eKカスタムターボの欠点は？燃費が悪い？購入前に知りたいポイント

eKカスタムターボは、軽自動車ながらパワフルな走りが楽しめる魅力的な車です。

しかし、中古車でしか購入できないため、購入後に後悔しないか不安になっている方もいるのではないでしょうか。

燃費や維持費、高速走行時の乗り心地など、ターボ車ならではのデメリットがあるのも事実です。

さらに、後部座席の広さや走行音の大きさが気になるという声もあります。

こうした欠点を知らずに購入すると、「思っていたのと違った」「維持費が予想以上にかかる」と後悔することになりかねません。

そこで本記事では、eKカスタムターボの主な欠点を解説し、どのような人に向いているのか、また欠点を克服する方法についても紹介します。

納得のいく一台を見つけるために、ぜひ最後までご覧ください。

eKカスタムターボの欠点と気になる点

eKカスタムのターボモデルは軽自動車ながら力強い走りを実現している一方で、いくつかの欠点も存在します。

中古車として購入を検討する際には、これらのデメリットを理解しておくことが大切です。

ここでは、特に気になるポイントを詳しく解説していきます。

eKカスタムターボの基本情報

eKカスタムターボは、三菱自動車が製造・販売していた軽自動車「eKカスタム」のターボエンジン搭載モデルです。

デザインテーマは「ダイナミック＆プレミアム」で、大型のメッキフロントグリルや専用デザインのヘッドライト、フォグランプが特徴的です。

また、サイドエアダムやリアスポイラーなどのエアロパーツを装備し、スポーティな印象を強めています。

エンジンは、DOHC12バルブ3気筒インタークーラーターボチャージャー付きで、最高出力64馬力（47kW）/6000rpm、最大トルク98Nm（10.0kgm）/3000rpmを発揮します。

トランスミッションはCVTを採用し、駆動方式はFFと4WDが選択可能です。

ボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1620mmで、ホイールベースは2300mmとなっています。

燃費性能は、JC08モードでFF車が23.2km/L、4WD車が21.8km/Lと公表されています。

ターボモデルの「T」グレードは、他のグレードと比較してパワフルな走行性能が魅力で、高速道路や坂道でも力強い走りを実現しています。

eKカスタムターボの主な欠点

eKカスタムターボは走行性能に優れているものの、実際に使用するといくつか気になる点が出てきます。

特に、燃費や維持費、乗り心地といった部分でデメリットを感じる人も多いです。

ここでは、購入前に知っておきたい欠点を紹介します。

燃費が悪い

eKカスタムターボは、軽自動車ながらパワフルな走りを実現するためにターボエンジンを搭載しています。

そのため、ノンターボモデルに比べると燃費性能が劣ります。

実燃費は街乗りでリッター12〜15km程度、高速道路でもリッター18km前後と、同クラスの軽自動車と比べて低めです。

また、加速時にアクセルを強く踏み込むと燃費がさらに悪化する傾向があります。

燃費を重視する方にとっては、ターボの魅力と天秤にかける必要があるでしょう。

維持費が高い

ターボエンジンは高性能なぶん、定期的なメンテナンスが必要になります。

特にオイル交換の頻度が高く、走行距離5,000kmごとに交換するのが推奨されています。

また、ターボ搭載車はエンジンオイルやプラグの消耗が早いため、部品交換のコストもかかります。

さらに、自動車税や保険料は軽自動車の中では比較的高めで、年間の維持費を考えると、ノンターボモデルと比べて割高になる点がデメリットです。

乗り心地が硬い

eKカスタムターボは、走行性能を重視した設計のため、サスペンションがやや硬めに調整されています。

そのため、路面の凹凸をダイレクトに感じやすく、長時間の運転では疲れを感じることがあります。

特に、舗装の悪い道路や段差の多い場所では振動が気になりやすいです。

スポーティな乗り味が好みの人には適していますが、快適な乗り心地を重視する人にとってはデメリットになるでしょう。

後部座席が狭い

eKカスタムターボの後部座席は、コンパクトな軽自動車という特性上、スペースが限られています。

特に足元の空間が狭く、大人が長時間座ると窮屈に感じることがあります。

また、シートの形状がフラットなため、長距離移動では疲れやすいという声もあります。

小柄な方や子どもなら問題ありませんが、頻繁に後部座席を使う場合は、実際に試乗して座り心地を確認するのがおすすめです。

走行音がうるさい

ターボエンジンを搭載しているため、加速時のエンジン音が大きめです。

特に、高速道路や坂道での走行ではエンジンが高回転になるため、車内にこもる音が気になることがあります。

また、軽自動車特有の遮音性の低さも影響し、ロードノイズや風切り音が気になる場面も多いです。

静かな車内環境を求める人には、不満に感じるポイントかもしれません。

eKカスタムターボの見分け方

eKカスタムにはターボモデルとノンターボモデルがあり、見た目が似ているため、一見すると違いが分かりにくいことがあります。

しかし、いくつかのポイントを押さえれば、ターボ搭載車かどうかを簡単に見分けることが可能です。

ここでは、外装やエンジンの特徴をもとに、ターボモデルを識別する方法を解説します。

エンブレム

最も簡単にターボモデルを見分ける方法は、車体に付いているエンブレムを確認することです。

eKカスタムのターボ車には、リアゲート（後部）に「T」や「Turbo」といったターボモデル専用のエンブレムが付いている場合があります。

ただし、中古車市場ではオーナーがエンブレムを取り外していることもあるため、エンブレムの有無だけで判断するのは避けたほうがよいでしょう。

他のポイントと合わせて確認するのが確実です。

インタークーラー

ターボエンジンの重要な特徴の一つに、インタークーラーの搭載があります。

eKカスタムのターボモデルには、エンジンルーム内にインタークーラーが設置されており、これが外気を取り込んでエンジンの効率を高める役割を果たします。

ボンネットを開けると、通常はラジエーターとは別に設置されたインタークーラーが見えるはずです。

ノンターボモデルにはこのパーツが存在しないため、見分けるポイントの一つになります。

インストルメントパネル

車内のインストルメントパネル（メーター周り）も、ターボモデルかどうかを判別するポイントの一つです。

ターボ車にはブースト計が搭載されていることが多く、これによりターボの過給圧を確認できます。

また、一部のグレードでは、メーターパネルのデザインや表示内容がノンターボモデルと異なる場合があります。

特にタコメーターの有無や、メーター周りの装飾がスポーティなデザインになっているかどうかをチェックするとよいでしょう。

タイヤとホイールサイズ

ターボモデルは、ノンターボモデルよりも走行性能を高めるために、タイヤやホイールサイズが異なる場合があります。

eKカスタムのターボ仕様では、純正のホイールサイズが大きめに設定されていることがあり、特に15インチホイールが装着されているケースが多いです。

一方、ノンターボモデルでは14インチホイールが標準装備となっていることが一般的です。

中古車を購入する際は、ホイールサイズをチェックするのも見分けるポイントの一つになります。

エンジン音や加速感

実際にエンジンをかけたり試乗したりすると、ターボモデルとノンターボモデルの違いがよりはっきりと分かります。

ターボエンジンは加速時に「シュゴーッ」という過給音がすることがあり、これがターボ特有のサウンドです。

また、アクセルを踏み込んだ際の加速感も明らかに異なります。

ターボ車は低回転から力強いトルクを発生し、坂道や高速道路でもスムーズに加速できます。

試乗が可能な場合は、この違いを体感することで確実に見分けられるでしょう。

eKカスタムターボの評価を調査

eKカスタムターボは、軽自動車ながらパワフルな走りを楽しめるモデルとして人気があります。

しかし、実際に所有している人の評価を見ると、良い点と悪い点がはっきり分かれます。

ここでは、ユーザーのレビューをもとに、eKカスタムターボの評価を詳しく見ていきましょう。

良い評価

eKカスタムターボの良い評価として最も多いのは、走行性能の高さです。

ターボエンジンによって加速がスムーズで、特に高速道路や坂道でもストレスなく走れる点が評価されています。

軽自動車の中には登坂時にパワー不足を感じるモデルもありますが、eKカスタムターボはしっかりとスピードを維持できるため、長距離ドライブにも向いています。

また、静粛性の高さも魅力の一つです。

一般的に軽自動車はエンジン音やロードノイズが気になることが多いですが、eKカスタムターボは遮音性が比較的優れており、街乗りでの騒音が少なめだという意見が見られます。

特にアイドリング時や低速走行時はエンジン音が抑えられているため、快適な乗り心地を実感できるでしょう。

さらに、内装の質感の高さも好評です。

軽自動車ながら高級感のあるデザインや使い勝手の良い装備が充実しており、特に上位グレードではシートの質感やインテリアのデザインが洗練されているという声があります。

シートヒーターやオートエアコンなど、便利な機能も標準装備されているため、快適に運転できるのも魅力です。

辛口評価

一方で、辛口な評価として多く挙げられるのが燃費の悪さです。

ターボエンジンはパワーを重視している分、燃費性能が劣る傾向にあります。

実際の街乗りではリッター12〜15km程度、高速道路でもリッター18km前後と、軽自動車の中では低めの数値です。

特に、発進時や加速時にアクセルを強く踏み込むと燃費が一気に悪化するため、経済性を重視する人にはデメリットとなります。

また、乗り心地の硬さも不満点の一つです。

スポーティな走行性能を実現するためにサスペンションがやや固めに設定されており、路面の凹凸を拾いやすい傾向があります。

特に長距離移動をする場合、振動が気になって疲れやすいという意見も見られます。

さらに、後部座席の狭さも指摘されるポイントです。

eKカスタムターボは運転席と助手席の空間は比較的ゆったりしていますが、後部座席は大人が長時間座るには窮屈に感じることがあります。

特に足元のスペースが狭く、身長の高い人にとっては快適とは言えないかもしれません。

総じて、eKカスタムターボは走行性能やデザイン面では高評価を得ていますが、燃費や乗り心地、後部座席の狭さといった点では不満の声も少なくありません。

購入を検討する際は、自分のライフスタイルに合った車かどうかをよく考えることが大切です。

eKカスタムターボはどのくらい速い？

eKカスタムターボは、軽自動車ながら力強い走行性能を持つモデルです。

搭載されている0.66リッターのインタークーラーターボエンジンは、最高出力64馬力（47kW）/6000rpm、最大トルク98Nm（10.0kgm）/3000rpmを発揮します。

このエンジンにより、発進時や加速時に優れたレスポンスを提供し、高速道路や坂道でもストレスのない走行が可能です。

特に、同社のコンパクトカー「ミラージュ」と比較しても、eKカスタムターボの方が力強い走りを実現しているとの評価もあります。

eKカスタムターボのエンジンの特徴は？

eKカスタムターボに搭載されているエンジンは、0.66リッターの直列3気筒DOHC12バルブ インタークーラーターボエンジンです。

このエンジンは、三菱自動車独自の連続可変バルブタイミング機構「MIVEC」を採用しており、低回転から高回転まで効率的な燃焼を実現しています。

その結果、最高出力64馬力、最大トルク98Nmを発揮し、軽自動車とは思えない力強い走行性能を提供します。

また、トランスミッションにはCVT（INVECS-III）を組み合わせることで、スムーズな加速と燃費性能の両立を図っています。

eKカスタムターボはリコールがあった？

eKカスタムターボには、過去にエンジン制御に関するリコールが発生しています。

具体的には、平成26年4月10日から開始されたリコールで、エンジンECU（エンジンコントロールユニット）のプログラムに問題があることが判明しました。

出典：eKカスタム（ターボ車）のエンジンについて｜MITSUBISHI MOTORS JAPAN

この問題により、燃料噴射量や空気量、点火時期の制御が不適切になり、エンジン回転数が低速回転域で低下し、最悪の場合エンストに至る可能性があるとされています。

リコールの対応策として、すべての対象車両のエンジンECUを対策済みのプログラムに書き換える措置が取られました。

さらに、エンジンECUの変更に伴い、CVT ECU（無段変速機の制御ユニット）もプログラムの書き換えが必要とされました。

このリコールは、エンジンの安定した動作を確保するための重要なものであり、中古車を購入する際には、リコール対応済みであるかどうかを確認することが推奨されます。

eKカスタムターボの欠点と賢い選び方

eKカスタムターボは、軽自動車ながらパワフルな走行性能を持ち、多くの特徴を兼ね備えています。

しかし、その特性を理解し、自分のライフスタイルや利用目的に合った選び方をすることが重要です。

では、どんな人に向いているのでしょうか？以下でその特徴を紹介します。

eKカスタムターボが向いている人

eKカスタムターボは、軽自動車ながらパワフルな走行性能を備えたモデルです。

しかし、すべての人に最適とは限らず、ライフスタイルや用途によって向き不向きがあります。

ここでは、どのような人にeKカスタムターボが適しているのかを詳しく解説します。

走りの良さを求める人

eKカスタムターボは、ターボエンジンを搭載しており、軽自動車でありながら力強い加速性能を持っています。

そのため、街中での快適な走行だけでなく、少し力強い走りを求める人に向いています。

特に、坂道や高速道路での走行時に、エンジンの力強さを実感できるので、走りの良さを重視する人におすすめです。

小回りを重視する人

eKカスタムターボは、軽自動車としては十分な小回り性能を誇ります。

車体サイズがコンパクトで、狭い道や駐車場での取り回しが非常に楽に行えます。

そのため、都市部での運転が多い人や、駐車スペースが狭い場所で車を使うことが多い人に向いています。

取り回しの良さを求める人には最適な選択です。

高速道路をよく使う人

高速道路を頻繁に利用する人にとって、eKカスタムターボは安定した走行性能を提供します。

ターボエンジンの力強さにより、高速道路での合流や追い越しもスムーズに行えます。

軽自動車の中でも高い走行性能を持っているため、長距離ドライブや高速移動が多い人に適しています。

パワーと快適さを両立したい人

eKカスタムターボは、パワフルなエンジンと、比較的快適な走行性能を両立しています。

特に、ターボエンジンを搭載しているため、加速力やエンジンのレスポンスが非常に良好です。

普段使いの快適さと、時にはスポーティな走行性能も求める人にとって、満足度の高い選択肢となります。

維持費を気にしすぎない人

eKカスタムターボは、燃費性能は良好ですが、ターボエンジンを搭載しているため、維持費は多少高めです。

特に、車検や修理時にかかる費用なども考慮する必要があります。

しかし、その性能を享受するために、ある程度維持費を気にしない人には向いている車です。

ターボの欠点を克服する方法

eKカスタムターボは、走行性能が優れている一方で、燃費や乗り心地の面でいくつかの欠点があります。

しかし、適切な工夫をすることで、これらのデメリットを最小限に抑えることが可能です。

以下に、ターボ車の欠点を克服するための具体的な方法を紹介します。

エコ運転モードを活用

eKカスタムターボにはエコ運転モードが搭載されており、これを活用することで燃費の向上が期待できます。

エコモードでは、アクセルの反応が穏やかになり、エンジンの回転数を抑えることで燃料消費を抑える仕組みになっています。

特に、街乗りや渋滞時など、頻繁に停車・発進を繰り返す場面では、エコモードを積極的に活用すると効率的です。

タイヤの空気圧を適正に保つ

タイヤの空気圧が適正でないと、走行抵抗が増えて燃費が悪化したり、乗り心地が悪くなったりする原因になります。

特に、空気圧が低すぎると転がり抵抗が増え、エンジンの負担が大きくなってしまいます。

逆に高すぎると路面からの衝撃を受けやすくなり、乗り心地が悪化することもあります。

定期的にタイヤの空気圧を確認し、メーカー推奨の範囲内に調整することで、燃費の改善や快適な走行が可能になります。

オイル交換を怠らない

ターボ車はエンジンに負荷がかかりやすいため、エンジンオイルの劣化が早い傾向にあります。

オイルの劣化が進むと、エンジン内部の潤滑が不十分になり、燃費の悪化やエンジンの寿命を縮める原因になります。

特に、ターボエンジンは高温になりやすいため、適切なタイミングでのオイル交換が重要です。

メーカー推奨の交換時期を守ることはもちろん、走行距離が多い場合は、早めの交換を心掛けると良いでしょう。

サスペンションの調整や交換

eKカスタムターボは、スポーティな走行性能を重視した設計のため、乗り心地がやや硬めになっています。

この乗り心地の硬さが気になる場合、サスペンションの調整や交換を検討するとよいでしょう。

純正のショックアブソーバーから、より柔らかめの社外品に交換することで、衝撃の吸収性を向上させることができます。

また、エアサスペンションなどの導入も選択肢の一つです。

シートアレンジを工夫

eKカスタムターボは、後部座席が狭めであるため、長時間のドライブでは快適性が損なわれることがあります。

そのため、シートアレンジを工夫することで、快適性を向上させることが可能です。

例えば、リクライニング機能を活用して座席の角度を調整したり、クッションを追加して座り心地を改善したりするとよいでしょう。

また、ヘッドレストの位置を適切に調整することで、首や背中への負担を軽減することもできます。

欠点を補うカスタムパーツ

eKカスタムターボには、燃費の悪さや乗り心地の硬さ、静粛性の低さといった欠点があります。

しかし、適切なカスタムパーツを取り入れることで、これらの問題をある程度改善することが可能です。

ここでは、特に効果的なカスタムパーツを紹介します。

エアクリーナー

エアクリーナーは、エンジンに供給される空気の質を向上させるパーツです。

純正のエアクリーナーから高性能フィルターに交換することで、吸気効率が向上し、燃費の改善やレスポンスの向上が期待できます。

また、エアクリーナーの交換は比較的手軽にできるカスタマイズのひとつで、コストパフォーマンスも良いのが特徴です。

シートカバー

eKカスタムターボは、長時間の運転ではシートの座り心地が気になることがあります。

特に、純正シートのクッション性が物足りないと感じる場合、厚みのあるシートカバーを装着することで、乗り心地の改善が可能です。

また、汚れや傷からシートを守る効果もあり、車内の清潔感を保つのにも役立ちます。

デザインのバリエーションも豊富なので、車内の雰囲気を変えたい人にもおすすめです。

フロアマット

フロアマットは、車内の快適性を向上させるだけでなく、防音効果も期待できるアイテムです。

純正のマットよりも厚みのあるタイプや、防音性に優れた素材を使用したフロアマットに交換することで、ロードノイズを軽減し、静粛性を向上させることができます。

また、防水性の高いフロアマットを選べば、雨の日やアウトドアでの使用時にも安心です。

アルミホイール

アルミホイールは、軽量なものに交換することで燃費の向上や走行性能の改善につながります。

特に、軽量ホイールを装着することで、バネ下重量が軽くなり、ハンドリングの向上や乗り心地の改善が期待できます。

また、デザインのバリエーションも豊富で、見た目のカスタマイズにも大きく貢献します。

スポーティなデザインのホイールを選べば、よりスタイリッシュな外観を演出することも可能です。

ルームランプ

純正のルームランプは暗めに設定されていることが多く、夜間の車内の視認性が悪く感じることがあります。

LEDタイプのルームランプに交換することで、車内を明るくし、視認性を向上させることができます。

また、LEDは消費電力が少なく、寿命が長いため、メンテナンスの手間も軽減できます。

色温度の違いで雰囲気を変えることもできるため、車内のカスタマイズを楽しみたい人にもおすすめです。

ターボの中古を購入する際の注意点

eKカスタムターボの中古車を購入する際は、通常の車以上にチェックすべきポイントがあります。

特に、ターボ車はエンジンや足回りの状態が走行性能に大きく影響するため、慎重な確認が必要です。

ここでは、後悔しないための重要なチェックポイントを紹介します。

走行距離の確認

走行距離は車の使用状況を判断する重要な指標です。

eKカスタムターボのような軽自動車のターボモデルは、一般的にエンジンに負荷がかかりやすいため、10万kmを超えている場合は慎重に検討する必要があります。

もちろん、走行距離が多くても適切なメンテナンスがされていれば問題ないこともありますが、エンジンやターボの劣化が進んでいる可能性が高いため、実際に試乗して違和感がないかを確認しましょう。

内外装の傷やサビ

車の見た目だけでなく、ボディの状態も重要なポイントです。

特に、ボディ下部やホイールアーチ周辺にはサビが発生しやすいため、念入りにチェックしましょう。

サビが進行していると修理が難しくなるため、購入後のトラブルを避けるためにも注意が必要です。

また、内装についてもシートのへたりやダッシュボードの傷、天井のシミなどを確認し、快適に乗れるかどうかを判断しましょう。

ターボエンジンの状態

ターボエンジンは、通常のエンジンよりも高回転域での負荷が大きく、経年劣化が進みやすい部分です。

異音がしないか、加速時にスムーズにパワーが出るか、排気ガスに異常がないかなどを確認しましょう。

特に、白煙や黒煙が出る場合はオイル消費が激しい可能性があり、修理費用がかかるリスクがあります。

試乗できる場合は、アクセルを踏み込んだ際のターボの反応もチェックするとよいでしょう。

サスペンションと足回り

eKカスタムターボは、走りの良さが特徴の一つですが、その分サスペンションや足回りの消耗が激しい場合があります。

ショックアブソーバーがへたっていると、乗り心地が悪くなり、カーブ時の安定性も損なわれます。

また、タイヤの摩耗具合やホイールの歪みも確認し、安全に走行できる状態かどうかを見極めることが重要です。

足回りの異音や振動がある場合は、修理が必要になる可能性があるため、注意が必要です。

整備記録簿の確認

整備記録簿は、その車がどのようなメンテナンスを受けてきたかを知るための大切な資料です。

オイル交換やタイミングベルトの交換履歴、リコール対応の有無などを確認し、適切なメンテナンスが施されているかをチェックしましょう。

特に、ターボ車はオイル管理が重要なため、オイル交換が適切に行われているかを確認することで、エンジンの状態を推測することができます。

記録が不十分な場合は、購入後にトラブルが発生するリスクがあるため、慎重に判断しましょう。

eKカスタムターボの試乗体験談

中古車販売店でeKカスタムターボを試乗する機会がありました。

以前からターボ付きの軽自動車に興味があり、特にeKカスタムターボの加速感がどの程度なのかを確かめたかったので、ワクワクしながら運転席に座りました。

まず、エンジンをかけるとターボ車特有の低い音が響き、軽自動車とは思えない力強さを感じました。

アクセルを踏み込むと、軽快にスピードが乗り、ターボがしっかり働いていることがわかります。

街乗りでは十分すぎるほどの加速力で、合流や追い越しもスムーズにこなせそうです。

ただ、アクセルを強めに踏むとエンジン音が大きくなり、静粛性はそれほど高くないと感じました。

乗り心地に関しては、やや硬めのサスペンションが印象的でした。

舗装の悪い道路では少し突き上げ感がありましたが、その分、高速道路では安定感がありそうです。

後部座席にも座ってみましたが、広さは標準的で、大人が長時間乗ると少し窮屈に感じるかもしれません。

全体的に、eKカスタムターボは街乗りだけでなく、高速道路でも活躍できるポテンシャルを持った車だと感じました。

ターボの恩恵をしっかり受けたい人には、魅力的な選択肢になりそうです。

eKカスタムターボの欠点を総括

記事のポイントをまとめます。

• eKカスタムターボはパワフルだが、燃費が悪く維持費が高い
• 乗り心地は硬めで、長距離移動では疲れやすいと感じることがある
• 後部座席が狭く、大人が乗ると長時間の移動は窮屈に感じる
• 走行音が大きめで、特に高速道路ではエンジン音が気になる
• エンブレムやインストルメントパネルでターボモデルを見分けられる
• 走行性能は高いが、燃費や維持費を気にする人には向かない
• リコール歴があり、エンジン制御プログラムの問題が指摘されている
• 欠点を補うためのカスタムパーツが豊富に販売されている
• 中古購入時はターボエンジンの状態や整備記録を確認するのが重要
• 高速走行が多い人や走りの良さを求める人には適した選択肢となる