安心できます。
合法的にリフトアップを楽しみたいなら、信頼できるメーカーの車検対応キットを選びましょう。
おすすめリフトアップキット5選

エブリイのリフトアップを検討する際、安全性や車検対応を考慮した信頼性の高いキットを選ぶことが重要です。
以下に、おすすめのリフトアップキットを5つご紹介します。
Spiegel シュピーゲル アッププラス40
Spiegelの「アッププラス40」は、エブリイ(DA17V/DA17W)専用のリフトアップキットで、車高を約40mm上げることが可能です。
純正サスペンションを活かしつつ、スペーサーを挟むだけの簡単な取り付けが特徴です。
また、タイヤの外径を少し大きくすることで、トータルで約60mmのリフトアップが実現できます。
車検対応範囲内でのリフトアップが可能ですが、車両によっては直前直左などの対応が必要になる場合があります。
C.L.LINK リフトアップキット
C.L.LINKのリフトアップキットは、エブリイの車高を約40mm上げることができる製品です。
高品質な素材を使用しており、耐久性と安全性に優れています。
また、取り付けも比較的簡単で、純正サスペンションに影響を与えずにリフトアップが可能です。
ただし、車検対応については事前に確認が必要です。
マスターピース リフトアップキット
マスターピースのリフトアップキットは、エブリイ専用設計で、約30mmのリフトアップが可能です。
サスペンションの特性を損なわずに車高を上げることができ、乗り心地や走行性能を維持します。
また、車検対応品として設計されているため、安心して使用できます。
TEIN テイン リフトアップ用車高調
TEINのリフトアップ用車高調は、エブリイの車高を約30mm上げることができる製品です。
車高調整機能により、好みの高さに設定できるのが特徴です。
また、乗り心地や走行性能を損なわずにリフトアップが可能で、車検対応品として設計されています。
J-up COMPANY リフトアップサス
J-up COMPANYのリフトアップサスは、エブリイの車高を約35mm上げることができる製品です。
一般塗装の1.5倍の防腐・耐久性を持つパーカー処理塗装(腐食防止塗装)を施し、塗装剥がれ・錆び・腐食折れをより長期間防ぐことが可能。
また、取り付けも容易で、純正サスペンションとの相性も良好です。
ただし、車検対応については事前に確認することをおすすめします。
リフトアップにかかる費用はどのくらい?

エブリイのリフトアップにかかる費用は、方法や使用するパーツによって大きく異なります。
一般的に、スプリングのみを交換する簡単なリフトアップなら、部品代が3万円~5万円程度で、工賃を含めると5万円~8万円ほどかかります。
一方、サスペンションごと交換する本格的なリフトアップの場合、キット代だけで10万円~20万円、さらに工賃を加えると15万円~30万円ほどになることもあります。
車高調を利用した場合は、さらに高額になるケースもあります。
また、リフトアップ後のアライメント調整(1万円~2万円)や、タイヤ交換(3万円~10万円)などの追加費用も考慮する必要があります。
総合的に見ると、リフトアップには最低でも5万円以上の予算を確保しておくのが望ましいでしょう。
リフトアップに突入防止装置は必要?

エブリイをリフトアップする際、突入防止装置の設置が必要になる場合があります。
突入防止装置とは、歩行者や自転車が車両下に巻き込まれるのを防ぐために取り付けるパーツで、一定の車高を超えると義務化されることがあります。
日本の保安基準では、車両の前面および側面の高さが基準を超えると突入防止装置の装着が求められます。
具体的な基準は車両総重量や用途によって異なりますが、軽自動車であるエブリイの場合、大幅なリフトアップを行うと規制対象になる可能性があります。
特に、2インチ(約50mm)以上のリフトアップを考えている場合は、車検時に追加装備が必要になることがあるため、事前に確認しておくことが重要です。
エブリイをリフトアップした人の体験談

先日、長年の車仲間であるA君から「エブリイをリフトアップした!」と連絡がありました。
彼はもともとアウトドア好きで、釣りやキャンプに行くたびに「エブリイをもっと悪路向けにしたい」と話していたのです。
実際に彼のエブリイを見ると、2インチほどリフトアップされ、大きめのオフロードタイヤが装着されていました。
見た目は力強く、まさにアウトドア仕様といった感じ。しかし、乗せてもらって走ってみると、意外な点に気づきました。
まず、以前より明らかに車体が揺れる感覚がありました。
特にカーブでは少しふらつきを感じ、純正サスペンションの安定感とは違う印象でした。
次に気になったのは燃費。彼曰く「リフトアップ前はリッター15kmくらいだったけど、今は12kmくらいに落ちた」とのこと。
また、高速道路では風の影響を受けやすく、直進安定性もやや低下しているそうです。
それでも彼は「悪路走行が楽になったし、見た目も満足してる」と言っていました。
リフトアップはメリットもあるけれど、デメリットも理解した上で決断することが大事だと改めて感じました。
エブリイのリフトアップは禁止の総括
記事のポイントをまとめます。
- エブリイのリフトアップは適切な範囲で行えば違法ではない
- 2インチ以上のリフトアップは車検に通らない可能性がある
- リフトアップにより燃費が悪化し、最大で3km/L程度低下することもある
- サスペンション変更により乗り心地が硬くなり、段差での衝撃が増す
- 車高が上がることで風の影響を受けやすくなり、高速走行の安定性が低下する
- リフトアップの見た目が好みでない人もおり、バランスが悪く見えることもある
- バネ交換によるリフトアップは35mmまでなら車検に適合する可能性が高い
- リフトアップ後のアライメント調整を怠ると、タイヤの摩耗が早まる
- 突入防止装置が必要になるケースもあり、法規制の確認が重要
- 車検対応のリフトアップキットを選べば、安全かつ合法的なカスタムが可能